目黒区障害者計画策定に関する調査報告書 令和2年3月 第1章 調査の目的と概要 1 調査の目的 本調査は、平成30年3月に策定した「目黒区障害者計画」の改定をおこなうにあたり、障害に関する手帳をお持ちのかた、および難病患者のかた、発達に関する不安や障害のあるお子さまの保護者のかたを対象に皆様の生活の様子や将来の希望などについておうかがいし、計画改定の基礎資料を得ることを目的として実施するものです。 2 調査の方法と回収状況 本調査は、身体障害者、知的障害者、精神障害者及び難病患者については、無作為抽出(50%)した対象者に郵送し、児童等の保護者については、幼児療育通所施設、区立小中学校特別支援学級及び都立特別支援学校を通じて保護者に350部を配布しました。 また、調査票については「身体障害者用」「視覚障害者用(音声コード付き)」「知的障害者用」「精神障害者用」「難病患者用」及び「児童の保護者用」の6種類を作成し、紙面によるアンケート調査とインターネットを活用したWebアンケート調査を実施しました。 調査地域 目黒区内(施設入所者含む) 調査方法 郵送による配布、回収 及びインターネット 調査期間 令和元年9月から10月まで 調査対象(a)身体1,568名、知的478名、精神706名、難病312名、児童の保護者350名 有効回収数(b)身体789名、知的259名、精神280名、難病157名、児童の保護者152名 有効回収率(b割るa)身体50.3%、知的54.2%、精神39.7%、難病50.3%、児童の保護者43.4% 3 報告書を見る際の注意事項 図表中のNは、設問への回答者数を示しています。 調査結果(表中)の比率は、その設問の回答者数を基数として、小数点以下第2位を四捨五入して算出し、小数点以下第1位までを表示しています。したがって、回答者比率の合計は必ずしも100%にならない場合があります。 複数回答形式の設問については、その設問の回答数を基数として比率を算出しています。したがって、すべての回答比率の合計が100%を超えることがあります。 選択肢の語句が長い場合、本文や図表中では省略した表現を用いている場合があります。 各設問に対する回答項目のうち、1位を白文字 、2位を太文字 で表示していますが、1位が複数ある場合には、2位の表示は行っていません。 身体・知的・精神障害及び難病のかたについては、総計をグラフとして表示しています。 前回(平成28年)、前々回(平成25年)に実施した設問については、グラフに結果(総計)を表示していますが、今回の調査で選択肢の増加や削除、選択肢の表現の変更を行っている場合があります。 4 標本誤差について この調査の結果をみる場合に、考慮すべき統計上の誤差があります。考慮すべき誤差(標本誤差)の大きさは、回答者数(標本数)が少ないほど大きく、また、回答比率が低いほど大きくなります。この標本誤差は統計学的に、以下の式によって算出できます。 bイコールプラスマイナス2 ルートp(1のb)割るn 例えば、お答えいただくのは、どなたですかという質問に1,415人が答えており、そのうち79.9%が、あて名のご本人(代筆を含む)と回答しました。それぞれの数値を公式に代入すると、次の誤差が算出されます。 bイコールプラスマイナス2 ルート0.799(1の0.799)割る1.415 ≒0.0213 したがって、プラスマイナス2.13%が誤差の範囲内となります。つまり、この質問に対する目黒区の真の値は、77.77%から82.03%の間にあると考えられるということになります。 比率 95%又は5%プラスマイナス1.16%、90%又は10%プラスマイナス1.60%、80%又は20%プラスマイナス2.13%、70%又は30%プラスマイナス2.42%、60%又は40%プラスマイナス2.61%、50%プラスマイナス2.66% 基礎(n)1,415 第2章 調査結果 1 障害者向けアンケート あなた(あて名のご本人)のことについて(問1から問8まで) 問1 お答えいただくのは、どなたですか。(1つにまる) 1 あて名のご本人(ご本人が意思表示した内容の代筆を含みます。) 2 ご本人の家族 3 施設職員・相談支援専門員・サービス提供者(ヘルパーなど)などの家族以外の介助者・支援者 4 その他 分析 アンケートの回答者は、全体では、あて名のご本人が80%近くにのぼっています。次いで、ご本人の家族が約20%となっています。 障害別にみると、知的障害のかたは家族が約65%、あて名のご本人が約33%となっています。 問2の1 あて名のご本人の性別(1つにまる) 1 男性 2 女性 分析 男女の構成比は、男性が約51%、女性が約49%となっています。 障害別にみると、身体障害、知的障害のかたは男性が多く、精神障害、難病のかたは女性が多くなっています。 問2の2 あて名のご本人の年齢(令和元年9月1日現在)(1つにまる) 1 18歳未満 2 18歳から39歳 3 40歳から64歳 4 65歳から74歳 5 75歳以上 分析 あて名のご本人の年齢は、全体では40歳から64歳が約38%と多く、次いで65歳から74歳が約25%となっています。また、65歳以上の高齢者は、全体では約40%となっています。 障害別にみると、身体障害のかたは65歳から74歳、知的障害のかたは18歳から39歳、精神障害、難病のかたは40歳から64歳が最も多くなっています。 問3 あて名のご本人の年代が40歳以上のかたにお聞きします。あなたは介護保険において要支援・要介護と認定されていますか。(1つにまる) 1 現在、認定されていない 2 わからない  3 現在、要支援・要介護と認定されている。 分析 介護保険の認定状況を見ると、現在、認定されていないが約68%となっており、次いで現在、要支援・要介護と認定されているが約23%となっています。 問3のA 現在、要支援・要介護と認定されているかたにお聞きします。 どのような介護保険サービスを利用していますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 介護サービスの利用についての相談、ケアプランの作成 2 家庭を訪問してもらうサービス(ホームヘルプ、入浴、看護、リハビリ) 3 施設に通うサービス(デイサービス、デイケア) 4 施設で生活しながら受けるサービス(ショートステイ、老人福祉施設、グループホーム) 5 福祉用具や住宅改修に関するサービス 6 その他 7 わからない 8 利用していない 分析 要支援・要介護と認定されているかたの利用している介護保険サービスについて見ると、家庭を訪問してもらうサービスが54%と最も多く、次いで介護サービスの利用についての相談、ケアプランの作成が約48%、福祉用具や住宅改修に関するサービスが43%となっています。 障害別にみると、身体障害、精神障害のかたでは、家庭を訪問してもらうサービスが最も多く、特に精神障害のかたでは約73%に上っています。 現在、40歳以上で要支援・要介護と認定されているが、介護保険サービスを利用していないかたにお聞きします。 問3のB 介護保険サービスを利用していない理由は何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 まだ介護保険サービスを使わなくてもやっていける 2 これまで利用してきた障害福祉サービスと同じ介護保険サービスがない 3 介護保険サービスでは希望する支援を受けられない 4 介護保険サービスの利用料の負担が大きく支払いが難しい 5 介護保険サービスの利用料の償還払いのしくみがわからない 6 利用可能な介護保険サービスに係る施設等が身近にない 7 利用可能な介護保険サービスに係る施設等はあるが、空きがない 8 障害福祉サービスと併用ができることを知らなかった 9 どこに相談すればいいかわからない 10 その他 分析 要支援・要介護と認定されているが、介護保険サービスを利用していない理由についてみると、まだ介護保険サービスを使わなくてもやっていけるが56%と最も多くなっています。 問4の1 あなたがお持ちの障害者手帳と障害の程度等について、あてはまるものすべてにまるをつけてください。 1 身体障害者手帳 2 愛の手帳 3 精神障害者保健福祉手帳 4 難病(都医療券) 5 高次脳機能障害 6 発達障害 分析 持っている手帳や障害についてみると身体障害者手帳が約58%、精神障害者保健福祉手帳が約20%、愛の手帳が18%、難病が約15%となっています。 重複障害をお持ちのかたについては、身体障害のかたで難病をお持ちのかたが約10%、知的障害のかたで身体障害者手帳をお持ちのかたが約20%、精神障害のかたで発達障害をお持ちのかたが約7%、難病のかたで精神障害者保健福祉手帳をお持ちのかたが約11%となっています。 問4の2 身体障害者手帳の級数(知的障害のかた、精神障害のかた、難病のかたは、重複して身体障害者手帳を保有している場合の、身体障害者手帳の級数です。) 分析 身体障害者手帳の級数は、1級が約36%、4級が約21%、2級が約17%、3級が約16%、5級が約5%、4級が約4%となっています。 