更新日:2008年12月12日

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猫の適正飼養ガイドライン 飼い猫編

猫のトラブルや被害は、屋外を自由に行動することに原因があると言えます。自分の飼い猫を屋外に放つことは、近隣の迷惑を考えない、自分本位の身勝手な行為と言わざるを得ません。

また、猫を終生飼育しないで途中で捨てることも、近隣とのトラブルを増加させるだけでなく、人々から嫌われエサもろくにもらえない不幸な猫を生み出すことになります。

もう一度、自分のマナーを見直してみましょう。もしかしたら、あなたとあなたの猫は近所の嫌われ者になっていませんか。

猫を飼うときのマナー

動物が苦手、嫌いでなくても近寄れない人がいることを認識しましょう

あなたの近所にも猫の嫌いな人はいます。嫌いでなくても、アレルギー等で動物に近寄れない、触れられない人もいるはずです。

都会では、お隣同士が密接しています。ご近所への配慮やコミュニケーションを怠らないようにしましょう。

飼い主は、猫の本能、習性、行動などを正しく理解し学びましょう

飼い主が、その動物の習性等を勉強するのは当然の義務と言えます。猫にとってごく当たり前の自然な行動が、あなたの住む地域では迷惑な行為になっているかも知れません。

猫は屋内飼育が基準です

都会では、様々な価値観の人々が密接して暮らしています。飼い主にどのような理由があるにせよ、猫を屋外に放すべきではありません。都会では、猫の屋内飼育はもはや常識と言ってもよいでしょう。

猫は、屋内飼育しても問題のない動物です。環境省の「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」でも、猫の屋内飼育を指導しています。正しい知識を学び工夫すれば、屋内飼育は可能です。

自分の飼い猫には識別ができるよう工夫をしましょう

万一屋内から逃げ出してしまったとき、あなたの大切な猫がすぐに発見されるのにきっと役に立ちます。首輪等は安全なものを選びましょう。また、マイクロチップ等もあるので、動物病院に相談するのもよいでしょう。

必ず不妊・去勢手術を行いましょう

猫はとても繁殖力のある動物です。自宅で繁殖させる計画でもない限り、必ず不妊・去勢手術を行いましょう。

終生飼育は基本中の基本です。飼う前に、10年先を考えましょう

きちんと飼えば、猫は10年は生きます。「10年後も飼い続けていられるか」10年後の猫と10年後のあなたのことを考えてから飼いましょう。

動物を捨てることは、「動物の愛護及び管理に関する法律」で禁止されています。終生飼育は飼い主の責務です。

困ったことがあれば、動物病院(獣医師)に相談してみましょう。

動物病院(獣医師)はあなたのよきパートナーです。健康面はもちろんですが、飼い方についてもわからないことがあったら相談してみましょう。

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508