更新日:2013年9月19日

ページID:2306

ここから本文です。

平成21年第4回定例会 意見書

意見書の表記等は、ホームページ掲載のため、一部変更している場合があります。

防衛省が保管するプルトニウム239に関する意見書

防衛省は、目黒区中目黒二丁目に所在する研究施設において、プルトニウム239を、昭和47年以来保管し続けています。

同物質の保管体制は万全の措置を講じているとのことですが、今後、首都圏直下型地震など不測の事態がいつ発生するか予測ができません。万一のことを考えた場合、そのような物質が身近にあるということは、区民にとって大きな不安であります。

また、非核化を願い平和都市宣言を行った本区にとりまして、そのような物質が区内で保管されているということは、大変遺憾なことであります。

以上のことから、同物質を早期に撤去していただきたく、以下の点について強く要請いたします。

  1. あらゆる方策を積極的に検討し、一刻も早く撤去すること。なお、その際は目黒区と同様の問題を他の地域に転化することのないよう抜本的な解決に繋がるような撤去策を講ずること。
  2. 撤去が完了するまでの間は、より一層安全性の確保に万全を期すこと。

以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。

平成21年11月30日

目黒区議会議長 今井れい子

内閣総理大臣、防衛大臣あて

お問い合わせ

区議会事務局

ファクス:03-5722-9335