障害別にみると、身体障害及び知的障害のかたは1級が最も多く、精神障害のかたは2級が最も多くなっています。 問4の3 愛の手帳の度数(身体障害のかた、精神障害のかた、難病のかたは、重複して愛の手帳を保有している場合の、愛の手帳の度数です。) 分析 愛の手帳の度数は、2度と4度が同数で約36%、次いで3度が約25%となっています。 問4の4 精神障害者保健福祉手帳の級数(身体障害のかた、精神障害のかた、難病のかたは、重複して精神障害者保健福祉手帳を保有している場合の、精神障害者保健福祉手帳の級数です。) 分析 精神障害者保健福祉手帳の級数は、2級が約54%と最も多く、次いで3級約42%、1級約4%となっています。 身体障害者手帳をお持ちのかたにお聞きします。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 視覚 2 聴覚・平衡機能 3 音声・言語・そしゃく機能 4 肢体不自由(上肢・下肢・体幹機能) 5 内部障害(心臓、呼吸器、じん臓、肝臓、ぼうこう、直腸、小腸、免疫機能) 6 その他 分析 身体障害者手帳をお持ちのかたの主な障害の部位についてみると、肢体不自由(上肢・下肢・体幹機能)が約51%、内部障害(心臓、呼吸器、じん臓、肝臓、ぼうこう、直腸、小腸、免疫機能)が約37%、聴覚・平衡機能が約8%、音声・言語・そしゃく機能と視覚が約7%となっています。 問5 障害者手帳をはじめて交付されたのはいつですか。(1つにまる) 1 生まれたとき 2 乳幼児期から小学校入学前までの時期 3 小学校入学後から39歳までの時期 4 40歳以上から64歳までの時期 5 65歳以上になってから 分析 障害者手帳をはじめて交付された時期は、40歳以上から64歳までの時期が約38%と最も多く、次いで小学校入学後から39歳までの時期が約31%となっています。 障害別にみると、身体障害のかたは40歳以上から64歳までの時期、知的障害、精神障害、難病のかたは小学校入学後から39歳までの時期が最も多くなっています。 問6 現在、あなたが暮らしているところはどこですか。(1つにまる) 1 自宅(持ち家、賃貸、社宅など) 2 グループホーム、福祉ホーム(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場) 3 障害者向け住宅 4 その他 5 障害者(児)の入所の福祉施設 6 病院に入院中 分析 現在暮らしている場所は、自宅が約92% 暮らしている場所は全体では、自宅が約92%と最も多くなっています。 障害別においても、自宅が最も多くなっていますが、知的障害のかたではグループホーム、福祉ホームが14%あり、他の障害のかたよりもグループホーム、福祉ホームで暮らしているかたの割合が高くなっています。 問7 あなたと一緒に暮らしているかたはどなたですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 ひとり暮らし 2 配偶者(夫・妻) 3 父親 4 母親 5 祖父 6 祖母 7 兄弟姉妹(兄弟姉妹の配偶者を含む) 8 子ども・孫 9 その他の親族(子ども・孫の配偶者を含む) 10 グループホームや福祉ホームの入居者 11 その他 分析 一緒に居住するかたは、配偶者が約38%と最も多くなっていますが、前回、前々回調査と比較して、やや減少しています。次いで、ひとり暮らしが約21%となっていますが、前回、前々回調査と比較して、増加傾向にあります。 なお、今回調査の「3父親、4母親、5祖父、6祖母」については、前回及び前々回調査においては、「親・祖父母」として選択肢を合わせていたため、参考データとして示しています。 問8 あなたの介護や支援をしているかたはどなたですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 配偶者(夫・妻) 2 父親 3 母親 4 祖父 5 祖母 6 兄弟姉妹(兄弟姉妹の配偶者を含む) 7 子ども・孫(子ども・孫の配偶者を含む) 8 その他の親族 9 訪問看護師・ホームヘルパーなどの在宅サービス提供者 10 相談支援事業所の相談支援専門員 11 通所施設や病院の職員・世話人 12 友人・知人 13 ボランティア・NPO職員 14 公的機関の職員(保健所等) 15 介護や支援は必要ない 16 その他 分析 主たる介護・支援者は母親が約33%、配偶者が約32% 介護や支援をしている人は、全体では母親が約33%、配偶者が約32%となっており、前回調査と比較すると増加しています。 また、介護や支援は必要ないが17%に上り、前回調査から約8%増加しています。 障害別にみると、身体障害、難病のかたでは、配偶者が最も多く、また、知的障害、精神障害のかたでは母親が最も多くなっています。 なお、今回調査の「2父親、3母親、4祖父、5祖母」については、前回及び前々回調査においては、「親・祖父母」として選択肢を合わせていたため、参考データとして示しています。 問8のA 問8の1で回答した中で主に介護や支援をしているかた 分析 問8で回答した介護・支援者の中で、主に介護や支援をしている人は、全体では配偶者が約34%と最も多く、次いで母親が約32%となっており、配偶者は前回調査と比較すると約8%増加しています。 なお、今回調査の「2父親、3母親、4祖父、5祖母」については、前回及び前々回調査においては、「親・祖父母」として選択肢を合わせていたため、参考データとして示しています。 問8のB 問8のAの主に介護や支援をしている人の年齢はいくつですか。(1つにまる) 1 18歳未満 2 18歳から39歳 3 40歳から64歳 4 65歳から歳 5 75歳以上 分析 問8のAで回答した介護・支援者の年齢は40歳から64歳が43.3%と最も多く、次いで65歳から74歳が28.1%、75歳以上が17.8%となっています。また、65歳以上の高齢者は、全体では45.9%となります。 日頃の活動のことについて(問9から問13まで) 問9 あなたは、外出するとき、どなたと一緒に出かけていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族 2 友人 3 ヘルパー 4 施設の職員 5 グループホームの世話人 6 ボランティア 7 ひとりで出かける 分析 ひとりで出かけるが約68%、家族が約58% 一緒に出かけるかたは、一人で出かけるが約68%と最も多く、次いで家族が約58%となっています。 障害別にみると知的障害のかたは家族が約85%と最も多く、次いでヘルパーが約34%となっています。 他の障害のかたは、ひとりで出かけるが最も多くなっています。 問10 あなたは、平日の日中、主にどのように過ごしていますか。(あてはあるものすべてにまる) 1 幼稚園・保育園、児童発達支援事業所や学校に通っている 2 仕事が中心の施設に通っている(就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援) 3 企業などで働いている(常勤、非常勤、アルバイト、パートなど) 4 家で仕事をしている(在宅就労・自由業) 5 身体機能維持・回復の訓練や生活訓練が中心の施設に通っている(自立訓練) 6 生活リズム・日常生活習慣の維持、創作活動や作業などを行う通所施設に通っている(生活介護) 7 地域活動支援センターに通っている 8 デイサービスに通っている 9 病院などに通っている 10 習い事や趣味の集まりなどへの参加、ショッピングや散歩に出かける 11 地域の集まりやボランティアなどに参加している 12 家事をしている 13 家でくつろいでいる 14 外出したいが、出かけられず家にいる 分析 日中の過ごしかたは、家でくつろいでいるが約39% 平日の日中の過ごしかたは、全体では家でくつろいでいるが約39%となっていますが、前回・前々回と比較すると減少傾向にあります。 一方、企業などで働いている(常勤、非常勤、アルバイト、パートなど)が約28%に上り、前回・前々回調査と比較すると増加傾向にあります。 障害別にみると、知的障害のかたは仕事が中心の施設に通っているが約32%と最も多く、次いで幼稚園・保育園、児童発達支援事業所や学校に通っているが約27%、難病のかたは、家事をしているが約50%となっております。 問11 問10で、「外出したいが、出かけられず家にいる」と回答したかたにお聞きします。出かけられない理由は何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 参加できる行事や活動がない 2 どのような行事や活動があるのか知らない・わからない 3 介護や支援をしてくれる人がいない 4 行事や活動の内容が障害者の参加に配慮していない 5 一緒に参加する仲間がいない 6 障害に対する理解が乏しい 7 利用する施設などの設備が十分ではない 8 参加するための体力がない・体調管理が難しい 9 移動手段がない 10 その他 分析 出かけられない理由は、体力がない・体調管理が難しいが約66%となっています。 次いで「介護や支援をしている人がいないが約30%となっています。 