更新日:2019年4月1日
国土交通大臣賞やグッドデザイン賞など各賞を受賞
平成25年3月30日の開園以来、全国初のジャンクション屋上の公園として新聞やTVで多く取り上げられ、関東近県からも多くの来園者でにぎわう目黒天空庭園及びオーパス夢ひろばが、国土交通大臣賞や2013グッドデザイン賞など各賞を受賞しまた。
目黒天空庭園・オーパス夢ひろば(空撮)
土木学会デザイン賞2015
受賞内容
土木学会デザイン賞 2015 (優秀賞)
受賞対象
大橋ジャンクション
受賞団体
- 目黒区
- 東京都都市整備局
- 首都高速道路株式会社
- 他、大橋ジャンクションのデザインに関わった関係者4名
受賞理由の概要
ジャンクション壁面に施したオオイタビなどによる“街並みの緑”、ジャンクション屋上に整備した「目黒天空の庭」をコンセプトとした“公園の緑”、換気所屋上に目黒の原風景を再生した“自然再生の緑”の3つの緑を形成し、都市部の緑化の創出に寄与している。
主催団体
公益社団法人土木学会
第13回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール (平成26年度)
受賞内容
国土交通大臣賞(屋上緑化部門)
受賞対象
目黒区立目黒天空庭園
受賞団体
- 目黒区
- 首都高速道路株式会社
- 東京農業大学地域環境科学部造園科学科 元教授 近藤三雄
- 有限会社アースグリーン
- 戸田建設株式会社
- 株式会社日比谷アメニス
受賞理由の概要
首都高速道路大橋ジャンクションの屋上、地上高さ7から35メートルに創出された面積約7,000平方メートルのループ状の庭園。ゾーン毎に四季を通じて“彩り”を楽しむことができる植栽材料を採用し、年間を通じてそれぞれに“見所”を演出している。
主催団体
公益財団法人都市緑化機構
目黒天空庭園 散策・くつろぎの場
土木学会賞(平成25年度)
受賞内容
土木学会環境賞
受賞対象
都市環境との調和に向けた「大橋”グリーン”ジャンクション」の整備・完成
受賞団体
- 首都高速道路株式会社
- 目黒区
受賞理由の概要
首都高大橋ジャンクション建設事業において、4層のループ構造によるジャンクションのコンパクト化と、建設用地における街づくりと一体化した環境整備により、都市空間を有効活用した大橋“グリーン”ジャンクションが完成した。
本プロジェクトにおいては、覆蓋化による排気ガスや騒音の影響低減や、約7,000平方メートルの庭園整備等の環境保全・創出が推進された、さらに、この庭園を含め整備された緑地は、都市の貴重なエコロジカル・ネットワークの拠点や地域交流の場として役割を果たしている、以上により、本プロジェクトは、都市環境と調和した画期的な建設事例であることから、土木学会環境賞の授賞に相応しいのもと評価された。
主催団体
公益社団法人土木学会
照明学会照明普及賞(平成25年)
受賞内容
照明普及賞
受賞対象
目黒天空庭園・オーパス夢ひろばの照明
受賞団体
- 目黒区
- 首都高速道路株式会社東京建設局
受賞理由の概要
高速道路(自動車専用道路)施設と公園施設の共存・融合という、これまでに類を見ない施設において、夜間での利用にも配慮した照明整備を行うことができた。
天空庭園では照明により昼間と異なる雰囲気を演出することができ、ライトアップはジャンクション壁面の荘厳さをより一層引き立てている。
主催団体
一般社団法人照明学会
目黒天空庭園・オーパス夢ひろばの夜間照明
2013グッドデザイン賞
受賞内容
未来づくりデザイン賞(特別賞)
受賞対象
ジャンクション(大橋ジャンクション)
受賞団体
- 首都高速道路株式会社
- 東京都
- 目黒区
受賞理由の概要
地下から地上に向けて、困難と言われた東京の大動脈の分合流を山岳土木技術を駆使して実現すると共に、いきいきとした子供たちの居場所スペースが地域の足元にトータルデザインとして着地している。ローマのコロッセオと同スケールの構造体は、緊急時には避難スペースを、天空では気持ちのいい東京の新しい視点場を生み出すことに成功、高さを変えるたび様々な機能と眺めが展開される新たな「東京のアーバンデザイン」といえよう。
主催団体
公益財団法人日本デザイン振興会
2013未来づくりデザイン賞のロゴ
第29回「都市公園コンクール」(平成25年度)
受賞内容
国土交通大臣賞(企画・独創部門)
受賞対象
目黒天空庭園・オーパス夢ひろば
受賞団体
- 目黒区
- 首都高速道路株式会社
受賞理由の概要
ジャンクション屋上の立体都市公園「目黒天空庭園」(約7,000 平方メートル)と道路構造物に囲まれている内部空間の人工芝による多目的広場である「オーパス夢ひろば」(約1,400平方メートル)の設計・施工及び管理運営である。目黒天空庭園は日本全国や世界に日本の“和”の文化が発信できるよう、四季折々の自然や和の文化を楽しめる回遊式の和風庭園として整備を行った。
ジャンクションのループ屋上(人工地盤上、かつ、平均勾配6パーセント)という立地条件下で、設計・施工が行われ、高低差約24メートルの園路勾配を生かし「目黒天空の庭」をコンセプトとしながら、バリアフリー化、最大限の緑化(緑被率51.4パーセント)を図り、特徴を活かした緑化をしたことが高く評価された。
主催団体
一般社団法人日本公園緑地協会
全建賞(平成24年度)
受賞内容
全建賞(都市部門)
受賞対象
目黒区立目黒天空庭園
受賞団体
- 目黒区
- 首都高速道路株式会社
受賞理由の概要
ジャンクション整備や再開発といったまちづくりと一体となった事業であるだけでなく、計画・設計段階から住民を巻き込んだ「公園づくり検討会」の立ち上げによる、住民自らの手で公園管理に関わる機運の醸成や、ボランティア団体を積極的に支援するためのバックアップ組織の区役所内への設置など、住民参画をサポートする取り組みとしても高く評価できる。
主催団体
一般社団法人全日本建築技術協会
