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めぐろ防災サバイバルラリー
令和6年9月8日(日曜日)に開催した「めぐろ防災フェスタ」の目黒区ブースにて実施した、「めぐろ防災サバイバルラリー」を区民の皆さまに広く参加してもらうことを目的に、ウェブサイトに掲載します。
なお、医療救護所・避難場所等の情報は令和6年9月8日現在の情報のため、閲覧時には異なる場合があります。
ラリー用紙につきましては、以下のファイルをダウンロードしてください。
01 発災直後を生き残ろう
発災直後の行動を学ぼう
発災直後はどんなことが起こるのでしょうか?
事前の対策について、実施できているものにチェックをしてみましょう!
- 家具類の転倒防止
- 初期消火の備え
- ガラスによるケガ対策
- 防災訓練への参加
- 避難所の確認
- 食料・日用品等の備え
今のあなたに必要な事前の対策は他にどんなものが考えられますか?
思いついたらラリー用紙に記入して、早速家で実践してみましょう。
ケガをしてしまったら
大きな災害が起こったときに、区は、被災状況に応じて、区内病院の敷地内などに緊急医療救護所を設置し、軽症者の応急処置などの医療救護活動を行います。
災害時に負傷者が集中する病院の前に緊急医療救護所を設置することで、「病院機能を維持する」ことも目的としています。
緊急医療救護所の役割と目的
役割 |
傷病者のトリアージ・軽症者への応急処置(発災後、おおむね72時間まで設置) |
目的 | 病院機能の維持 |
注記:トリアージとは、災害発生時などに多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めることです。
注記:災害時に傷病者が集中する病院の前に設置することで「病院機能を維持する」ことも目的としている点が緊急医療救護所の特徴です。
緊急医療救護所の設置予定場所
区内9病院の敷地内または近接地など
病院名 | 住所 |
東邦大学医療センター大橋病院 | 目黒区大橋二丁目22番36号 |
三宿病院 | 目黒区上目黒五丁目33番12号 |
東京共済病院 | 目黒区中目黒二丁目3番8号 |
厚生中央病院 | 目黒区三田一丁目11番7号 |
目黒病院 | 目黒区中央町二丁目12番6号 |
碑文谷病院 | 目黒区南二丁目9番7号 |
日扇会第一病院 | 目黒区中根二丁目10番20号 |
本田病院 | 目黒区柿の木坂一丁目30番5号 |
国立病院機構東京医療センター | 目黒区東が丘二丁目5番1号 |
緊急医療救護所での医療救護の流れ
緊急医療救護所に係る主な関係機関
緊急医療救護所は、区内被災状況などを踏まえて、順次設置していきます。
あなたの家から一番近い病院はどこですか?
- 東邦大学医療センター大橋病院
- 三宿病院
- 東京共済病院
- 厚生中央病院
- 目黒病院
- 碑文谷病院
- 日扇会第一病院
- 本田病院
- 国立病院機構東京医療センター
注記:発災時には設置状況を区HPなどでお知らせするので、ご確認をお願いします。
02 避難所を知ろう
避難する場所を知ろう
避難場所・広域避難場所の確認
自宅が住み続けるには危険な状態になってしまった場合、地域避難所へ行ってしばらくの間生活することになる可能性も。また、大規模な火災などが起きた場合は、広域避難場所など開かれたスペースに逃げなければならない場合も。
この機会に自分が行く可能性のある場所を「避難場所一覧」のページから確認しましょう。
避難所の環境を知ろう
避難所の環境や備蓄資機材の確認
いざ避難所で生活することになったら、どのような環境で過ごすことになるのでしょうか?
目黒区が備蓄している資機材にどんなものがあるか、「避難所資機材の取扱方法」のページから確認してみましょう。
沢山の人と共同生活を送る避難所は、快適な環境にならない場合も。自宅が安全であれば、在宅避難を検討しましょう。
03 在宅避難に備えよう
まずは建物の安全確認
新耐震設計基準の誕生
阪神淡路大震災や、令和6年1月に発生した能登半島地震では、多くの建物が壊れる被害が出ています。
強い地震の揺れに負けない建物の基準が改正されたのは何年か、以下のファイル「耐震化の助成制度」を見て確認しましょう。
耐震診断助成制度
自宅の耐震に不安がある場合は、耐震診断助成制度をご活用ください。
新耐震設計基準の誕生前に建てられた旧耐震建築物は、一般的に耐震性が不足しているため、大地震時に大きな被害が生じる可能性が高くなります。
木造住宅などは、平成12年5月31日以前に建てられたものも対象です。
感震ブレーカーとは?
