トップページ > 文化・スポーツ > 歴史・文化財 > 文化財 > 目黒区にある指定文化財 > 東京都指定文化財 > 歴史資料 > 大円寺石仏群 東京都指定有形文化財(歴史資料)

更新日:2013年9月17日

ページID:2995

ここから本文です。

大円寺石仏群 東京都指定有形文化財(歴史資料)

大円寺石仏群の写真
大円寺石仏群

指定年月日

昭和45年8月3日

時代・年代

江戸時代 天明(てんめい)期(1781年から1789年)頃

公開の有無

屋外

所在地

下目黒一丁目8番5号 大円寺(だいえんじ)

交通

JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線の目黒駅下車4分

解説

大円寺境内の北東側斜面に安置される石仏群は、左右に文殊・普賢(もんじゅ・ふげん)像を配した釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)を中央にして、十六羅漢(らかん)像、十大弟子像が取り巻き、背後に500基ほどの羅漢(らかん)像が並んでいます。
釈迦如来像に天明(てんめい)元年(1781年)の刻銘があり、多くの像はこれ以降につくられたと思われます。

明暦(めいれき)3年(1657年)の振袖火事、文化(ぶんか)3年(1806年)車町の火事と並び、江戸の三大火事の一つに数えられる明和(めいわ)の江戸大火(行人坂の火事)は、明和(めいわ)9年(1772年)2月に大円寺から出火したものでした。

この大火で亡くなった人々を供養するため、多くの人からの浄財で石仏群が作られたといわれています

お問い合わせ

生涯学習課 文化財係