問12 あなたは、平日の夕方から夜(学校・通所施設・企業等からの帰宅後)や休日はどのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家の中でくつろいで過ごす 2 読書やゲームなど、家の中でできる趣味で過ごす 3 散歩や買い物、食事などに出かける 4 ジョギングやプール・ジムに通うなど、運動をする 5 友人と過ごす 6 放課後等デイサービスで過ごす 7 習い事やサークル、趣味の集まりなどに参加する 8 地域の集まりやボランティアなどに参加する 9 美術館や博物館、映画館などに出かける 10 コンサートや祭りなどのイベントに出かける 11 旅行に行く 12 家事や仕事をする 13 忙しくて余暇の時間がない 14 その他 15 外出したいが、出かけられず家にいる 分析 平日の夕方から夜や休日の過ごしかたは家の中でくつろいで過ごすが約81%、次いで散歩や買い物、食事などに出かけるが約44%となっています。 前回調査と比較すると、いずれも増加傾向にあるほか、読書やゲームなどの家の中でできる趣味、また家事や仕事をするなども増加傾向にあります。 問13 あなたは平日の夕かたから夜(学校・施設・企業等からの帰宅後)や休日はどのような過ごしかたを望んでいますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家の中でくつろいで過ごしたい(リラックスや身体を休めることを含む) 2 音楽を聴いたり読書やゲームなど、家の中でできる趣味を楽しみたい 3 散歩や買い物、食事などに出かけたい 4 ジョギングやプール・ジムなど、運動をしたい 5 友人と過ごしたい 6 放課後等デイサービスで過ごしたい 7 習い事やサークル、趣味の集まりなどに参加したい 8 地域の集まりやボランティアなどに参加したい 9 美術館や博物館、映画館などへ出かけたい 10 コンサートや祭りなどのイベントに出かけたい 11 旅行に行きたい 12 家事や仕事をしたい 13 わからない 14 その他 分析 平日の夕方から夜や休日の過ごしかたの希望は、家の中でくつろいで過ごしたい(リラックスや身体を休めることを含む)が約75%、次いで散歩や買い物、食事などに出かけたいが44%となっています。 前回調査と比較すると、いずれも増加傾向にあるほか、音楽を聴いたり読書やゲームなど家の中でできる趣味を楽しみたい、旅行に行きたいなども増加傾向にあります。 地域の活動への参加について(問14から問15まで) 問14 あなたは、地域での活動に参加していますか。(1つにまる) 1 よく参加する 2 ときどき参加する 3 ほとんど参加しない 分析 地域での活動への参加は、ほとんど参加しないが約81%となっています。 一方、よく参加するは約4%、ときどき参加するの約15%を合わせて、約19%となっております。 問15 問14で「1 よく参加する」「2 ときどき参加する」と回答したかたにお聞きします。どのような活動に参加していますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 ボランティア活動 2 地域の安全を守るための活動 3 高齢者を対象とした活動 4 子どもを対象とした活動 5 障害者を対象とした活動 6 まちづくりのための活動 7 健康や医療に関連した活動 8 地域の活性化のための活動 9 生涯学習に関連した活動 10 その他 分析 問14で、よく参加する、ときどき参加するを回答したかたが参加している活動は、ボランティア活動が約29%と最も多く、次いで障害者を対象とした活動が約28%、地域の活性化のための活動が20%となっています。 将来の暮らしについて(問16) 問16 あなたは、将来、どのような暮らしかたをしたいですか。(1つにまる) 1 現在の自宅で暮らし続けたい 2 アパートやマンションを借りて暮らしたい 3 グループホーム、福祉ホームのようなところ(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で暮らしたい 4 障害者や高齢者向けの入所施設に入りたい(入所を続けたい) 5 病院に入りたい(入院を続けたい) 6 公営の障害者住宅に入りたい 7 その他 8 わからない 分析 将来の暮らしについては、現在の自宅で暮らし続けたいが約59%と最も多くなっています。 一方、わからないと回答したかたが次いでおり、全体では約13%にのぼっています。 障害別にみると知的障害のかたは、グループホーム、福祉ホームのようなところ(介護や視点、見守りがある少人数の共同生活の場)、精神障害のかたでは、アパートやマンションを借りて暮らしたい」が2番目に多くなっています。 医療について(問17) 問17 あなたは、医療について困っていることはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 通院するとき付き添う人がいない 2 通院するための交通手段がない 3 入院時のコミュニケーションが心配 4 医師や看護師に病気(症状・状態・疑問点など)が上手く伝えられない 5 医師や病院からの説明がわからない 6 急に具合が悪くなったときの対応かた法がわからない 7 ちょっとした病気(風邪や腹痛など)のときに診てもらう病院がない 8 服薬管理(決められた時間に決められた量の薬を飲むこと)が難しい 9 薬の効果や副作用の説明がよくわからず不安 10 夜間休日などの救急対応のかた法、連絡先がわからず不安 11 医療費の自己負担が大変 12 医療機関の設備(トイレやスロープなど)や対応が障害者に配慮されていない 13 その他 14 特に困っていることはない 分析 医療について困っていることは、全体では特に困っていることはないが約50%と最も多く、ついで、医療費の自己負担が大変、医師や看護師に病気(症状・状態・疑問点など)が上手く伝えられないが約18%となっています。 障害別にみると、知的障害のかたでは医師や看護師に病気(症状・状態・疑問点など)がうまく伝えられない」が約56%、ついで、入院時のコミュニケーションが心配が約47%となっています。 (精神・難病のみの質問)現在、精神の疾患・難病として特定された疾患により、治療を受けていますか。(1つにまる) 1 受けている 2 受けていない 分析 精神の疾患又は難病として特定された疾患による治療の有無については、受けているが97%となっています。 就労について(問18から問19まで) 問18 あなたは、現在、働いていますか。(1つにまる) 1 働いている 2 働いていない 分析 就労状況は、働いているが42.4%となっている、前回・前々回調査と比較すると、増加傾向にあります。 一方、働いていないかたは約58%で、前回・前々回調査と比較すると、減少傾向にあります。 障害別にみると、難病のかたは働いているのかたが多く、53%となっています。 問18で、「働いている」と回答したかたにお聞きします。 問18のA 働いている場所はどこですか。(1つにまる) 1 目黒区内にある企業などで正社員、正職員、契約社員として働いている 2 目黒区外にある企業などで正社員、正職員、契約社員として働いている 3 目黒区内にある企業などで臨時、アルバイト、パートとして働いている 4 目黒区外にある企業などで臨時、アルバイト、パートとして働いている 5 仕事を中心とする通所施設(就労継続支援A型・B型、就労移行支援事業所等)で働いている 6 在宅勤務、自営業など、自宅で働いている    7その他 分析 就労場所については、全体では目黒区外にある企業などで正社員、正職員、契約社員として働いているが約35%となっています。 障害別にみると知的障害のかたは、仕事を中心とする通所施設で働いているが最も多く63%に上っています。 問18で、働いていると回答したかたにお聞きします。 問18のB 働いて得る収入(給料や工賃など)はどれくらいですか。差し支えない範囲でお答えください。(1つにまる) 1 1万円未満 2 1万円以上から2万円未満 3 2万円以上から5万円未満 4 5万円以上から10万円未満 5 10万円以上から20万円未満 6 20万円以上 7 なし 8 わからない 分析 月収は20万円以上が約32%、次いで10万円以上から20万円未満が約26%となっており、いずれも増加傾向にあります。 障害別にみると身体障害、難病のかたは20万円以上が最も多く、精神障害のかたは10万円以上から20万円未満、知的障害のかたは1万円以上から2万円未満が多くなっています。 問19 あなたは、障害のあるかたが企業などで働くために重要と思うことはどれですか。現在働いていないかたや再就職を考えているかたもお答えください。