5/15 令和7年(2025年) No.2209 特集 デジタルアーカイブで振り返る 目黒区の100年 主な内容 4面 戸籍にフリガナが記載されます 5面 もの忘れ検診の対象年齢を拡大します 8・9面 お知らせします 区の財政状況 16面 第1回 めぐろデジタル商品券を発売します 特集 デジタルアーカイブで振り返る 目黒区の100年 Digital archive  区制90周年の記念事業として、令和4年に始まった「目黒デジタルアーカイブ100」。区に関する写真、映像、音声などのさまざまな素材をデジタルデータとしてアーカイブ(集約・蓄積)し、公開しています。  今年は、昭和元年から数えて100年目。区が保有する、とっておきの写真で過去を振り返ります。 問い合わせ 広報広聴課(電話番号5722-9621、FAX5722-8674) 目黒デジタルアーカイブ100とは?  デジタルで「めぐろ」を探す、残すをテーマに、区が保有する資料のほか、区民や事業者等から提供された区の風景、伝統芸能、いきものなどの画像、映像等さまざまな情報をデジタル技術を使って蓄積し、誰もが検索、閲覧できるようにしたウェブサイトです。  令和14年に迎える区制100周年を見据え、さらなる内容の充実を図っています。 目黒デジタル3Dマップ  「みどりの散歩道」と「目黒の桜」では、地理情報システムを使って、平面図面だけでなく、3D都市モデルを重ねた臨場感あふれる街並みを見ながら、写真や映像などのコンテンツを楽しむことができます。 目黒デジタル百科事典  資料データベースを使って、キーワードによる検索や絞り込みを行いながら、一覧形式で写真や映像などのコンテンツを見ることができます。 目黒区の成り立ち  昭和7年10月1日、東京府荏原郡目黒町と碑衾(ひぶすま)町が合併して東京市に編入され、目黒区が誕生しました。 ●合併後の人口は約10万8千人 ●目黒警察署管轄区域でもあることから、名称は目黒区に ●中目黒正覚寺山門横にあった目黒町役場を目黒区役所にした(昭和11年、中央町に旧庁舎を竣工。平成15年、現庁舎へ移転) 中央町に建築された旧庁舎 目黒川の桜  目黒川の桜は、昭和の初めに行われた目黒川改修工事の際に、地域のかたが両岸に桜を植えたことが始まりとされています。その後、護岸改修工事に伴う伐採や植え替えを経て、都内屈指の桜の名所と呼ばれるようになりました。 昭和36年に目黒通りに架かる目黒新橋から撮影された目黒川 平成8年2月。桜の木がない時期も 令和6年4月。満開の桜が目黒川を彩る アーカイブテーマ「目黒の桜」の桜ストーリーテリングでは、桜の風景を散策気分で見ることができます。 田道橋 桜橋 川面から 南部橋 消えた目黒のランドマーク 中目黒ガスタンク  中目黒4丁目には、昭和2年からガスタンクがありました。初めは円筒形でしたが、昭和47年に球形に変わり、平成3年に解体されました。 昭和37年 円筒形のガスタンク 昭和53年 球形のガスタンク アーカイブテーマ「目黒の風景」では、第1・2回ダービーが開催された目黒競馬場や東京ゴルフ倶楽部(ゴルフ場)などの貴重な写真がアーカイブされています。 「目黒のサンマ」もアーカイブ かつて中央町にあった公会堂のどん帳には、古典落語「目黒のサンマ」の一場面が描かれていました 目黒のいきものもアーカイブ 区の鳥「シジュウカラ」 区の木「シイ」 人々の暮らしや駅前 商店街の様子 初荷の晴れ姿 (大正15年〈この年の12月に昭和に改元〉) 馬方(馬で荷物などを運搬する職業の人)も馬も着飾っての初荷。 今から約100年前の貴重な1枚 学生でにぎわう学芸大学駅 (昭和35年) 都立大学駅から祐天寺駅の高架線は、 昭和44年に下り線、昭和45年に上り線が開通 碑文谷の花作り農家 (昭和29年) 昭和30年代までは田畑が区内のあちこちに 目黒本町の平和通り商店街 (昭和43年) 買い物かごを持参するスタイルが一般的だった時代 写真や動画を募集中!  目黒デジタルアーカイブ100では、「あなたの『めぐろ』を探す、残す」という参加型コンテンツとなるように充実を図っています。皆さんの思い出の写真・動画の投稿をお待ちしています。 (募集テーマ) ・目黒のいきもの ・お気に入りの桜 ・桜の開花状況 ・目黒の思い出(桜、お祭り、公園、昭和) 平成や令和の写真も募集中!目黒の今を未来に残そう