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大円寺石仏群 東京都指定有形文化財(歴史資料)
大円寺石仏群
指定年月日
昭和45年8月3日
時代・年代
江戸時代 天明(てんめい)期(1781年から1789年)頃
公開の有無
屋外
所在地
下目黒一丁目8番5号 大円寺(だいえんじ)
交通
JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線の目黒駅下車4分
解説
大円寺境内の北東側斜面に安置される石仏群は、左右に文殊・普賢(もんじゅ・ふげん)像を配した釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)を中央にして、十六羅漢(らかん)像、十大弟子像が取り巻き、背後に500基ほどの羅漢(らかん)像が並んでいます。
釈迦如来像に天明(てんめい)元年(1781年)の刻銘があり、多くの像はこれ以降につくられたと思われます。
明暦(めいれき)3年(1657年)の振袖火事、文化(ぶんか)3年(1806年)車町の火事と並び、江戸の三大火事の一つに数えられる明和(めいわ)の江戸大火(行人坂の火事)は、明和(めいわ)9年(1772年)2月に大円寺から出火したものでした。
この大火で亡くなった人々を供養するため、多くの人からの浄財で石仏群が作られたといわれています
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320