お知らせします 区の財政状況  目黒区の財政状況の公表に関する条例に基づいて、毎年5月と11月に財政状況を公表しています。今回は、7年度予算のあらましと6年度下期の補正予算と執行状況をお知らせします。詳細は、区ウェブサイトでご覧になれます。 問い合わせ 財政課(電話番号5722-9137、FAX5722-6134) 7年度予算のあらまし 区民の暮らしを支え、 スマートで強靭(きょうじん)な まちをつくる目黒未来予算  7年度は、区民の暮らしを支えるため、子育て、教育、健康、福祉などの取り組みに的確に対応し、スマートで強靭なまちをつくるため、防災、DX(デジタル改革)、まちづくり、環境などの取り組みを加速させるとともに、物価高騰対策にも引き続き取り組んでいきます。  また、7年度にスタートする新たな実施計画による取り組みとともに、健全で持続可能な行財政基盤の構築を進め、未来へつなげる対策も行います。 各会計の予算額  区では4つの会計に分けてお金を管理しています。  各会計の7年度の予算額をお知らせします。  一般会計の予算額は1,423.4億円で、予算規模は過去最大となっています。 一般会計 1,423.4億円 (前年度 1,300.2億円) ※前年度比 9.5%増 国民健康保険 特別会計 272.1億円 (前年度 281.6億円) ※前年度比 3.3%減 後期高齢者医療 特別会計 82.8億円 (前年度 80.2億円) ※前年度比 3.3%増 介護保険 特別会計 225.9億円 (前年度 220.9億円) ※前年度比 2.3%増 歳入・歳出予算の内訳(一般会計)  一般会計がどのような歳入(収入)で賄われていて、どのような目的の歳出(支出)が行われているかをお知らせします。 歳入 1,423億円 特別区税 522億円(36.7%) 国庫支出金 245億円(17.2%) 特別区交付金 202億円(14.2%) 都支出金 150億円(10.5%) 譲与税・交付金 124億円(8.7%) 繰入金 52億円(3.6%) 特別区債 48億円(3.4%) その他 80億円(5.6%) 歳出 1,423億円 健康福祉費 672億円(47.2%) 教育費 230億円(16.2%) 都市整備費 149億円(10.5%) 総務費 145億円(10.2%) 区民生活費 131億円(9.2%) 環境清掃費 55億円(3.9%) 公債費 11億円(0.8%) 産業経済費 9億円(0.6%) 議会費 8億円(0.5%) 財政調整基金積立、予備費ほか 13億円(0.8%) ※各図表中の数字は四捨五入しているため、合計額などと一致しないことがあります 主な事業内容 歳出の目的(8面左下グラフの内訳)別に主な事業内容を紹介します。 健康福祉費 保健所の運営や福祉サービスの給付ほか ●出産・子育て応援事業 4億9,047万円 ●乳幼児から中学・高校生までの新たな居場所づくり 5,959万円 ●ダンスを活用した介護予防・フレイル予防普及啓発事業 550万円 ●手話の理解促進・普及啓発事業 396万円 ▲聴覚障害者協会による出張手話講座の受付開始、手話に関する講演会や手話劇などのイベントの開催を予定 教育費 小・中学校や図書館の運営・整備ほか ●小・中学校の整備ほか 64億113万円 ●学校のICT環境整備 9億8,817万円 ●区立小・中学校給食費保護者負担ゼロ 8億9,742万円 ▲統合新校整備方針と目黒区学校施設更新計画に沿って新校舎を建設予定(図は現段階のイメージ) 総務費 広報・防災・選挙ほか ●区有施設見直し方針・計画の改定検討 3,161万円 ●トイレトラックの導入 2,654万円 ●避難所生活課題に対する備えの充実 2,247万円 ▲車両とトイレが一体化した自走式の仮設トイレ「トイレトラック」 区民生活費 区民施設の運営や文化・スポーツほか ●スポーツ機会創出事業 1,516万円 ●窓口支払いのキャッシュレス化 1,396万円 ●MDC(メグロダンスコネクション)の実施 686万円 ▲区民がスポーツに親しむことができる機会として、区民交流ボッチャ大会を実施 都市整備費 都市計画・道路や公園の整備ほか ●自由が丘駅周辺まちづくり 74億9,713万円 ●無電柱化の推進 5億2,444万円 ▲自由が丘東地区市街地再開発イメージ 環境清掃費 環境対策や清掃事業ほか ●喫煙所整備事業 6,711万円 ●再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置費助成 3,030万円 ▲喫煙所の設置を加速させ、区内全域の路上喫煙・歩行喫煙禁止を推進 産業経済費 商工業の振興ほか ●事業再構築・物価高騰等対策融資に対する利子補給 2,980万円 ●消費者啓発と被害防止 286万円 ▲消費者被害防止のためのスマートフォン安全教室を開催予定 区の貯金(積立基金)と 区の借金(特別区債)の状況は?  区の貯金が借金を上回っている状況が続いています。また、1人当たりの基金残高は23区平均を上回っています。  今後は、区有施設の更新により事業費が大幅に増えていくことにあわせて、特別区債の発行と基金の取り崩しが増えていく見通しとなっています。健全で安定的な財政基盤を確立していくため、引き続き区の貯金の確保、積み立てに努めていくとともに、借金の計画的な管理を行っていきます。 貯金 借金 4年度 843億円 115億円 5年度 955億円 98億円 6年度 (見込み) 1,021億円 90億円 7年度 (見込み) 1,016億円 131億円 区民1人当たりの 貯金(積立基金)残高を 特別区平均と比較しました (5年度普通会計決算) 目黒区 32.7万円 23区平均 27.0万円 6年度下期の 補正予算と執行状況  一般会計では、事業の執行状況に応じた補正を行うなど、不用額の削減を徹底し、財政調整基金や施設整備基金への積み立てなどを計上した結果、4億1千万円の減額補正となりました。 ■6年度補正予算  一般会計(第3・4号)・ 国民健康保険特別会計(第3号)・ 後期高齢者医療特別会計(第2号)・ 介護保険特別会計(第2号) 補正後の各会計予算額と執行状況 単位:億円、△は減額 区分:予算額:収入済額:収入率; :補正前:補正:補正後:支出済額:執行率; 一般会計:1,383.0:△4.1:1,378.9:1,242.7:90.1%; :1,118.4:81.1%; 国民健康保険特別会計:280.9:△6.8:274.1:227.2:82.9%; :242.7:88.5%; 後期高齢者 医療特別会計:81.5:0.1:81.7:76.9:94.2%; :80.4:98.5%; 介護保険 特別会計:225.8:1.0:226.8:221.7:97.8%; :198.0:87.3% 特別区民税の負担状況 総額:503億円:特別区民税の 6年度予算額; 1世帯当たり:309,167円; 1人当たり:178,018円: 区有財産の状況 区分:現在高:備考; 土地:819,627u:-; 建物:526,190u:-; 物権:0件:-; 出資による 権利:7.5億円:芸術文化振興財団などへの出資金; 物品:51.4億円:取得金額1件50万円以上のもの; 債権:0.4億円:奨学資金などの貸付金; 基金:1,048.0億円:積立基金と公共料金支払基金などの運用基金 ※いずれも7年3月31日現在(土地・建物、出資による権利は6年9月30日現在) 特別区債の状況 特別区債現在高:90億円:一般会計 一時借入金の状況 一時借り入れは行っていません。