(あてはまるものすべてにまる) 1 就職に向けた障害者(家族)の意識啓発 2 就職に向けた相談 3 給料が充実していること 4 就職先の紹介等の支援(休職中・退職後の転職を含む) 5 在宅就労等(自宅で働くなど)に向けた支援 6 就職に必要な知識・技術等の習得 7 就労に必要なコミュニケーション技術等の習得 8 健康管理等の支援 9 就労に向けた面接、実習などの支援 10 ハローワーク等の就労情報による就職活動への支援 11 就労初期段階での支援(就労移行支援) 12 就職後の相談・支援(就労定着支援・ジョブコーチ) 13 企業、上司、同僚の理解 14 障害特性に配慮した職場環境の整備(介助や援助、バリアフリー等) 15 通勤するための移動支援(安全な通勤手段の確保など) 16 その他 17 特にない 18 身体の状態や年齢により働くことが難しい 分析 働くために重要と思うことは、全体では「企業、上司、同僚の理解」が約49%に上っています。 障害別にみても企業、上司、同僚の理解が最も多くなっていますが、身体障害のかたでは障害特性に配慮した職場環境の整備(介助や援助、バリアフリー等)、知的障害のかたでは就労に必要なコミュニケーション技術等の習得、精神障害のかたでは給料が充実していること、難病のかたでは健康管理等の支援が次いでおり、障害の種類によって違いが出ています。 情報の入手方法について(問20) 問20 あなたは、症状や障害のこと、自分が使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 区報や区のリーフレット 2 区のホームページ 3 障害者のしおり 4 相談支援事業所を通じて 5 障害者団体や当事者団体を通じて 6 医療機関を通じて 7 障害福祉課、高齢福祉課、福祉総合課(福祉のコンシェルジュ)、保健所、児童相談所などを通じて 8 福祉施設や地域活動支援センター等を通じて 9 福祉サービス事業者を通じて 10 家族や友人・知人を通じて 11 同じ病気や障害のある仲間を通じて 12 ボランティア・NPO職員を通じて 13 区のホームページ以外のインターネット(SNS等含む)を通じて 14 テレビやラジオ、新聞、雑誌などを通じて 15 その他 16 情報を入手する手段がない 分析 障害や症状、サービスに関する情報の入手方法は、全体では医療機関を通じてが26.9%、次いで障害者のしおりが26.7%となっています。 障害別にみると身体障害」のかたは障害者のしおり、知的障害のかたは家族や友人、知人を通じて、精神障害と難病のかたは、医療機関を通じてが最も多くなっています。 福祉サービスについて(問21から問22まで) 問21 あなたは、福祉サービスを利用するときに困ったことがありましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 必要な日や必要な時間に使いたいサービスが使えなかった 2 利用資格や条件があわず、使いたいサービスが使えなかった 3 福祉サービスの支給量が少ない、支給期間が短い 4 どの事業者が良いのかわからない(事業者情報が不十分) 5 サービス等の利用計画をつくる手順や内容がわかりにくかった 6 利用方法、契約かた法がわからなかった(わかりにくかった) 7 利用してトラブルがあった 8 費用負担があるため、利用しづらい 9 どんな福祉サービスがあるのか知らない 10 その他 11 特に困ったことはない 分析 サービスを利用するときに困ったことでは、特に困ったことはないが43%と最も多く、次いで、どんなサービスがあるのか知らないが約27%となっています。 障害別にみると精神障害のかたでは、どんなサービスがあるのか知らないが最も多くなっています。 知的障害のかたでは、必要な日や必要な時間に使いたいサービスが使えなかったが約28%と、その他のかたに比べ多くなっています。 問22 あなたは、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 居宅介護・重度訪問介護(身体介護、家事援助、移動等) 2 訪問看護、重症心身障害者(児)在宅レスパイト 3 重度身体障害者等非常通報システム 4 短期入所 5 グループホーム(共同生活) 6 施設入所支援 7 地域移行支援、地域定着支援 8 自立生活援助 9 ガイドヘルパーによる移動支援や同行援護 10 介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券・自動車燃料費の助成 11 入浴サービス 12 配食サービス 13 理美容サービス 14 手話通訳者の派遣 15 補装具・日常生活用具の利用 16 紙おむつの支給 17 一般就労に向けた支援(障害者就労支援センター、就労移行支援等)、就労定着支援及び就労継続支援 18 療養介護、生活介護、自立訓練等の利用 19 児童発達支援や放課後等デイサービスの利用 20 居宅訪問型児童発達支援 21 保育所等訪問支援 22 地域活動支援センター 23 地域生活支援拠点 24 発達障害支援拠点 25 その他 26 福祉サービスを必要としていない 分析 今後利用したいサービスについては、介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券、自動車燃料費の助成が約33%と最も多くなっています。次いで福祉サービスを必要としないが約28%となっています。 障害別にみると、身体障害のかたは介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券・自動車燃料費の助成が約40%、知的障害のかたはガイドヘルパーによる移動支援や同行援護が約36%、精神障害のかたは一般就労に向けた支援(障害者就労支援センター、就労移行支援等)、就労定着支援及び就労継続支援が約27%、難病のかたは、介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券・自動車燃料費の助成が約44%となっています。 福祉のまちづくりについて(問23) 問23 あなたが外出する時に困ったり不便に感じたりすることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 歩道、道路、出入口に段差がある 2 階段の昇降が困難である 3 エレベーターがない 4 路上に障害物がある 5 標識・標示の案内がわかりにくい 6 点字ブロック・盲人用信号がない 7 手すりがない 8 付き添ってくれる人がいない 9 移動の手段がない 10 誰でもトイレが少ない 11 電車・バス・タクシー等の乗降が困難である 12 乗車券の購入・料金の支払いが困難である 13 自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい 14 障害があることや症状について理解されにくい 15 その他 16 特に困ったことはない 分析 外出する時に困ったり不便に感じることについては、特に困ったことはないが28.9%と最も多く、次いで障害があることや症状について理解されにくいが28.7%となっています。 障害別にみると、身体障害のかたは歩道、道路、出入口に段差があるが最も多くなっています。 その他のかたでは、知的障害のかたが自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しいが47%、精神障害のかたが、障害があることや症状について理解されにくいが約48%、難病のかたは、特に困ったことはないが約38%となっています。 防災について(問24から問26まで) 問24 あなたは、災害が起きたときに備えて準備しているものはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 水や食料(医療食) 2 衣類やタオルなどの生活用品 3 薬や紙おむつなどの医療用品 4 杖や車いすなどの福祉用具 5 非常用発電機など必要な機器の動力 6 家具への転倒防止器具の取り付け 7 ヘルプカード・防災手帳 8 防災・救急医療情報キット 9 避難行動要支援者名簿に登録している 10 近隣の人等に手助けを頼んでいる 11 避難場所と避難の手段や手順をハザードマップなどで確認している 12 家族や親戚、支援者等との連絡かた法や待ち合わせ場所などを確認している 13 通院先や主治医等の連絡先などの医療情報を確認している 14 避難訓練や防災訓練に参加している 15 その他 16 特に何もしていない 分析 災害が起きたときに備えて準備しているものについては、全体では、水や食料(医療食)が約49%で最も多く、次いで特に何もしていないが約32%となっています。 障害別にみると、精神障害のかたでは特に何もしていないが約44%と他の障害のかたより多くなっています。 難病のかたについては、衣類やタオルなどの生活用品、薬や紙おむつなどの医療品が他の障害のかたより多くなっています。 問25 あなたは、一人で避難所に避難できますか。(1つにまる) 1 避難所の場所を知っており、一人で避難できる 2 避難所は知っているが、一人で避難できない 3 避難場所を知らない 4 その他 分析 避難所への避難については、避難所の場所を知っており一人で避難できるが約44%となっていますが、前回調査と比較すると、やや減少しています。 次いで、「避難場所を知らない」では約28%となっており、増加傾向にあります。 障害別にみると、「知的障害」のかたは「避難所を知らない」が約37%となっています。