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更新日:2021年6月8日

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目黒区長メッセージ「ワクチン接種状況とコロナ対策の新たな財政措置」(令和3年6月7日)

目黒区長からのビデオメッセージです。

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メッセージ全文

区民の皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
本日は、「新型コロナウイルスワクチンの最新の接種状況」、そして「新型コロナウイルス対策の今後の取り組み、予算措置」について、2つお知らせしたいと思います。

まず、接種についてですけれども、医療従事者への接種については、医師会、薬剤師会、そして歯科医師会の皆さんがた、さらに救急搬送を担っていただいている目黒消防署の皆さん、合わせて約3,500名の皆さんがたに先月30日までに2度の接種が完了しています。そして、65歳以上の皆さんの優先接種、約58,000名のかたがいらっしゃいますが、そのうちの約49.8パーセントに当たる28,865名のかたが接種1回目を終えています。私自身も、1回目の接種は終えています。このパーセントは23区でもトップレベルの数字になっています。また、2回目の接種のかたも8,531名いらっしゃいます。

次に、「基礎疾患のあるかたや高齢者施設などの従事者の皆さんの優先接種」についてですけれども、既に6月5日発行のめぐろ区報でもお知らせをしておりますし、また、ホームページでもお知らせをしておりますけれども、優先接種に該当する基礎疾患をお持ちのかたですとか、該当する施設の従事者の皆さんがたには、6月18日までに事前の申請をお願いしたいと思います。この申請をいただいた方々に今月6月下旬に接種券をお送りいたします。同様に60歳以上64歳以下の皆さんがたにも今月中に接種券をお送りいたします。

また、予約についてですけれども、LINEでの予約がスムーズに対応ができます。先月20日発行のめぐろ区報臨時号の中で、分かりやすく、この予約について区民の皆さんにお知らせをしておりますので、どうぞご利用いただきたいと思います。また、YouTubeでも分かりやすく動画配信しておりますので、こちらもぜひご覧いただきたいと思います。

高齢者の皆さんや基礎疾患のある方々がこのワクチン接種をしていただければ、残念ながら死亡に至るリスク、また、重症になるリスクを大幅に下げられる、そういった効果が期待されています。私は、医師会の皆さん、薬剤師会の皆さん、そして、区内の医療機関の皆さんのお力を借りて職員と共にワクチン接種を着実に進めて28万区民の皆さんの生命、命を守ることにしっかりとチャレンジしていく決意ですので、どうぞよろしくお願いします。

2つ目ですが、今後の新型コロナウイルス対策についてのご報告、予算措置についてのご報告です。私たちは「めぐろ・3S(スリーエス)・アクション2021」として、取り組みを進めています。最初のSは感染拡大に備えるS、2つ目は区民の生活をしっかりと支えるS、そして3つ目は新たな日常生活をしっかりと進めていくS、この3つのSで対応をしています。こういったことを踏まえて、今年度最初の予算では、30億円を計上してワクチン接種の対応や飲食業の皆さんが飛沫防止のために設置したパーテーションへの助成など57項目の予算化をしています。

さらに、今年度初めから今日までの間、例えば、感染拡大の状況にスムーズに対応するために、予備費を活用していく内容を3つ、また、6月17日から始まる第2回目黒区議会定例会に提出を予定している一般会計の補正予算案について説明をさせていただきたいと思います。

まず、1点目の予備費の活用の1つ目は、お子さんを出産されたかたへの応援です。昨年4月27日以前に目黒区に住民票をお持ちの方々に支給をした定額給付金や、今年の1月1日以降に出産をされたご家庭の皆さんがたを応援する東京都の制度、この2つの制度のちょうどはざまにある昨年の4月28日から12月31日までに出産をされたご家庭の皆さんを応援するために、区内の商品券をお送りする事業です。この事業の目的は、新型コロナウイルス感染拡大の中でお子さんを生み育てていかれる世代の皆さんを応援する、そして、感染拡大の中で売り上げ等が大変厳しい状況になっている区内の商店の皆さんがたを応援する、こういったことを含めて目黒区として独自に行っていく事業です。今月の下旬以降に事前のお知らせをし、来月の中旬以降に商品券をお送りいたします。

2つ目の予備費を使った取り組みは、ワクチン接種会場へタクシーをご利用された方々への助成です。区内にお住いの皆さんで、自力で接種会場に行くことが困難な皆さん、そしてご家族による送迎も大変難しい区内の要介護高齢者の皆さんや障害者の皆さんがたに、接種会場までのタクシー代金に相当する助成を行っていくものです。申請に必要な書類等をお送りしますので、区役所にお申し込みをいただければと思います。

3つ目につきましては、区内の介護保険の通所系介護事業所の皆さんがたが、接種を受けられる皆さんがたを接種会場にお連れをしたり、接種会場で介助をしたりする、そういった移送の支援を行って、事業者の皆さんへ助成金を支給させていただきます。これは、23区では目黒区が最初の取り組みとなります。

もう1つは、第2回目黒区議会定例会に提出する補正予算案についてです。2つ内容があります。まず、金額は16億円となり、全体で1,090億円の予算規模になります。1つ目は「キャッシュレス決済によるポイント還元事業」、もう1つは従来から行っている紙ベースの「プレミアム付商品券事業」です。共に2つの目的は感染拡大の中で区民生活をしっかり支える、また売り上げが下がっている商店街の皆さんを支えていく、こういった目的です。キャッシュレス決済、還元率30パーセントのポイント還元事業は、目黒区としては初めての取り組みです。また、紙ベースのプレミアム率30パーセントの商品券の発行を行っていきますけれども、この2つを合わせて、発行総額約22億円、そのうち5億円余がプレミアム率となっております。今後、どういった時期に実施していくか検討中でございますので、分かり次第、皆さまがたにお知らせをさせていただきたいと思います。

最後になりますが、私は職員と共に、この新型コロナウイルス感染拡大という荒波をしっかりと乗り越えて、区民の皆さんの命、生命、暮らしをしっかりと守っていくことにベストを尽くしていく決意ですので、区民の皆さんの一層のご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。

以上、区長青木英二からのお知らせです。

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