更新日:2009年8月17日
仕事も生活も大切にしたい私たちにとって、心身ともに健康であることが大切です。
しかし、実際は、仕事や家事・育児に追われ、危険信号を見逃したり、自分の健康管理を後回しにしたりしていませんか?
昨年、目黒区男女平等・共同参画センターで行われた講座で、ワーク・ライフ・バランスを図るために欠かせない、女性の健康に関する情報を、医学博士荒木葉子先生に教えていただきました。
キャリアづくりの3原則
キャリアづくりを考える上で必要なことは、なりたいものやほしいものが明確であること、家族や仲間などネットワークがあること、心身ともに健康であること、です。
その中でも、心身ともに健康であることは、必須条件です。女性のこころとからだの健康について、しっかりと知識を身につけましょう。
女性の健康リスクを知る
女性の健康には、女性ホルモンが大きく影響しています。20代から40代半ば頃まで分泌量の多い女性ホルモンは、40歳代後半で急激に減少します。
この時期、女性は子どもを出産するタイミングや、仕事と子育ての両立など、葛藤が生じます。
年代別の健康リスク
20歳から35歳は、月経や妊娠・出産など、リプロダクティブ・ヘルスに関するものが多いです。子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルスによるがんなので、この年代でも注意が必要です。健診を受けましょう。
20歳から35歳は、月経や妊娠・出産など、リプロダクティブ・ヘルスに関するものが多いです。子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルスによるがんなので、この年代でも注意が必要です。健診を受けましょう。
35歳から45歳では、不妊の相談が増えています。女性は、生まれたときに卵子を200万個持っていますが、年齢とともに減少し、35歳を過ぎると2万個程度になります。不妊治療の成功率も低下してきます。仕事と家庭の両立にもっとも悩む年代です。
45歳から55歳では、卵巣機能の衰えとともに、ほてりや発汗など更年期症状が現れてきます。内科、精神科疾患が隠れていることも多いので、女性外来等の受診を考えてみると良いでしょう。
また、甲状腺の病気も中高年に多く、男性に比べて女性のほうが8倍も多いことが特徴です。
まとめ
女性と男性の大きな違いは、女性ホルモン、そして、妊娠・出産、育児や家事の多くを女性が担うことです。
女性ホルモンは血管や骨を守り、心身を若々しく元気に保つ大事なホルモンです。バランスの良い食事や、運動を積極的にとり、たばこには毅然とノー!と言い、十分な睡眠をとり、楽しい人間関係(パートナー、子ども、親、地域の方々など)を構築し、長いスパンであなたらしいワーク・ライフ・バランスを作ってください。
(情報誌「ワークライフばらんす」VOL4から抜粋)
平成20年6月27日開催、男女平等・共同参画センター講座から
(情報誌「ワークライフばらんす」VOL4から抜粋)
- テーマ 「もっと知ろうよ!自分のからだ」
- 講師 荒木葉子氏(荒木労働衛生コンサルタント事務所所長、医学博士)