更新日:2018年12月27日

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腸管出血性大腸菌による食中毒の原因となる食品

腸管出血性大腸菌による症状が出た場合、その数日前に腸管出血性大腸菌を含む何らかの食品を食べてしまった可能性があります。もし感染してしまった場合には直ちに医療機関を受診し、生に近い食肉などを食べた記憶はないか、同じものを食べた人が感染していないかを確認しましょう。
なお、食品が原因とはならない、人から人への二次感染の場合もあるので注意をしてください。

腸管出血性大腸菌を元々保有している食品

腸管出血性大腸菌は、牛などの動物の腸管に存在しているとの報告があります。そのため、生若しくは加熱不十分な食肉を食べるのは避けましょう。

原因となる食品の例

牛刺し、ユッケなどの生肉、加熱不十分な焼肉やハンバーグ、牛たたき

牛刺しなど牛の生肉(牛たたきを含む)は適切に処理を行い、基準に合致したもののみ食べることが認められています。

食肉等から二次汚染した食品

食肉等を処理したまな板や包丁などの調理器具や調理従事者の手指を介して他の食品を汚染することがあります。家庭での調理は、腸管出血性大腸菌を原因とする食中毒の予防法を参考に、二次汚染しないよう注意しましょう。

原因となる食品の例

全ての食品で二次汚染を受ける可能性があります

その他(過去の食中毒事件事例)

上記以外に、過去の腸管出血性大腸菌による食中毒事件で原因と判明した食品には次のようなものがあります。

野菜とその加工品

サラダ、浅漬けなど

殺菌が不十分な飲用水

殺菌されていない井戸水、沢水など

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508