更新日:2016年4月1日

ページID:3015

ここから本文です。

目黒不動遺跡

遺跡の概要

概要一覧表
遺跡番号 20
所在地 目黒区下目黒三丁目・下目黒四丁目
立地 台地(目黒台)
主な時代 縄文時代(早期・前期・中期・後期)、弥生時代(後期)
主な遺構 縄文時代 竪穴住居跡
弥生時代 竪穴住居跡
主な遺物 縄文時代 土器、土版
弥生時代 土器、炭化物

目黒不動遺跡の位置図
遺跡の位置図

目黒不動遺跡第2次調査地点出土の土版の写真
目黒不動遺跡第2次調査地点出土の土版

目黒不動遺跡第1次調査地点の弥生時代住居跡の写真
目黒不動遺跡第1次調査地点の弥生時代住居跡

遺跡の解説

目黒不動(めぐろふどう)遺跡は、目黒川と羅漢寺川を望む台地上に立地する遺跡です。
これまでの調査で、縄文時代と弥生時代の竪穴住居跡や土器などが発見されています。
縄文時代中期(約5000年前)の竪穴住居跡は18軒発見されています。このうち、区立不動公園で発見された竪穴住居跡は、調査したのちにそのままの状態で埋め戻しています。また、この遺跡から出土した、まじないに使われたと考えられる土版(どばん)は、都内最古級の資料として注目されています。
弥生時代後期(約2000年前)の竪穴住居跡は、火災を受けていて、出土した炭化物の分析から、クヌギの木が使われていたことが分かりました。また、土器づくりに使うための白色粘土が住居の中から見つかりました。

参考文献・調査報告書

主な参考文献・調査報告書一覧表
編著者名 題名・掲載書誌名 発行者 発行年
目黒不動遺跡調査団 「目黒不動遺跡」 目黒区教育委員会 1983年

お問い合わせ

生涯学習課  文化財係