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更新日:2009年6月1日

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食品衛生 届出・相談事例集 事例1 「岩のり」を買ったら小さな貝がたくさん付着!!

「岩のり」の袋の中に小さな貝がたくさん入っているが害はないのか?

袋入りの乾燥岩のりです

袋に入った岩のりの写真

小さな貝が岩のりにしっかり付着しています。

貝のついた岩のりの写真

たくさんの小さい貝が

2ミリメートルから4ミリメートルほどの、たくさんの貝が出てきました。

たくさんの小さい貝の写真

拡大すると…

ムラサキイガイの稚貝でした。

貝の拡大写真

90個以上も発見

乾燥「岩のり」を購入しみそ汁の具にしたところ、みそ汁の中に小さな貝がたくさん入っているのに気づき、害がある貝ではないかと心配して保健所に届出られました。

保健所で確認すると、5グラムほどの岩のりの一部から、90個以上の稚貝が出てきました。

「岩のり」(正式には、あまのり)を採集するときに付着していた稚貝が、原産地での異物除去や乾燥・袋詰めを行う工場での品質検査で、岩のりと稚貝の色が似ているうえに金属探知機でも反応しない異物のため、除去しきれなかったのが原因となりました。

混入していたムラサキイガイは食べてもまったく害はなく、健康上の問題はありませんが、これほど多くの稚貝が混入したことが、保健所への届出の原因となってしまいました。

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508