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更新日:2008年4月1日

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食品衛生 苦情処理事例集 事例7 干し芋にカビが生えている

トレーパック詰めの干し芋を開けてみたら、カビが生えていた


干し芋全体


カビ部分拡大

左の写真は、苦情品の全体の外観です。右の写真は、苦情となった部分のアップです。黄色と緑色に変色した部分が見えます。


緑カビ顕微鏡写真


黄色カビ顕微鏡写真

左の写真は、緑色のカビの部分を400倍に拡大した顕微鏡写真です。右の写真は、黄色いカビの部分を400倍に拡大した顕微鏡写真です。

この商品は、10キログラム入りのダンボール箱で仕入れたものをバックヤードの冷蔵庫で保管し、売れ具合に応じて十数パックずつ小分け包装しながら室温で販売していました。

「干し芋」ということで、店側は日持ちすると考えていましたが、カビの繁殖には適した水分が残っている状態でした。さらに、小分けすることで酸素が供給され、室温に置かれたことでカビが生えたと考えられます。

このことから、店に対して、

  • 販売は冷蔵ショーケースで行うこと。
  • 一回のパック数を減らすこと。
  • 商品管理を充分に行うこと。

等の指導を行い、改善されました。

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508