更新日:2023年9月12日

ページID:3386

ここから本文です。

ペットの防災

災害が発生すると、人間だけでなく、飼育されているペットも被災します。
あなたとあなたの大切なペットを守るために、十分な備えと対策をしておきましょう。

災害が起きたら

震災で家屋の倒壊や焼失、浸水などによりペットを自宅で待機させることが困難な場合、目黒区の地域避難所ではペットを連れて避難する同行避難を受け入れることにしています。
避難所では、人の居住場所と動物の飼育場所は分けて生活します。ペットの安全と逃げださない措置が確保できる場合は、自宅で待機させることも考えましょう。
同行避難とは、飼い主とペットが同じ部屋で過ごすことや同居することを指すものではありませんので、ご注意ください。

受入れ対象の動物

地域避難所で受け入れることができる動物

犬、猫、ウサギ、小鳥、ハムスター等の小動物。
同行避難の際は、ケージやキャリーバックに入れるか、犬の場合はリードやハーネス等を装着してください。


同行避難のイメージ

地域避難所で受け入れることができない動物

タカ、ワニ、オオトカゲ、ニシキヘビ等の人に危害を与えるおそれのある危険動物(特定動物(注記))、大型動物。
これらの動物は日ごろから災害時における飼育方法を考えておくことや、受入れ先を探しておきましょう。
(注記)特定動物とは、飼育の許可が必要で、飼い主が守らなければならない施設構造や管理方法の基準が定められています。

災害の備えと心がけ

防災用品の準備

すぐに持ち出せる場所に保管しておきましょう。避難時に持っていくものと後で取りに行くものを決めておくと、避難を円滑に行うことができます。

  • ケージ、キャリーバック(避難所で動物はケージ等の中で生活します)
  • ペットフードと水(5日分以上)
  • 常備薬、療法食
  • 食器、トイレ用品、ブラシ、タオル、ガムテープ等の小物類
  • 首輪、リード、ハーネス
  • 飼い主と一緒に写っているペットの写真
  • 健康記録

しつけと健康管理

避難所での共同生活では、ペット自身の体調はもちろんのこと、周囲への配慮も欠かせません。日ごろからしつけと健康管理に努めましょう。

(1)しつけ

  • ケージやキャリーバックを嫌がらないよう、慣れさせておく。
  • 決められた場所でトイレができるようにしておく。
  • 飼い主以外の人や動物を怖がらない、攻撃的にならないようにしておく。
  • ペットの身体のどこでも触れるようにしておく。
  • (犬の場合)「待て」「伏せ」等、基本的な号令に従うようにしておく。
  • (犬の場合)無駄吠えをしないようにしておく。

(2)健康管理

  • 各種ワクチン接種やノミ・ダニの駆除をしておく。
  • 定期的なトリミング、シャンプー、ブラッシング等で清潔さを保つ。
  • 服薬の状況等を随時記録しておく。
  • (犬の場合)毎年度の狂犬病予防注射を済ませておく。

身元表示

離れ離れになっても、ペットが飼い主の元へ戻れるようにしておきましょう。

  • 飼い主の連絡先を書いた迷子札、マイクロチップを装着する。
  • (犬の場合)鑑札、今年度の狂犬病予防注射済票を装着する。

防災訓練に積極的に参加しましょう

毎年9月に開催される総合防災訓練には、ペット同行避難の体験コーナーを設けています。実際にペットをケージに入れ、飼い主が離れてみることで、不慣れな環境でペットがどのような反応や行動をするのか確認してみましょう。


ペット同行避難訓練コーナー


ペット同行避難訓練の様子

パンフレット・手引き

ダウンロードしてご活用ください。実物をご希望の方は生活衛生課の窓口までお越しください。
また、(1)と(3)は碑文谷保健センター・地区サービス事務所(東部を除く)にも置いています。

(1)ペットとわたしの防災ハンドブック(PDF:4,676KB)

ペットの飼い主向け(両面印刷をすると冊子になります)

(2)ペット防災の手引き(PDF:1,490KB)

地域避難所運営者向け

(3)ペット防災の手引き(概要版)(PDF:891KB)

地域避難所運営者向け(ペット防災の手引きの概要版になります)

ペット防災に関する動画のご案内

上記の内容を動画にしたものになります。ぜひご視聴ください。

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508