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地上からの高さ5センチメートルの測定で高い値が出た場合の放射線量低減措置
目黒区は、平成23年11月1日(火曜日)から、これまで行ってきた区立小・中学校、保育園、公園・児童遊園計16施設での定点測定に加え、測定対象施設を基本的に子どもの遊びや学びの場となる校庭・園庭を有する施設に大幅に拡大するとともに、雨どい付近などにまで測定箇所を増やして、空間放射線量の測定を始めました。
測定結果については、こちらをご覧ください。
この結果、学校の雨どい下などで、局所的に放射線量の高い箇所がありました。いずれも文部科学省が定める除染が必要な線量には達していません。これらの箇所は、長時間滞在する箇所ではないこと、放射線量が高いのは極めて狭い範囲であることから、いずれも健康上の問題はないと考えています。
しかし、区では、区民の皆様により安心していただくため、放射線量の低減化措置を図ることにいたしました。直ちに立ち入りを禁止し、大学等関係機関の助言に基づき、汚染された土を剥ぎ取り、遮水性の袋に詰めて土中に埋めるなどの放射線量の低減化措置を図っています。
局所的に高い値が測定された箇所の低減措置
目黒区が対応の目安としているのは地表面から高さ5センチメートルの地点で0.24マイクロシーベルト(1時間あたり)を超える数値が検出された箇所です(平成24年4月1日以降は地表面から高さ5センチメートルの地点で0.23マイクロシーベルト(1時間あたり)を超える数値が検出された箇所)。
これらの箇所については水による洗浄、汚染箇所の人工芝の張替え、落ち葉の回収を行うほか、表土については数センチは剥ぎ取り、専用の遮水性の袋に収納の上、50センチメートルから60センチメートルの深さの穴を掘って袋を埋め込み、その上に土を被せるなど、線量の高い地点に応じて線量を低下させる措置をとりました。これらの措置をとったあとの測定では高い線量は検出されていません。
なお、私立幼稚園については、目黒区が技術的な助言を行い、幼稚園において線量を低下させる措置をとりました。
低減措置のようす(写真)
放射線量を低減させる措置をとった施設
詳細は、次の各ページをご覧ください。
関連するページ
- 放射線モニタリング情報
原子力規制委員会「放射線モニタリング情報」のページへリンクしています。
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