更新日:2014年1月31日

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目黒のみち 環七通り

「目黒のみち」は、「月刊めぐろ」1972年3月号から1984年2月号の掲載記事を再構成し編集したものです。

目黒のみち 環七通り

区内西部を分断するように走る環七通りは、大田区から江戸川区までの11区にまたがり、都道として最大の規模をもつ。現在の総延長は52.5キロメートルで、うち2.4キロメートルが本区を横切っている。

昭和の初めごろからこの道路の整備計画は立てられていたが、本格的な工事は昭和30年代後半から始まった。高度経済成長政策を推進するための産業基盤の整備や、昭和39年10月の東京オリンピック開催が大きな原動力となったのである。

環七通り

環七通りの自動車通行量は1日7万台を超える。貨物自動車は2.8万台にも達し、大型車が全体の3割を越える。このように生活・産業物資を輸送する大動脈として大きな役割を担う環七通りであるが、他方、排気ガス、騒音、振動など、沿道住民の健康・生命にかかわる問題を生み出し、その対策は変らぬ課題である。

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