更新日:2014年11月6日

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平成26年第2回定例会 意見書

意見書の表記等は、ホームページ掲載のため、一部変更している場合があります。

新空港線早期整備着手に関する意見書

京浜急行電鉄空港線京急蒲田駅と東京急行電鉄多摩川線蒲田駅とを短絡する新空港線(蒲蒲線)は、平成27年までに整備着手することが適当であると運輸政策審議会答申において位置づけられた路線であり、これまで関係自治体や鉄道事業者などの間で検討が行われてきた。

両駅間のわずか800メートルを新空港線で結ぶことにより、今後日本の24時間国際拠点空港としてさらなる機能強化が見込まれる、空の玄関・羽田空港と都心部への公共交通アクセスの利便性が飛躍的に向上することが期待される。

東京都全体の効果を見ると、東急東横線や東京メトロ副都心線等との相互直通運転や、JR線、日比谷線との接続が可能となり、アジアヘッドクォーター特区区域である渋谷・新宿・六本木地域と品川・目黒・自由が丘・新宿三丁目・池袋・大井町など、関係路線地域から羽田空港へ移動時間の短縮、地域間の交流機会の拡大、連携の強化、などその効果は大きく国際都市東京の一層の都市力向上に寄与することが見込まれる。

以上の点から、東京都に於かれては、新空港線の早期着手に向けた主導的な取り組みをお願いすると共に、国土交通省や鉄道事業者への早期着手の働きかけをお願いするものである。

以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

平成26年6月30日
目黒区議会議長 いその弘三
東京都知事あて

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