更新日:2010年2月2日
ワーク・ライフ・バランスとは、「仕事」と子育てや親の介護、地域活動等の「仕事以外の生活」との調和がとれ、その両方が充実し、良い影響を与え合っている状態をいいます。
「仕事と仕事以外の生活の割合が5対5」ではなく、人によって、「今は仕事に熱中したい(仕事9 対 それ以外の生活1)けれど、数年後は地域活動やボランティア活動に力を入れたい(仕事6 対 それ以外の生活4)」、「今は子育て中なので育児に手がかかる(仕事5 対 それ以外の生活5)けれど、数年後は資格を取って仕事もバリバリやりたい(仕事8 対 それ以外の生活2)」というように、自分のライフステージや希望に合わせて仕事とそれ以外の生活の調和を図ることをいいます。
ワーク・ライフ・バランスの推進は、「希望する生活を実現する」「仕事以外の家庭や地域での役割を果たす」「長期的な視点で自己啓発に努める」ために必要なものです。従業員一人ひとりが職場のマネジメント改革の担い手として、目的意識を持って取り組むことが大切です。
自分自身のキャリア・ライフ・デザインを明確にしておきましょう
- 仕事以外の時間を有益に活用するためには、各人が自分のキャリアプランをしっかりと考えることが重要です。男女とも、結婚や出産といったライフイベントを含めたライフプランを設計していく必要があります。
- 近年、能力開発は企業ではなく個人の責任と考える企業も増えています。転職など雇用の流動化も進んでおり、職場の外に目を向け、自ら能力開発する時間を確保するなど、生活を楽しみつつ、スキルアップや付加価値を向上させることが必要です。
タイム・マネジメント(時間管理)をしっかり行いましょう
育児や介護、自身の成長や休養のための時間を創出するため、仕事の生産性を高めてメリハリをつけましょう。そのためには、業務時間を見積もり、テキパキと効率よく仕事を行えるよう、タイム・マネジメントのスキルを身につけましょう。
上司や同僚とコミュニケーションを円滑にしておきましょう
- 特に自分が育児や介護などの理由で制約ある働き方をしている場合、上司や同僚のサポートが不可欠です。自分で無理をして抱えこまずに、周囲がサポートしやすいように仕事の進捗状況の報告や、「仕事の見える化」に努め、必要な時は助けを求めましょう。
- 互いのワーク・ライフ・バランスを尊重し、周囲への感謝の気持ちも忘れずに。
目標設定・評価制度の理解を深めましょう
自分に与えられた目標の重要度や評価の仕組みの意味を理解しましょう。長い目で自分のキャリアプランを描きながら、必要なときにワーク・ライフ・バランスの制度(育児休業、介護休暇制度など)を利用できるよう、自己管理能力を向上させていくことも大切です。育児休業や短時間勤務等の利用で、他の人よりもキャリアが遅れたとしても、昇進・昇任をあきらめることなく、自分なりのキャリアプランを立て、ステップアップしていきましょう。
(東京都発行「ワーク・ライフ・バランス実践プログラム」より抜粋)
ワーク・ライフ・バランスに関する情報サイト
財団法人21世紀職業財団 仕事と生活の両立 ワーク・ライフ・バランスの実現