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ご飯のおいしい食べ方
ご飯のおいしい炊きかた
その1 研ぐ
お米を研ぐのは、お米のまわりについたヌカやヨゴレを取るためです。すすぎを手早く!のんびり研いでると水に溶けたヌカがお米に付いてしまいヌカ臭いご飯になってしまいます。きれいな水を入れ、2、3回手早くかきまわして水を捨てます。
2回目も同様に。それから手のひらを使い押すようにお米を研く。何回か水を入れ替え動作を続ける。水が澄むまで行うが米3カップ程度で2分から3分が目安です。精米技術が進んだ今は、それほど力を入れて研ぐ必要はありません。
その2 浸す
研ぎ終わったらお米を水に浸します。お米の芯までたっぷりと水を浸透させてから火にかけなければなりません。浸す時間が長すぎても短すぎてもダメです。
長時間水に浸けすぎるとお米が水分を吸いすぎて、ベトついてしまいます。短時間でもふっくらせず、芯が有ったり硬く炊き上がります。冬場なら1時間から2時間。夏場は30分から40分。夏は水が生温いので氷のかけらを入れるなどして、溶けた氷の水分も考えてください。
その3 水かげん
炊飯器に付いているカップやお釜の目盛を基本に使用下さい。カップや目盛の無いお釜は一度炊いて自分なりの目安を覚えてください。
その4 蒸らす
二度炊きで保温も出来る炊飯器なら、自動的に蒸らしてくれますが、一度炊きの炊飯器なら炊けたあと、蓋を取らずに蒸らすことが必要です。蒸らす時間は10分から15分程度。蒸らしすぎてもご飯がベトつくので注意してください。
蒸らし終わったら、しゃもじで内釜にそって、ご飯を切るように返す。手早く混ぜ余分な水分を飛ばします。味を均一化するためです。
お行儀の悪い箸使い
各家庭で、お子様にお母さん・お父さんが食事などのときに、次のような「お行儀の悪いお箸使い」をしないよう教えてあげてください。
- ねぶり箸… お箸をペチャペチャ舐める。
- 拾い箸… 一つの物を二人同時にはしで摘む。
- さぐり箸… どんぶりや器の中の品物をお箸で好物を探す。
- とんとん箸… お箸を立てて上下にテーブルに打ちつける。
- せせり箸… お箸を咥える。
- かきこみ箸 口の中にご飯やおかずなどを口いっぱいにかきむ。
- 涙箸 汁のついた食べ物を箸で摘みながら、ぽたぽたと汁をたらす。
- 刺し箸 摘むのが面倒で、食べ物を箸で刺す。
- 寄せ箸 テーブルの向こうにあっても箸で手前に引き寄せてはいけません。
お米の保存方法
夏場などは冷蔵庫での保管が良いです。但し乾燥しますので、密封性の有る容器に入れ、冷蔵庫での保存とはいえ1週間から2週間で食べきりましょう。早ければ早いほど良いです。
参考資料
- 日本テレビ・ジパング、思いっきりテレビより。「知っとく、なっとく、役に立つ お米の話し」飯学校給食推進中央委員会)
- おいしいお米 いつも いつまでも(食糧庁、財団法人全国米穀協会)
- 全国オリジナルごはんの本(JA全中(全国農業共同組合中央会))
- 朝ごはんで毎日元気(社団法人 日本米穀小売振興会・日本米穀小売商業組合連合会)
お問い合わせ
産業経済・消費生活課 商店街振興係
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