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更新日:2013年9月18日

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目黒雅叙園百段階段 東京都指定有形文化財(建造物)

目黒雅叙園百段階段の写真
目黒雅叙園百段階段

指定年月日

平成21年3月16日

時代・年代

昭和初期

公開の有無

非公開。ただし企画展開催時などに公開(有料)

所在地

目黒区下目黒一丁目8番1号 目黒雅叙園(めぐろがじょえん)内

交通

  • JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線目黒駅下車5分
  • 東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)大鳥神社前バス停又は不動尊参道(ふどうそんさんどう)バス停下車9分

解説

百段階段は、高低差16メートルの傾斜地に雛壇状に建つ平屋1棟、二階建3棟を、まっすぐな99段の屋内階段でつないだ特異な建物で、名の由来となっています。室内の装飾から部屋に名前がついており、壁や天井を描いた画家の名をつけた部屋や、床柱の木彫から名をつけた部屋など7部屋があります。

目黒雅叙園は、昭和6年に本格的な北京料理と日本料理の店として開業しました。限られた人だけの場であった料亭を庶民が気軽に楽しめる場にし、建物を螺鈿細工(らでんざいく)、金銀漆箔(きんぎんしっぱく)、日本画などできらびやかに飾り立てました。

目黒川改修工事と目黒雅叙園再開発計画により、昭和63年(1988年)に大半の建物は解体されましたが、百段階段はそのままの姿で保存されました。

お問い合わせ

生涯学習課 文化財係