また、他の障害のかたは、「避難所の場所を知っており、一人で避難できる」が多くなっています。 問26 あなたは、災害発生時や避難所での生活で不安に思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 安否確認をしてくれるか 2 避難所までの移動 3 介助者・介護者がいない 4 自分に合った食事や必要な薬の入手 5 医療機器の充電や管理 6 避難先の設備(トイレや浴室、ベッドなど)が使えるか 7 災害発生の連絡や避難所での情報を伝えてくれる人がいるか 8 他の避難者が障害や症状について理解してくれるか 9 他の避難者に迷惑をかけてしまわないか 10 その他 分析 災害発生時や避難所での生活で不安に思うことについては、「自分にあった食事や必要な薬の入手」が約47%で最も多く、次いで「避難先の設備(トイレや浴室、ベッドなど)が使えるか」が約45%となっています。 障害別にみると、「知的障害」のかたは「他の避難者が障害や症状について理解してくれるか」、「精神障害」、「難病」のかたは「自分に合った食事や必要な薬の入手」が最も多くなっています。 相談について(問27から問29まで) 問27 あなたは、生活の中で悩みや困ったことがありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 教育・学習のこと 2 医療やリハビリのこと 3 経済的なこと 4 家族や家庭生活のこと 5 現在の援助(支援・介護)のこと 6 将来の援助(支援・介護)のこと 7 働くこと 8 趣味や生きがいを持つこと 9 かかりつけの病院や歯医者がないこと 10 交通機関のこと 11 住宅のこと 12 必要な情報を得ること 13 友達や相談相手を持つこと 14 地域の理解を得ること 15 結婚のこと 16 社会参加のこと 17 老後の生活 18 現在特に悩みはない 19 その他 分析 生活の中での悩みごとや困ったことについては、全体では老後の生活が約42%、経済的なことが約36%となっています。 障害別にみると身体障害、難病のかたでは老後の生活が最も多く、知的障害のかたでは将来の援助(支援・介護)のこと、精神障害のかたでは経済的なことが最も多くなっています。 問28 あなたは、生活していく上で、悩みや困ったことは誰に相談していますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族・親戚 2 知人・友人・同じ病気や障害のある仲間 3 会社の人、学校の先生 4 病院(医師・ソーシャルワーカー・看護師など) 5 福祉施設や福祉サービス事業者、地域活動支援センターの職員 6 相談支援事業所の相談支援専門員 7 地域生活支援拠点や発達障害支援拠点の職員 8 障害福祉課、高齢福祉課、福祉総合課(福祉のコンシェルジュ)、保健所、児童相談所など 9 民生委員・児童委員 10 地域包括支援センター 11 社会福祉協議会 12 インターネット(SNSなどを含む)を通じて知り合った人、インターネットの相談サイトや掲示板 13 相談できるところがない 14 相談するところがわからない 15 その他 分析 悩みや困ったことの相談先については、家族・親戚が約74%、次いで、病院(医師・ソーシャルワーカー・看護師など)が約33%となっています。 問29 問28で回答した相談先に相談することで、悩みや困ったことは解決できていますか。(1つにまる) 1 解決できている 2 解決できない場合がある 3 わからない 分析 悩みや困ったことの解決については、全体では解決できているが約41%となっています。 障害別にみると精神障害のかたでは、解決できない場合があるが約48%と、他のかたに比べ割合が高くなっています。 権利擁護について(問30から問35まで) 問30 あなたは、この3年間に虐待をされたと感じたことはありますか。(1つにまる) 1 されたことがある 2 されたことはない 3 わからない 分析 虐待の経験については、されたことはないが約86%に上っています。 障害別にみると、されたことはないは、身体障害のかたでは約91%、難病のかたでは約89%と高い割合を示しています。 一方、されたことがあるは約7%となっています。 問30のA 問30で、「1されたことがある」と回答したかたは、虐待をされたとき、誰またはどのようなところに相談しましたか。 1 家族 2 親戚 3 友人・知人 4 会社の人 5 保育園や幼稚園、学校などの教職員 6 障害福祉課、高齢福祉課、福祉総合課(福祉のコンシェルジュ)、保健所、児童相談所などの職員 7 民生委員・児童委員 8 社会福祉協議会(権利擁護センター) 9 相談支援事業所の相談支援専門員 10 福祉施設・地域活動支援センターの職員 11 福祉サービス事業者 12 地域生活支援拠点や発達障害支援拠点の職員 13 地域包括支援センター 14 障害者団体 15 医療関係者 16 その他 17 誰にも相談できなかった 分析 虐待されたときの相談先については全体では「家族」が約43%、誰にも相談できなかったが約21%となっています。 前回調査と比較すると、家族は増加、誰にも相談できなかったは約10%減少しています。 問31 あなたは、「障害者虐待防止センター」に相談や通報ができることを知っていますか。(1つにまる) 1 知っている 2 知らない 分析 障害者虐待防止センターへの相談や通報できることについては、知らないが約83%に上っています。 問32 あなたは、この3年間に差別をされたと感じたことはありますか。(1つにまる) 1 されたことがある 2 されたことはない 3 わからない 分析 差別の経験については、されたことはないが約62%、されたことがあるは約19%となっています。 問32のA 問32で、「1 されたことがある」と回答したかたは、どこで差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家 2 保育園や幼稚園・学校 3 職場 4 通所・入所施設 5 お店 6 塾や習い事 7 公共施設 8 医療施設 9 交通機関 10 その他 分析 差別をされた場所については、全体では職場が約27%、交通機関が約26%となっています。 障害別にみると身体障害、難病のかたは交通機関、知的障害のかたは公共施設、精神障害のかたは職場が最も多くなっています。 問32のA 問32で、「1されたことがある」と回答したかたは、誰から差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族・親族 2 友人・知人 3 学校や施設の教職員 4 勤務先の経営者・同僚 5 店員等従業員 6 ほかの客・利用者 7 近隣の人 8 知らない人 9 その他 分析 差別された相手については知らない人が約28%と最も多く、次いで勤務先の経営者・同僚が約23%となっています。 障害別にみると、知的障害のかたは学校や施設の職員、精神障害のかたは勤務先の経営者・同僚が最も多くなっています。 問32のA 問32で、「1 されたことがある」と回答したかたは、どのような差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 いやな気持ちになる発言・暴言 2 入れてもらえない・対応してもらえない 3 手伝ってもらえない 4 後回し・別扱い 5 建物の設備などに配慮がない(段差がある、エレベーターがないなど) 6 情報保障がない 7 その他 分析 差別の内容については、いやな気持ちになる発言・暴言が70%と最も多く、次いで、後回し・別扱いが約33%、入れてもらえない・対応してもらえないが約29%となっています。 前回調査と比較すると、いやな気持ちになる発言・暴言については10%以上の増加となっています。 問32のB 問32で、「1されたことがある」と回答したかたは、差別をされたとき、誰またはどのようなところに相談しましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族 2 親戚 3 友人・知人 4 会社の人 5 保育園や幼稚園、学校などの教職員 6 障害福祉課、高齢福祉課、福祉総合課(福祉のコンシェルジュ)、保健所、児童相談所などの職員 7 民生委員・児童委員 8 社会福祉協議会(権利擁護センター) 9 相談支援事業所の相談支援専門員 10 福祉施設・地域活動支援センターの職員 11 福祉サービス事業者 12 地域生活支援拠点や発達障害支援拠点の職員 13 地域包括支援センター 14 障害者団体 15 医療関係者 16 その他 17 誰にも相談できなかった 分析 差別されたときの相談先については、家族が39%、誰にも相談できなかったが38.6%となっています。 前回調査と比較すると、家族は横ばい、誰にも相談できなかったは13%以上の増加となっています。 問33 あなたは障害者差別解消法を知っていますか。(1つにまる) 1 法律名も内容も知っている 2 法律名は知っているが、内容は知らない 3 法律名も内容も知らない 分析 障害者差別解消法の周知については、法律名も内容も知らないが約73%に上っています。 