更新日:2023年10月2日

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チャドクガにご注意

チャドクガ

チャドクガは、毒のある毛虫で、5月から6月頃と8月から9月頃の年2回発生します。


チャドクガ

庭のツバキ、サザンカなどに発生し、幼虫(毛虫)、成虫(ガ)のいずれも毒毛に触れると皮膚炎を起こします。また、卵、抜け殻、死んだ毛虫でもかぶれます。ツバキ、サザンカ、チャなどのツバキ科の植物を植えている方はご注意ください。生垣などに発生した場合は、通行する方が知らずに被害にあうケースもあります。できるだけ早く見つけて、駆除してください。

チャドクガ対策

  • 早期発見、早期駆除です。卵や初期の幼虫(毛虫)は群れでかたまっていますので、この時期に駆除するのが効果的です。成長するにつれ、毛虫は木全体に散らばってしまい、駆除は大変になります。
  • 発生する季節になったら、樹木を点検してください。
  • 樹木を高くしない、枝葉を茂らせすぎないなど日常の樹木の管理も大切です。
  • チャドクガの駆除を行う際は、帽子、眼鏡、長袖、長ズボン、手袋、マスク、首にタオルを巻くなど、できるだけ肌を露出しないような服装で行います。風上から近づくなどの注意も必要です。

卵の段階

  • 葉の裏側などに黄色い毛玉状の卵を密集して産み付けます。
  • 卵にも毒毛がついているので注意が必要です。
  • 卵を見つけたら、葉や枝ごと切り取って除去します。

幼虫(毛虫)の段階

  • ふ化した毛虫は頭を並べて葉を食べます。毛虫が小さい内は集団でいます。
  • できるだけ早く見つけて、葉や枝ごと剪定バサミで切り取り、ビニール袋などに入れてください。(高枝切りバサミが必要な方は、「みどり土木政策課みどりの係(電話番号は03-5722-9359)」で貸し出しています。)
  • 枝を揺らすと、糸を吐いて垂れ下がってくるので注意してください。地面に落ちた毛虫をほうきで掃く場合も、水をかけるなど、毒毛が飛ばないように工夫してください。

成虫(ガ)の段階

  • 大きさ2センチメートルくらいの黄色っぽい蛾。ハネの先に2個の小さい黒い点がある。
  • 家に入ってきたら、濡れ布巾などで捕まえて暴れさせないようにする。
  • 叩いたり、殺虫剤をかけたりするのは、暴れて毒毛が飛び散るので注意。

チャドクガにかぶれた場合の対処方法

  • こすらない・かかない。
  • 毒毛がついたと思われる場所を、セロテープで押さえて除去する。
  • 水道やシャワーで洗い流す。
  • 「虫刺され軟こう(抗ヒスタミン入り)」が効きます。薬局に相談してください。
  • かぶれが広範囲の場合は、皮膚科を受診してください。

個人の敷地内の害虫

保健所では、個人の敷地内の害虫の駆除は行っていません。ご自分で駆除できない方には、駆除業者を紹介しています。

お問い合わせ

生活衛生課 環境衛生係

ファクス:03-5722-9508