特殊詐欺の被害に遭わないために! 令和6年の区内の特殊詐欺認知は62件(前年比で23件増)、被害総額は約5億8,600万円 でした。これまで、「アポ電(※)」の多くは固定電話にかかってくる傾向にありましたが、 昨今は、携帯電話へのアポ電も急増し、幅広い世代に被害が広がっています。 また、ネットバンキングが利用されることも多く、高額被害が急増しています。 ※詐欺の犯人が、事前に被害者の自宅や資産状況などを把握するためにかけてくる電話 問い合わせ:生活安全課(電話番号:5722-9667、fax5722-7936) 手口は年々巧妙化しています 警察官や役所の職員、通信事業者を装い「あなた名義の携帯電話が犯罪に利用されている」「携帯電話の未納料金がある」などと、言葉巧みにビデオ通話などに誘い、偽の逮捕状や警察手帳を見せ、被害者を誤信させるケースや、電話番号末尾4桁に「0110」を表示させた国際電話から「アポ電」をかけてくるケースが散見されるなど、手口が一層巧妙化し、被害に歯止めがかからない状況です。 実際の電話の音声を聞いてください! 詐欺に遭わないようにするためには、犯人の手口を知ることが大切です。 もしもに備えて、被害に遭わないための対策をを知っておこう! point 被害を防止するには、犯人からの電話に出ない対策が有効です 国際電話の着信ブロック(固定電話) 国際電話番号利用による特殊詐欺被害が全国的に多発しています。被害に遭わないためには、犯人からの電話を直接受けないための対策「国際電話の着信ブロック」が特に有効です。また、普段海外にいる人と固定電話で通話をすることがないかたには、国際電話の利用休止がお勧めです。 +(国番号)から始まる国際電話に注意! 固定電話(被害の多くは60〜80代) 国際電話不取扱受付センター 固定電話における国際電話の発信・着信を無料で休止できます。 (フリーダイヤル)0120-210-364 携帯電話(20〜30代の被害が増加) 警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ「みんとめ」 携帯電話の発着信設定の見直し方など、今日からできる対策を紹介しています。 自動着信拒否・自動通話録音 区内在住者を対象に自動着信拒否装置(※1)(トビラフォン)、自動通話録音機(※2)の無償貸与を行っています。 ※1 翌年度以降は使用料月額400円(税別) ※2 65歳以上の高齢者居住世帯が対象 いずれかを選択できるのは都内で目黒区のみ ・自動着信拒否装置 ・自動通話録音機 point 地域の犯罪発生情報や防犯情報がメールで届きます! メールけいしちょうとは 警視庁の情報発信サービスです。各地域の犯罪発生情報や、犯罪を防ぐために必要な防犯情報などを、登録したかたへEメールでお知らせします。 ●事件などの情報をタイムリーに提供 ●事件などの発生場所を地図情報で配信 ●携帯電話やパソコンから登録 ●配信される情報を自由に選択 登録方法 step1 空メール送信 下記メールアドレスに空メールを送信。 login@mail.keishicho.metro.tokyo.lg.jp step2 登録用メール受信 自動返信されるメールに記載の登録用 アドレスをタップ。 step3 利用規約の確認 利用規約を読み、同意するにチェック。 step4 登録事項の入力 受信種別(情報の種類)や、受信時間帯などを登録。