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目黒のみち 淡島通りの地蔵尊
「目黒のみち」は、「月刊めぐろ」1972年3月号から1984年2月号の掲載記事を再構成し編集したものです。
目黒のみち 淡島通りの地蔵尊
「なんでも、昔、世田谷に病気が流行したとき、病気にかかったひとりのお年寄りが、このお地蔵様にお参りしようと近くまで来たら、ピタッと病気が治ったという話を姑から聞いたことがありますよ。昔から霊験あらたかで、夕暮れのお地蔵様と呼ばれて親しまれていました」と、この地に住んで43年という黒田さんは語ってくれた。
〆切地蔵
地蔵尊は、国道玉川通りを大坂上で分かれて西へ進む補助52号線、通称淡島通りが世田谷区へ入る地点、駒場2丁目17番にある。「今でも献花・供物が絶えないんですよ。淡島通りの名は、お灸で有名な森巌寺の淡島神杜に通じているところからきたと言われてます」
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