MOA美術館全国児童作品展表彰状伝達式が行われました（令和4年3月3日）

令和4年3月3日、目黒区総合庁舎で、MOA美術館全国児童作品展の表彰状伝達式が行われ、銅賞を受賞した区立小学校6年生の植木湊（うえき みなと）さんへ、MOA美術館の館長に代わり目黒区長から表彰状が手渡されました。植木さんの受賞作品は、「河口湖でビッグフィッシュ」というタイトルの絵画作品です。

区長から表彰状を受け取る植木さん

MOA美術館児童作品展は、平成元年から、熱海市にある公益財団法人岡田茂吉美術文化財団（MOA美術館）が開催しているもので、今回で32回目。

目黒区長は、「今回、全国展に先行して開催されたMOA美術館目黒区児童作品展において目黒区長賞を受賞した植木さんの作品「河口湖でビッグフィッシュ」が、全国展へ進み、このたび銅賞を受賞したことを心からよろこんでいます。植木さんは、小学校1年生のときも目黒区の最優秀作品に選ばれ、その後、全国展で見事に外務大臣賞を受賞しています。今回も、約11万5千点もの作品の中から30作品しか選ばれない銅賞を受賞しました。その類いまれな絵画の才能に敬意を表します。今後もぜひ絵を書き続けていただきたいと思います。将来またお会いしましょう」とお祝いの言葉を述べました。

植木さんは、「今回、目黒区長賞を受賞しただけでも十分うれしかったのに、小学校最後の学年になって全国展で銅賞を取れるとは夢にも思っていなかったので、とても驚きましたが、うれしかったです。この絵は、昨年5月、河口湖でブラックバスを釣り上げたことを思い出して描きました。描くときに工夫したのは、魚体のリアルさを出すようにしたことです。背景の湖や山のところは、絵の具を重ねながら遠近感を出しました。湖も深さによって水面の色が違うので、意識しながら色を変えました」と述べていました。

作品を手に区長と記念撮影