更新日:2018年4月3日
目黒川から臭いがするときがあります。臭いのないきれいな川にしてほしいです。
区の回答例
目黒川で発生する臭いの状況について、まず、下水道のしくみからご説明いたします。
区内の下水道の多くは、家庭からの生活排水(汚水)と雨水を同じ下水管で水再生センター(処理場)まで運ぶ「合流式下水道」で整備されています。この合流式下水道は、雨が降り下水管内の水量が増えると、水再生センターでは処理しきれないため、下水を目黒川の護岸に開いている穴(雨水吐)から目黒川へ流す構造となっています。
この下水道の構造上、下水道から目黒川へ流入した汚濁物はヘドロとなって中目黒一丁目の船入場から下流の感潮区間(海の潮の満ち干きの影響をうける区間)に堆積していきます。これが悪臭の原因と考えられます。
次にその対策ですが、
(1)溜まったヘドロを除去する
(2)河床を平らにし、水を流れやすくして汚濁物を溜めない
(3)汚濁物の流入を防ぐ(合流式下水道の改善)
(4)流れる水の量を確保する
などが考えられます。そこで、
(1)の対策として、溜まったヘドロを除去する「しゅんせつ」を毎年行っています。
(2)の対策として、ブルドーザーを用いて川底を均し、水が流れやすくする「河床整正」を毎年行っています。
(3)の対策として、下水道からの汚濁物を目黒川へ流入させないことが有効ですが、この具体策として東京都下水道局では、上目黒一丁目、青葉台一丁目付近で降雨時に汚濁水が目黒川に入らないよう、一時的に貯留する施設を整備しており、その一部が平成24年度から稼動しています。
(4)の対策として、東京都環境局が平成7年より落合水再生センターから下水道の高度処理水を目黒川に導水する、清流復活事業を実施しています。
区では目黒川の水質改善のために、今後も引き続き河床整正やしゅんせつなどに取り組むほか、目黒川流域の世田谷区・品川区とともに、合流式下水道の改善や、計画的なしゅんせつの実施等を河川管理者である東京都へ強く要望していきます。
目黒川の水質改善には、家庭からの排水に油は流さない等、区民一人ひとりのご協力も必要となりますので、今後ともご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
担当
土木工事課 電話番号 03-5722-9775