過去の大規模災害時に発生した火災の多くは電気火災です。
感震ブレーカーは、地震による停電から電気が復旧した際、損傷した配線、転倒したストーブ等に再通電することで、衣類やカーテン、漏れ出たガス等に引火することで起こる、電気火災を防ぐために有効です。
感震ブレーカー無償配付事業
目黒区では、令和5年度に引き続き令和6年度も、出火防止のため以下の木造住宅密集地域等に感震ブレーカーを無償配付します。
対象地域 |
目黒本町4丁目、目黒本町5丁目、目黒本町6丁目、 原町1丁目、原町2丁目、洗足1丁目、祐天寺1丁目 |
食料・水・日用品の備蓄
地震による道路の損傷により、最大1週間程度物流が途絶える可能性も。自宅でこれまでと出来る限り同じ生活を送るためには、一定程度の備蓄が必要です。
備蓄の方法
日常的に購入しているものを少し多めに購入し、備蓄することを何といいますか?
防災レシピの配付
上に記載した備蓄方法以外にも、長期保存ができるものを非常食として備蓄することもできます。
長期保存が可能でも賞味期限はあるため、備蓄品の入れ替えの際に活用できる、「防災レシピ(PDF:756KB)」を掲載いたしますので、ぜひご自宅でお試しください。
災害用のトイレの備蓄
食べ物、飲み物、お菓子は少し我慢することは出来るかもしれませんが、トイレは我慢することが出来ません。さらに、トイレの我慢は病気につながることも。
簡易トイレは多めに備蓄しておくことをおすすめします。
積極的な情報収集が必要
避難所で過ごす場合は掲示板等で区内の状況や物資に関する情報を得ることが可能ですが、在宅避難をする場合は積極的に情報収集を行う必要があります。
この機会に、区が情報を発信する方法を確認して、災害時にスムーズに情報収集ができるように備えましょう。
情報を受信できる方法を予め準備しておきましょう。
- LINE(目黒区LINE公式アカウント)
- X(目黒区広報課公式Xアカウント @meguro_city)
- 目黒区防災地図アプリ
在宅避難のための備え
在宅避難とは、自宅で身の安全が確保され、引き続き住める場合に、自宅で避難生活を送ることです。
避難とは「難」を「避ける」ことであり、避難所へ行くことだけが避難ではありません。
いったん揺れが収まるなどして、身の安全が確保できたら、避難が必要かどうかの判断をしてください。
04 帰宅困難者になったら?
大きな地震が起きたときに、自宅から離れた勤務先や外出先にいる場合も。
交通機関の運休や道路の損傷などにより、自宅へ帰れなくなってしまう「帰宅困難者」になってしまったとき、どのように行動すればよいのでしょうか?
クイズ①
勤務先や外出先で地震などの自然災害に遭い、自宅へ帰ることが難しくなってしまった人のことを「帰宅困難者」と呼びます。この、「帰宅困難者」という言葉はいつから広まったでしょうか?
- 関東大震災
- 阪神淡路大震災
- 東日本大震災
クイズ②
令和4年5月に東京都防災会議が発表した最新の被害想定では、都心南部直下地震により区内の多くの地域で震度6強の揺れが発生するとされています。
この規模の地震が起こったとき、目黒区では何人の帰宅困難者が出ると想定されているでしょうか。
- 約580人
- 約5,800人
- 約58,000人
クイズ③
通勤時、通学時に大きな地震が発生した場合、次の3つのうち、どのような行動を取ったらよいでしょうか?
- むやみに移動を開始しない
- ただちに学校や職場に向かう
- 急いで帰宅する
クイズ④
都内で大量に発生する帰宅困難者が、電車の運行再開や道路の復旧により家に帰れるようになるまでの間、各自治体は帰宅困難者を一時的に受け入れるための施設を準備しています。
このような施設の名称はどれでしょうか。
- 広域避難場所
- 一時滞在施設
- 補完避難所
目黒区で地震が起こったら……
東京都が令和4年5月に発表した都心南部直下地震の被害想定では、晴れた冬の夕方、風速8メートル毎秒、マグニチュード7.3の地震が起きたとき、区内の多くの地域で震度6強の揺れが発生し、以下の被害が起きるとされています。
暑い夏の日や台風の時期であれば、この想定以上の被害が出る可能性も。
自分自身や大切な人のために、この機会に防災について考えてみませんか?
お問い合わせ
電話:03-5723-8700
ファクス:03-5723-8725