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更新日:2009年6月1日

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食品衛生 届出・相談事例集 事例4 干し芋の表面に「白い斑点」が付いている!

干し芋の表面に白い斑点が付いているがカビではないか?

干し芋を保管していたところ…

表面が「白い斑点のようなもの」で覆われてしまいました。カビではないかと心配になります。

干しイモ外観の写真

顕微鏡で拡大して見ると

「白い斑点のようなもの」は、結晶状の物質でした。どうやら、カビではなさそうです。

干しイモの顕微鏡写真

食べられるの?

干し芋の表面を顕微鏡でくまなく観察しても、結晶状の塊があるのみでカビの胞子は確認されませんでした。保管中に干し芋がさらに乾燥して、内部の糖分が表面で結晶となったものでした。もちろん、食べても問題はありません。

この事例は、カビではありませんでしたが、干し芋も商品によって乾燥の度合いもまちまちです。そのため、カビの発生しやすさも商品によって異なります。

また、この事例の届出は1月で、気温が低くカビの発生しにくい季節でもありました。カビの発生は温度条件に左右されます。

最近では、乾燥を弱めて軟らかく仕上げ、カビの発生を防止するため、開封後は冷蔵庫で保管するように表示しているものもあります。干し芋のような比較的長持ちする食品でも、表示にある保存方法を守り、期限内に消費することが大切です。

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