問34 あなたは、「東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例(平成30年10月1日施行)」を知っていますか。(1つにまる) 1 条例の名前も内容も知っている 2 条例の名前は知っているが、内容は知らない 3 名前も内容も知らない 分析 東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例の周知については、約86%が名前も内容も知らないとなっています。 問35 障害や高齢化などにより、自分ひとりで判断することが難しいかたの権利を守る、成年後見制度を知っていますか。または、利用したいですか。(1つにまる) 1 成年後見制度をすでに利用している 2 どのような制度か知っており、今後、制度を利用したい 3 どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はない 4 どのような制度か知らない 分析 成年後見制度の周知については、どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はないが42.3%、どのような制度か知らないが41.9%となっています。 前回調査と比較すると、どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はないが約4%の減少、どのような制度か知らないは約16%の増加となっています。 障害のある人のための取り組みについて(問36) 問36 あなたは、障害のあるかたが、必要な支援を受けながら地域で自立した生活を送るために、重要と思う取り組みは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 相談支援や情報保障の充実 2 機能訓練や生活訓練の充実 3 日中活動の場である通所施設の整備 4 ホームヘルプサービスや訪問看護、重症心身障害者(児)在宅レスパイト、入浴サービスなどの在宅生活に必要なサービスの充実 5 短期入所の充実 6 日常生活に必要な移動支援や同行援護の充実 7 住宅情報の提供 8 障害者向け住宅の充実 9 グループホームなど地域での生活の場の整備 10 入所施設の整備 11 障害の早期発見・早期療育体制の充実 12 障害特性にあった適切な保育、教育の充実 13 企業などでの就労に向けた支援や雇用環境の整備 14 ボランティア活動などの地域活動の促進 15 ユニバーサルデザインによる暮らしやすいまちづくりや利用しやすい交通機関等の整備 16 障害への理解を促進する教育や交流の促進 17 障害や病気に対する理解や障害者差別解消法の周知・啓発 18 人権を守る仕組みの充実 19 緊急時や災害時の対策促進 20 その他 21 特にない 分析 地域で自立した生活のために重要だと思う取組については、全体では相談支援や情報保障の充実が約56%、次いで障害や病気に対する理解や障害者差別解消法の周知・啓発が41%となっています。 障害別にみると知的障害のかたでは、グループホームなど地域での生活の場の整備が約58%と最も多くなっています。 また、緊急時や災害時の対策促進が身体障害では約44%、難病では約50%となっています。 2 児童の保護者向けアンケート 保護者のかたについて(問1から問2まで) 問1 お答えいただくのは、どなたですか。(1つにまる) 1 父親 2 母親 3 両親以外の家 4 その他 分析 アンケートの回答者は、母親が約88%、父親が約12%となっています。 問2 お答えいただくかたの就労状況をお聞きします。(あてはまるものすべてにまる) 1 父親がフルタイム勤務 2 父親がパート・アルバイト勤務 3 父親が就労していない 4 母親がフルタイム勤務 5 母親がパート・アルバイト勤務 6 母親が就労していない 7 両親以外の保護者がフルタイム勤務 8 両親以外の保護者がパート・アルバイト勤務 9 両親以外の保護者が就労していない 10 その他 分析 保護者のかたの就労状況は父親がフルタイム勤務が約70%、母親がフルタイム勤務が約28%と母親がパート・アルバイト勤務23%を合わせて約51%、母親が就労していないが約41%となっています。 お子さんのことについて(問3から問8) 問3 発達に関する不安をお持ちのお子さん、障害のあるお子さんの性別と令和元年9月1日現在の年齢をお答えください。 分析 お子さんの性別は、男性が約72%、女性が約28%となっています。 年齢は、6歳から10歳が、約35%と最も多くなっています。 151名の回答者(保護者)のうち、11名は対象となるお子さんが2人、2名はお子さんが3人いるため、構成比の合計が100%を越えています。 問4 発達に関する不安やお子さんがお持ちの手帳について、あてはまるものすべてにまるをつけてください。 1 身体障害者手帳 2 愛の手帳 3 精神障害者保健福祉手帳 4 難病 5 高次脳機能障害 6 発達障害 7 医療的ケア(たん吸引、経管栄養、酸素吸入等) 8 定期的な服薬や自己注射 9 小さく産まれた子どもの発達に関する不安 10 言語発達に関する不安 11 運動発達に関する不安 12 多動や衝動性等行動に関する不安 13 対人関係等コミュニケーションに関する不安 14 その他 15 特になし 分析 お子さんがお持ちの手帳については、愛の手帳をお持ちのお子さんが52%、次いで身体障害者手帳が16%となっています。また、発達障害が約37%となっています。 お子さんの発達に関する不安については、言語発達に関する不安と対人関係等コミュニケーションに関する不安が約43%、運動発達に関する不安が約31%となっています。 問4の2 身体障害者手帳の級数(知的障害のかた、精神障害のかた、難病のかたは、重複して身体障害者手帳を保有している場合の、身体障害者手帳の級数です。) 分析 身体障害者手帳の級数は、1級が約42%、2級が約38%となっています。 問4の3 愛の手帳の度数(身体障害のかた、精神障害のかた、難病のかたは、重複して愛の手帳を保有している場合の、愛の手帳の度数です。) 分析 愛の手帳の度数は、4度が約46%と最も多く、次いで2度が約36%となっています。 問4の4 精神障害者保健福祉手帳の級数(身体障害のかた、精神障害のかた、難病のかたは、重複して精神障害者保健福祉手帳を保有している場合の、精神障害者保健福祉手帳の級数です。) 分析 精神障害者保健福祉手帳の級数は、3級が75%となっています。 身体障害者手帳をお持ちの場合にお聞きします。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 視覚 2 聴覚・平衡機能 3 音声・言語・そしゃく機能 4 肢体不自由(上肢・下肢・体幹機能) 5 内部障害(心臓、呼吸器、じん臓、肝臓、ぼうこう、直腸、小腸、免疫機能) 6 その他 分析 身体障害者手帳をお持ちのお子さんの主な障害の部位は、肢体不自由が約88%となっており、次いで音声・言語・そしゃく機能が約17%となっています。 問5 障害者手帳をはじめて交付されたのはいつですか。(1つにまる) 1 生まれたとき 2 乳幼児期から小学校入学前まで 3 小学校入学後から小学校卒業まで 4 中学校入学以降 分析 乳幼児期から小学校入学前までが約92% 障害者手帳をはじめて交付された時期は、乳幼児から小学校入学前までが約92%となっており、次いで、生まれたときからが約8%となっています。 問6 お子さんは、どなたと一緒に暮らしていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 父親 2 母親 3 祖父 4 祖母 5 兄弟姉妹 6 その他の親族 7 その他 分析 お子さんが一緒に暮らしているかたは、母親が約97%、父親が約90%となっています。 なお、今回調査の「3父親、4母親、5祖父、6祖母」については、前回及び前々回調査においては、親・祖父母として選択肢を合わせていたため、参考データとして示しています。 問7 お子さんの介護や支援をしているかたはどなたですか。そのうち、主に介護や支援をしているかたはどなたですか。介護や支援をしている人(あてはまるものすべてにまる) 1 父親 2 母親 3 祖父 4 祖母 5 兄弟姉妹(兄弟姉妹の配偶者を含む) 6 子ども・孫(子ども・孫の配偶者を含む) 7 その他の親族 8 訪問看護師・ホームヘルパーなどの在宅サービス提供者 9 保育園・幼稚園・学校の教職員 10 相談支援事業所の相談支援専門員 11 児童発達支援・放課後等デイサービス事業所の職員 12 入所施設や病院の職員・世話人 13 友人・知人 14 ボランティア・NPO職員 15 公的機関の職員(保健所等) 16 介護や支援は必要ない 17 その他 分析 お子さんの介護や支援をしているかたは、母親が最も多く約97%に上っています。 前回調査と比較すると、訪問看護師・ホームヘルパーなどの在宅サービス提供者や相談支援事業所の相談支援専門員などは増加していますが、入所施設や病院の職員・世話人、ボランティア・NPO職員などは減少しています。 