めぐろで活躍する人を紹介 ひとめぐり vol.58 祖父母から受け継いだ店を守り 鳥と人をつなぐ場所へ PET-BOX(ペットボックス)代表 やまだ しゅり 山田珠莉さん (38歳) 全国展開のバラエティー雑貨店でバイヤーや店長職を経験した後、祖父母が営む学芸大学駅前の小鳥専門ペットショップを継ぐ。店舗運営のほか、自身のデザインスキルを生かしたオリジナル小鳥グッズの制作・販売も手がける。 思い出の店を次世代へ継承する決意 「私は目黒生まれではありませんが、祖父母のお店は子どもの頃から夏休みのたびに訪れていた場所。高齢を理由にお店を畳むと聞いた時、思い出の場所がなくなってしまうのは寂しく感じました」。そう話すのは、小鳥専門のペットショップ「PET-BOX」を祖母から8年前に受け継いだ山田さん。現在は母、弟と共に店を切り盛りしています。 「鳥好きなお客さんとの何気ない会話には、会社員時代とは違った、まちの人たちの日常に寄り添う心の通い合いや温かさがありますね」とうれしそうに語ります。店がある商店街には人々が自然と声をかけ合う穏やかな空気が流れていて、昔から変わらないまちの魅力を改めて感じているそうです。 時代と共に変わりゆく飼育と、優しく寄り添う店づくり  店を受け継いだ山田さんは、小鳥の飼育方法が時代と共に変化していると感じ、家族と協力し鳥の健康を最優先に、迎える側の知識もお客さんと学び合える店を目指します。その一歩として販売体制を見直し、全国的にも例の少ないお迎え前の健康診断を行う体制を整えました。さらに、前職の経験からグッズ制作やSNS発信にも注力し、活動の幅は今や国内外へと広がっています。「お店を知ってもらおうと始めた活動が、同時に健診の必要性や正しい知識を広める窓口にもなっています」。また、祖母の代からのお客さんがSNSでメッセージを送ってくれることも。「親子3世代で訪れるかたもいて、地域に支えられてきた店だと実感します」。鳥を迎えた後の元気な写真もよく送られてくるそうで、その温かな交流が日々の励みになっています。 鳥と人が安心して暮らせる、心地よい場所に  現在、山田さんは鳥専用ペットホテルの今夏開業に向けて準備を進めています。複数の鳥が同じ環境に滞在することになるため、ここでも預かり前の健康診断を必須とする方針です。「まずは小さな規模で、お客さまと相談しながら丁寧に進めていきたいですね。小さなお店だからこそ、柔軟に挑戦できる強みがあります」と話す山田さん。「グッズやSNSを通して店を知ってもらうだけでなく、鳥にとってより良い環境を考えるきっかけをつくれたらうれしいです」。今年で創業50周年を迎える「PET-BOX」。山田さんの新たな感性が加わり、これからも鳥と人をつなぐ場所として歩みを続けていきます。 お知らせ 性別を超えて 活躍できる社会へ 6月23日〜29日は男女共同参画週間です。男女がその性別にかかわらず、個性と多様性を尊重し、自身の可能性を信じて誰もが生きがいを感じられる社会を目指して、相談や学びの機会を提供しています。 令和8年度の男女共同参画週間キャッチフレーズ(内閣府)「あなたらしさが、社会のチカラ」 男女平等・共同参画センターの事業 講座開催 男性向けの家事・育児、キャリアアップ、性の多様性などの啓発講座 ワークライフバランスの推進 区民や区内の中小企業などを対象にした講座などの実施 資料室 男女共同参画や女性の抱える問題などの資料(約13,000冊)の閲覧コーナー 相談事業 女性のこころ・からだ・法律・LGBT相談 会場 中目黒スクエア8・9階 男女平等・共同参画パネル展 「男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例」や、条例を推進する計画、区の取り組みを紹介します。 日時 6月23日(火)10:00〜29日(月)15:00 会場 西口ロビー(総合庁舎本館1階) 問い合わせ 男女平等・共同参画センター(TEL 5721-8570、FAX 5721-8574) 身近な自然を楽しむ! 目黒自然図鑑 89号 区民の皆さんからお寄せいただいたいきもの情報を厳選してご紹介! 食いしん坊な鳥? アオサギ [場所]菅刈公園 目黒区にすむ私たちが語る、「みどり」と「いきものたち」 シジュウカラさん ガマ博士!あそこに大きい鳥がいるよ!でも全然動かないね。何をしているんだろう? ガマ博士 あれはアオサギじゃな、今日のご飯になる魚を待ち構えているんじゃろう。 シジュウカラさん あんなに大きい鳥も目黒区にすんでいるんだね。魚を食べるってことは普段水辺にいるのかな? ガマ博士 そのとおり!でもアオサギは食いしん坊で魚以外の虫や小動物など、なんでも食べるから水辺以外でも見られるのじゃ。また、捕まえた獲物を洗って食べるところも目撃されておるぞ! シジュウカラさん なんでも食べるだけじゃなくて、洗うなんて面白いね! 魚を捕らえるところを見てみたいな。 いきもの情報募集! 区内で観察した自然、いきものなどの情報をお寄せください。 申し込み 区ウェブサイト/FAX/郵送/Eメール(氏名、いきものの名前、観察日時、場所) 問い合わせ・申込先 みどり土木政策課みどりの係(〒153-8573目黒区役所〈住所不要〉、TEL 5722-9355、FAX 3792-2112、Eメール sizen@city.meguro.tokyo.jp)