更新日:2022年7月7日
春から秋は、山や川、湖、海など、アウトドアでのレジャーを楽しむ機会が増える季節です。アウトドアレジャーは、開放的で楽しい半面、自然だからこそのリスクがあります。アウトドアでの事故を防ぐためには、自然をよく知り、そのリスクを理解しておきましょう。
山で安全運転するために
山道の交通マナー
- 山道の登りと下りでは「登り」が優先です。対向車と鉢合わせした場合、登りの車を優先してください。
- 後続車に道を譲る勇気を持ちましょう。山道はただでさえ運転に気を使います。山道の運転に不慣れな場合、後続が渋滞してしまったら道を譲りましょう。
山道に入る前に
- 酔い止め薬を常備しておきましょう。坂道やカーブが多い山道では車も揺れやすく、車酔いが起きやすくなります。同乗者や子どものためにも酔い止め薬をあらかじめ飲むか、準備しておきましょう。
- 山間部ではトイレなど、休憩する場所は少ないです。山間部に入る前に休憩をとり、トイレを済ませ、水を飲みましょう。
山道での運転のコツ
- カーブや坂が多いので、車間距離を充分に空け対向車に注意しましょう。
- カーブが多い道ではギアをうまく使い、スピードをコントロールしやすくしましょう。オートマチック車ではドライブレンジ(D)ではなく、2、3のレンジを使いましょう。
- 長い下り坂ではエンジンブレーキを使いましょう。ペダルブレーキを多用しすぎるとフェード現象が起き、ブレーキの効きが悪くなります。
登山を安全に楽しむために
- 知識や経験、体力に応じた安全で楽しい登山を心がけましょう。
- 事前に登山する山をよく調べ、危険箇所を把握しておきましょう。
- メンバーの体力を考え、余裕のある安全な登山計画を立ててましょう。
- 30分から1時間に一度は休憩を取り、急激な体力の消耗を防ぎましょう。
- 歩くときは大人が先に立ち、子どもは後ろからついて来させ、転落等に危険を避けましょう。
- おやつをこまめに取り、エネルギー補給をしましょう。
- 体力のない人や子どものペースに合わせるようにし、無理に進むのは避けましょう。
キャンプ場での事故防止
火災に気を付けよう
- キャンプ場には木や枯れ葉など燃えやすいものがたくさんあります。花火やバーベキューをするときは、火の扱いには特に注意して、消火を完全に行うことと、消火バケツを準備してください。
- 着火剤やカセットコンロは、間違った使い方をすると、大やけどをしたり、火災になったりすることがあります。使用上の注意をよく読んで使用してください。
- テント内で火気を使用すると、一酸化炭素中毒になる危険があります。十分に注意してください。
遭難に気を付けよう
- 山や森林の合間にあるキャンプ場では、子どもだけで散策に行き、崖から転落したり、道に迷ってしまったりする危険性があります。
- 周囲の山道を調べ、危険な場所や行ってはいけない場所を確認しましょう。
- キャンプ場を散策する時は、大人が付き添って、子どもだけにならないようにしてください。
水難事故に気を付けよう
キャンプ場に、川や湖などの水辺がある場合はの注意点は、次のリンクページをお読みください。
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