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水害の発生しやすい季節に備えて! 目黒区総合水防訓練を実施(令和元年5月12日)

更新日:2019年5月15日

5月12日(日曜日)午前9時30分から、目黒区立中目黒公園(所在地:目黒区中目黒二丁目3番14号)において、令和元年度目黒区総合水防訓練が行われた。

この訓練は目黒区地域防災計画に基づく防災訓練の一環として、水害が発生しやすい季節を前に、予想される風水害に即応できる実践的な水防技術と情報通信技術の向上を図り、「自助」「共助」「公助」の取り組みを推進するとともに、区民と防災関係行政機関が連携、協力をして緊急事態に円滑に対応できることを目的として訓練が実施された。


関係機関が連携して積み土のう工法を実施

今回の訓練では、台風の接近に伴い、本州南岸沿いに停滞していた梅雨前線が刺激され、東海・関東地方一帯にかけて強い雨が降り続けており、気象庁が午前8時に大雨警報を発令。降り始めからの雨量は、関東地方南部の平野部で200ミリメートル、北部・西部の山沿いでは350ミリメートルに達している。同日9時20分、目黒区では、目黒川の急激な増水により警戒水位へ達する見込みであり、雨水の流入やマンホールからの水の吹き上げにより、家屋やビルなどへ浸水の危険が生じているという状況を想定。会場の中目黒公園には模擬の目黒川やビル、倒木などが用意され、目黒区・目黒消防署・目黒消防団・目黒警察署・碑文谷警察署・東京都下水道局などの防災関係機関や、地元の町会、区民など約650人が集まった。


下目黒一丁目町会防災部による排水訓練

訓練では、目黒川の水量が避難判断水域に達したことによる消防署水防指揮隊等の出場、水のあふれ対策の効果的な工法の紹介、道路障害物除去、要救助者救出、浸水建物排水活動が行われた。また、区民と共に、目黒消防署災害時支援ボランティアや目黒消防団、区役所職員の指導による、土のうやごみ袋・ダンボールなど身の回りの物を使った建物浸水防止工法も行われ、参加者は真剣な表情で説明に耳を傾け、実践に取り組んでいた。


プランターや段ボールなどを活用した浸水防止工法


警察署と中二北町会防災隊による自動車移動訓練

水防管理者である青木英二目黒区長は、「昨年は7月に西日本で大変な水害があり、237名という尊い命が奪われております。目黒区でも岡山県からの要請を受け、最も被害の激しかった倉敷市真備町に職員を派遣いたしました。さて、目黒区では昨年度に指定された土砂災害警戒区域や、昨年末に東京都が公表した新たな浸水予想区域図に基づき、新たな水害ハザードマップを作成いたしました。もう間もなく区内15万7千世帯全ての皆さんにお届けいたしますが、本日、受付でもご用意させていただいておりますので、是非ご確認ください。目黒区では災害時に地域の小中学校、地域避難所38か所に避難していただくことになっていますが、残念ながら今のところ冷暖房の環境が整備されておりませんので、今年度一気に小中学校体育館の冷暖房化に踏み切ることといたしました。令和の時代においても目黒区はこういった訓練を通じて、さらに地域の防災力向上にしっかりとチャレンジしてまいります。」と挨拶を行った。


青木英二目黒区長(左)と原川英俊目黒消防署長(右)

訓練会場を訪れていた方からは、「プランター等身近なものを使ってできるのが意外でおもしろかった」や「せっかくいい取り組みなのだから、若い人や近隣マンションの人にも参加してもらえるといいと思う。」と、感想を述べてくれた。

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