問7のA 上記でまるをつけた人のうち、主に介護や支援をしている人の番号を1つご記入ください。 分析 問7で回答した介護・支援者の中で、主にお子さんの介護や支援をしているかたは、母親が約94%に上っています。 問7のB 問7のAの主に介護や支援をしている人の年齢はいくつですか。(1つにまる) 1 18歳未満 2 18歳から39歳 3 40歳から64歳 4 65歳から74歳 5 75歳以上 分析 問7のAで回答した主に介護や支援をしているかたの年齢は、40歳から64歳が約73%となっています。 問8 お子さんは、平日の日中、どのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 幼稚園・保育園に通っている 2 区立小中学校の通常学級に通っている 3 区立小中学校の通常学級に通いながら、特別支援教室を利用している 4 区立小中学校の特別支援学級に通っている 5 特別支援学校に通っている 6 児童発達支援事業所等に通っている 7 家で過ごしているが、ときどき散歩や買い物に連れて行く 8 戸外に連れて行きたいが、手が足りず、家で過ごす 9 戸外へ連れて行きたいが、出かけたがらず、家にいる 10 その他 分析 お子さんの平日日中の過ごしかたは、区立小中学校の特別支援学級に通っているが約34%、児童発達支援事業所等に通っているが約31%となっています。 児童発達支援事業所等に通っている」は、前回調査では約6%となっていたものが、今回調査では約31%と、約25%増加となっています。 発達の不安や障害に気づいた時について(問9から問11) 問9 お子さんの発達の不安や障害に気づいたきっかけは何ですか。また、それはいつごろですか。気づいたきっかけ(1つにまる) 1 家族が気づいた 2 定期健診(乳幼児健康診査)を受けたとき 3 病院で受診したとき 4 保育園・幼稚園・学校の教職員から 5 その他 分析 お子さんの発達の不安や障害に気づいたきっかけは、家族が気づいたが約44%と最も多く、次いで、定期健診(乳幼児健康診査)を受けたときが約19%となっています。 問9のA 発達の不安や障害に気づいたお子さんの年齢をご記入ください。 分析 発達の不安や障害に気づいた時のお子さんの年齢は、1歳から3歳が約57%と最も多く、次いで、1歳未満が約33%となっています。 問10 お子さんの発達の不安や障害に気づいたとき、誰(どこ)に相談しましたか。(1つにまる) 1 家族・親族 2 主治医・かかりつけの病院 3 区役所 4 保健所 5 児童発達支援センター 6 障害児相談支援事業所 7 保育園・幼稚園・学校の教職員 8 子ども家庭支援センター(ほねっと) 9 めぐろ学校サポートセンター 10 発達障害支援拠点(ぽると) 11 その他 分析 お子さんの発達の不安や障害に気づいたときの相談先については、主治医・かかりつけの病院が約34%と最も多く、次いで、家族・親族が約19%となっています。 問11 発達に関する不安や障害のあるお子さんが、早期に適切な支援を受けるために必要なことは何だと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 専門家による相談体制を充実させる 2 乳幼児の健康診断を充実させる 3 電話・メールによる相談体制を充実させる 4 関連するサービスについての情報提供を充実させる 5 居宅訪問や訪問看護等による相談や支援サービスの提供 6 その他 分析 発達に関する不安や障害のあるお子さんが早期に適切な支援を受けるために必要なことについては、専門家による相談体制を充実させるが約84%と最も多く、次いで、関連するサービスについての情報提供を充実させる」が約53%となっています。 前回調査と比較すると、専門家による相談体制を充実させるは、やや減少し乳幼児の健康診断を充実させるや電話・メールによる相談体制を充実させる、居宅訪問や訪問看護等による相談や支援サービスの提供は増加しています。 お子さんの教育・療育について(問12から問16まで) 問12 お子さんが受けている療育や支援について充実させるべきだと思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 会話などコミュニケーションに対する支援 2 トイレや食事など日常生活に対する支援 3 言葉や読み書きに対する支援 4 友達など、人との関わりかたに対する支援 5 保護者への支援 6 療育を行う施設の増設 7 費用に対する補助 8 送り迎えなど、通所・通園に対するサービス 9 療育の内容や施設についての情報 10 自宅での療育 11 療育施設や保育園職員・幼稚園教諭のスキルアップ 12 医療的ケアが必要な児童への支援 13 その他 分析 就学前のお子さんが受けている療育や支援について、さらに充実させるべきだと思うことについては会話などコミュニケーションに対する支援、療育を行う施設の増設が約66%と最も多く、次いで、友達など人との関わりかたに対する支援が約62%となっています。 問13 お子さんが受けている教育や学校生活について充実させるべきだと思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 学習指導 2 学校や施設の整備 3 ガイドヘルパーによる通学時の介助 4 スクールバスによる通学時の送迎 5 日常生活に対する支援 6 カウンセリングなどの心のサポート 7 友人との関係づくり 8 教職員の理解・支援 9 周囲の保護者の理解 10 就労に向けた教育 11 クラブ・部活動などの課外活動 12 その他 分析 就学中のお子さんが受けている教育や学校生活で充実させるべきだと思う点については、学習指導が64%で最も多く、次いで教職員の理解・支援が63%、友人との関係づくりが53%となっています。 問14 お子さんは、放課後や夏休みなどの長期休業中は、どのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 自宅で家族と過ごす 2 家族と旅行や普段行かれないところへ出かける 3 友達と遊ぶ 4 学習塾・習い事やスポーツなどをする 5 クラブ活動・部活動(学校内)をする 6 児童館・学童保育クラブへ行く 7 放課後フリークラブ・ランドセル広場を利用する 8 放課後等デイサービスや地域活動支援センターを利用する 9 一人では外出できないので、家にいる 10 ガイドヘルパーなどと外出する 11 一人で過ごす 12 特になにもしていない 13 その他 分析 就学中のお子さんが放課後や長期休業中の過ごしかたについては、自宅で家族と過ごすが約84%と最も多く、次いで、家族と旅行や普段行かれないところへ出かけるが73%、放課後等デイサービスや地域活動支援センターを利用するが約64%となっています。 問15 あなたは、放課後や長期休業中など、学校以外の時間をどのように過ごさせたいと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族と旅行や普段行かれないところへ出かけたい 2 同世代の子どもと遊ばせたい 3 学校、児童館や学童保育クラブなど身近な施設で過ごさせたい 4 学習塾・習い事やスポーツなどをさせたい 5 放課後等デイサービスを利用したい 6 ガイドへルパーなどと外出したい 7 自宅で過ごさせたい 8 その他 9 特にない 分析 就学中のお子さんが放課後や長期休業中の過ごしかたの希望については、家族と旅行や普段行かれないところへ出かけたいが76%、同世代の子どもと遊ばせたいが約64%、放課後等デイサービスを利用したいが約63%となっています。 問16 お子さんが受けている療育や支援について、充実させるべきだと思う点はありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 会話などコミュニケーションに対する支援 2 トイレや食事など日常生活に対する支援 3 学習に対する支援 4 友達など人とのかかわりかたに対する支援 5 保護者への支援 6 療育を行う施設の増設 7 費用に対する補助 8 送り迎えなど通学に対するサービス 9 外出時のガイドヘルパーによる移動支援 10 療育の内容や施設についての情報 11 自宅での療育・居宅介護や訪問看護 12 施設や学校教職員のスキルアップ 13 医療的ケアが必要な児童への支援 14 放課後や長期休暇の過ごしかたに対する支援 15 特にない 16 その他 分析 お子さんが受けている療育や支援で充実させるべき点については、学習に対する支援約67%で、前回調査との比較では約19%増加しており、次いで、会話などコミュニケーションに対する支援が約62%、友達など人とのかかわりかたに対する支援が約56%となっています。 