区長所信表明と令和8年度予算案のあらまし 区長所信表明 「さくら咲き 心地よいまちずっと めぐろ」の 実現に向けて 区長所信表明は、区長が区政の方針や重要課題に関する考え方を表明するものです。令和8年第1回区議会定例会で行った、所信表明のあらましをお知らせします。全文は区wでご覧になれます。 問い合わせ:企画経営課(電話:5722-9106、FAX:5722-6134) はじめに、区を取り巻く環境に目を向けると、複数の地政学的リスクにより世界経済の混乱が生じており、建設費の高騰、物価高騰が続く見通しです。 また、日本全体の人口減少がさらに進み、高齢社会が抱える課題が顕著となります。加えて、地球温暖化に伴う気候変動により、健康への悪影響や、自然災害の発生が懸念されます。 こうした中にあって、重要課題の解決に向けた取り組みの着実な推進と持続可能な行財政運営の両立を図り、区民生活をしっかりと支え、区民福祉の向上に全力で取り組みます。 令和8年度は、10年計画である基本計画の折り返しとなります。成果と課題を明確にし、実りの大きい後半の5年間につなげてまいります。現在、区は公共施設サービスのあり方を見直す岐路に立っており、区有施設見直し方針および計画の改定を行うとともに、福祉、健康、教育など多くの分野で、時代に合わせた計画の見直しを行います。財政面では、特別区税などの歳入は増加傾向にあります。一方で、ふるさと納税の影響による減収影響の拡大、国による不合理な税制見直しの動きなど、さまざまなリスクがあります。歳出では子育て施策の拡充に伴う経常的経費の増加と高齢化の進展による社会保障経費の増加が見込まれ、今後の区有施設更新に数千億円レベルでの財源不足が見込まれます。経営的視点に立ち、歳出の削減に取り組み、基金の確保を進める必要があります。 しかしながら、物価高騰から区民生活を守り支えるための取り組みについては、しっかりと対応します。 令和8年度は、私にとって目黒区長としてのラストイヤーです。一層の緊張感を持ち、残る時間の一分一秒を惜しみ、全力で取り組んでまいる覚悟です。 令和8年度予算案のあらまし 守る、つなぐ、未来へ活かす〜責任と希望をかたちにする予算 皆さんにとって住みやすいまちとなるよう、令和8年度の予算案を作成しました。区予算案の概要は、区wまたは図書館でご覧になれます。 問い合わせ:財政課 (電話:5722-9137、FAX5722-6134) ※図中の数字は四捨五入しているため、合計と一致しない場合あり ■歳入(1,621億円) 特別区税:551億円(34.0%) 国庫支出金:251億円(15.5%) 特別区交付金:218億円(13.5%) 都支出金:166億円(10.2%) 譲与税・その他交付金:146億円 (9.0%) その他:289億円(17.8%) ■目黒の財布 一般会計(1,621億円) ■歳出(1,621億円) 健康福祉費:720億円(44.4%) 教育費:367億円(22.6%) 総務費:187億円(11.5%) 都市整備費:126億円(7.8%) 区民生活費:122億円 (7.6%) 環境清掃費:57億円(3.5%) 議会費:7億円(0.5%) 産業経済費:9億円(0.6%) 公債費等: 26億円(1.6%) 区の主な取り組み 4+1の重点項目 令和8年度に区が重点的に取り組む項目と主な事業を紹介します。 1 子ども こども家庭センターの体制を強化し、母子保健や児童相談所との連携を深め、子どもの権利を守ります。併せて、子どもの意見表明や社会参画の機会を充実させ、社会全体で子どもの育ちを支える意識の醸成を図ります。さらに、「めぐろ学校教育プラン」「MEGURO スマートスクール・アクションプラン」「目黒区学校施設更新計画」などを改定し、統合新校の整備や学校施設の更新、学校運営協議会の拡充を進めます。 こうした取り組みにより、「地域とともにある学校づくり」を推進し、子どもの成長に必要な環境を整えていきます。 統合新校の新校舎整備および小学校施設の計画的な更新 129億1,979万円  産婦健康診査・1カ月児健康診査助成事業 3,840万円 小児発達診療体制強化に向けた補助事業 3,019万円  子ども・若者社会参画プロジェクト 604万円 2 健康と福祉 社会的孤立や高齢化による健康悪化を防ぐため、交流機会の創出や地域包括ケアシステムの深化・推進をします。さらに、介護予防や疾病の早期発見などのため検診受診率の向上を図り、健康寿命の延伸につなげます。 また、複雑化する課題や多様化する福祉・保健医療のニーズに対応するため、重層的支援体制整備事業(属性や世代を問わない相談・地域づくりを一体で行い、制度の狭間にも対応する包括的支援体制の整備を目指す事業)を継続します。加えて、各計画を再構築し、分野横断の視点から「健康で自分らしく暮らせるまち」の実現に向けた施策を推進します。 胃がん検診受診券一斉送付 4,723万円  エアコン購入費助成事業 600万円 3 まちづくりと暮らし 区民生活に欠かせない都市インフラを維持するため、下水道事業の一部受託や橋梁(きょうりょう)長寿命化修繕計画の改定、立地適正化計画策定を進めます。さらに、駅前広場や道路は市街地再開発事業を活用し、効率的な整備を進め、防災・防犯対策や不燃化事業を通じて、安全なまちづくりを推進します。加えて、ゼロカーボンシティの実現に向け、環境負荷を減らす取り組みを促進します。 また、50周年を迎える区民まつりなどのイベントを通じて、地域経済の活性化と国際理解の推進を図ります。 自由が丘駅周辺まちづくり 37億3,292万円  防災カタログ・啓発冊子の配布事業 10億2,558万円 環境美化推進事業(区内全域の路上喫煙禁止) 7,120万円 4 未来を見据えた区政運営 急速な社会変化や区民ニーズに対応するため、AIなどのデジタル技術を活用し、窓口業務を含む業務全体の抜本的な見直しを段階的に進めます。これにより、サービスの質と利便性を高め、業務の効率化を推進します。 令和8年度の改定に向けて取り組みを進めている区有施設見直し方針などにおいて、建設費の高騰や多様化するニーズを踏まえ、道路や公園を含むインフラの体系整理やサービス提供のあり方、施設更新手法などの方向性を定めます。そして、将来を見据えた最適な利活用を図るため、公共施設等マネジメントの取り組みを進めます。 学校のICT活用の推進(GIGA支援員・AI英会話アプリ) 1億5,166万円 区有施設見直し方針および区有施設見直し計画の改定検討 1,753万円 +1 物価高騰対策 原油価格・物価高騰の影響が長引いている状況を踏まえ、区民生活や区内事業者を守るための取り組みを実施します。 区立小・中学校給食費保護者負担ゼロ 10億2,703万円 自然宿泊体験教室の保護者負担軽減 1億200万円 卒業記念アルバムの保護者負担軽減 4,293万円