お子さんの将来のことについて(問17から問20まで) 問17 お子さんには、将来どのように暮らして(1つにまる) 1 自宅で家族と暮らしてほしい 2 自立してアパートやマンションを借りるなどして暮らしてほしい 3 グループホームのようなところ(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で暮らしてほしい 4 障害者入所施設等で暮らしてほしい 5 その他 6 わからない 分析 自立してアパートやマンションを借りるなどして暮らしてほしい」が約37% お子さんの将来の暮らしかたの希望については、「自立してアパートやマンションを借りるなどして暮らしてほしい」が約37%で最も多く、次いで「グループホームのようなところ(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で暮らしてほしい」が約25%となっています。 問18 お子さんの将来のことで、不安に思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 お子さんの進学のこと 2 お子さんの就職のこと 3 お子さんの結婚のこと 4 友人や仲間、理解者がいるか 5 将来、家族と離れて自立した生活ができるか 6 将来の住まいについて 7 将来の生活の経済的な保証について 8 将来の介護者について 9 本人の権利擁護や金銭管理を任せられる人が見つかるか 10 緊急時や困った時に助けを求められるか 11 本人なりに充実した生活が送れるか 12 その他 13 不安に思うことはない 分析 お子さんの将来のことで不安に思うことは、本人なりに充実した生活が送れるかが約81%と最も多く、次いで、将来、家族と離れて自立した生活ができるかが約74%となっています。 問19 お子さんが、将来、地域で自立して生活するために、どのようなことが必要だと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 地域の理解 2 就労の場 3 生活費の支援 4 住居の支援 5 身近な相談相手 6 家族や支援者(ホームヘルパーなど) 7 自立生活プログラムの実践 8 その他 分析 お子さんが将来自立して生活するために必要なことは、就労の場が77%と最も多く、次いで、地域の理解が約69%、家族や支援者(ホームヘルパー)が約66%となっています。 問20 お子さんが将来仕事に就くために重要だと思われることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 就職に向けた本人、家族の意識啓発 2 就職に向けた相談 3 給料が充実していること 4 就職先の紹介等の支援 5 就職に必要な知識・技術等の習得 6 就労に必要なコミュニケーション技術等の習得 7 本人の健康管理等の支援 8 障害特性に配慮した職場環境の整備 9 就職後の相談・支援(定着支援) 10 企業、上司、同僚の理解 11 その他 分析 お子さんが将来仕事に就くために重要だと思われることについては、就労に必要なコミュニケーション技術等の習得、障害特性に配慮した職場環境の整備が約71%と最も多く、次いで企業、上司、同僚の理解が約70%となっています。 お子さんとの外出について(問21から問22まで) 問21 お子さんと一緒に、またはお子さんがひとりで外出するときに、困ったり不便を感じたりすることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 歩道、道路、出入口に段差がある 2 階段の昇降が困難である 3 エレベーターがない 4 路上に障害物がある 5 標識・標示の案内がわかりにくい 6 保護者以外の介助者や付き添いがいない 7 お子さんが使えるトイレがない(子ども用トイレや「誰でもトイレ」) 8 電車・バス・タクシー等の乗降が困難である 9 電車・バス・タクシーの中や、店、施設の中で落ち着いて過ごすことが難しい 10 自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい 11 障害があることや症状について理解されにくい 12 周りの目が気になる 13 その他 14 大変なので、外出は控えている 15 困ったり不便にに感じることはない 分析 お子さんと一緒に、またはお子さんがひとりで外出するときに困ったり不便に感じたりすることについては、自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しいが約54%、次いで、障害があることや症状について理解されにくい」が約49%となり、いずれも増加しています。また、「周りの目が気になる」(新設問)が30.4%となっています。 問22 お子さんとの外出時に、どのような支援やサービスがあると良いと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 外出時の介助者・ガイドヘルパーの派遣 2 電車やバス、タクシー運賃の補助 3 施設の入園料・入場料の補助や割引 4 交通や施設のバリアフリー情報(エレべーター・「誰でもトイレ」等) 5 イベントや遊ぶことのできる場所についての情報 6 その他 7 支援やサービスは必要ない 分析 お子さんとの外出時にあると良いと思う支援やサービスについては、イベントや遊ぶことのできる場所についての情報が約51%と最も多く、次いで、「電車やバス、タクシー運賃の補助」が約46%となっています。 福祉サービスについて(問23から問25まで) 問23 お子さんは、以下の福祉サービスを利用していますか(利用したことがありますか)。(あてはまるものすべてにまる) 1 居宅介護・重度訪問介護(ホームヘルプ、日常の入浴、食事の介護) 2 訪問看護 3 ガイドヘルパーによる移動支援 4 入浴サービス 5 短期入所 6 理美容サービス 7 日常生活用具の利用 8 補装具の利用 9 紙おむつの支給 10 児童発達支援(未就学児向けの集団療育、個別療育) 11 医療型児童発達支援(機能訓練、医学的支援) 12 放課後等デイサービス 13 緊急介護事業 14 福祉サービスについて知らなかった 15 現在、福祉サービスを利用する必要がない 16 その他 分析 利用している・利用したことがあるサービスについては、児童発達支援(未就学児向けの集団療育、個別療育)が70%で最も多く、次いで、放課後等デイサービスが50%となっています。 問24 問23の福祉サービスを利用しているお子さんについてお聞きします。福祉サービスを利用するときに何か困ったことはありましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 必要な日や時間に使いたい福祉サービスが使えなかった 2 利用資格や条件があわず、使いたい福祉サービスが使えなかった 3 福祉サービスの支給量が少ない、支給期間が短い 4 どの事業者が良いのかわからない(事業者情報が不十分) 5 利用方法、契約の方法がわからなかった(わかりにくかった) 6 利用してトラブルがあった 7 費用負担があるため、利用しづらい 8 どんな福祉サービスがあるのか知らない 9 その他 10 特に困ったことはない 分析 サービスを利用するときに困ったことについては、必要な日や時間に使いたい福祉サービスが使えなかったが約46%で最も多く、次いで、どの事業者が良いのかわからない(事業者情報が不十分)が約35%となっています。 問25 今後、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 居宅介護・重度訪問介護(ホームヘルプ、日常の入浴、食事の介護) 2 訪問看護 3 ガイドヘルパーによる移動支援 4 入浴サービス 5 短期入所 6 理美容サービス 7 日常生活用具の利用 8 補装具の利用 9 紙おむつの支給 10 児童発達支援(未就学児向けの集団療育、個別療育) 11 医療型児童発達支援(機能訓練、医学的支援) 12 放課後等デイサービス 13 緊急介護事業 14 利用したいサービスがない 15 その他 16 わからない 分析 今後利用したいサービスについては、放課後等デイサービスが約63%で最も多く、次いで、ガイドヘルパーによる移動支援が約35%となっています。 情報の入手について(問26) 問26 発達に関する不安や障害等のことやお子さんが使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 区報や区のリーフレット 2 区のホームページ 3 障害者のしおり 4 公的機関(区、保健所、児童相談所など)の職員を通じて 5 相談支援事業所を通じて 6 障害者団体や当事者団体を通じて 7 医療機関を通じて 8 児童発達支援・放課後等デイサービス事業所を通じて 9 同じ病気や障害のある仲間を通じて 10 ボランティア等を通じて 11 福祉サービス事業者を通じて 12 区のホームページ以外のインターネット(SNSを含む)を通じて 13 その他 分析 お子さんの発達や障害に関する不安、お子さんが使えるサービスについての情報入手方法は、同じ病気や障害のある仲間を通じてが約63%と最も多く、次いで、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所を通じてが約54%となっています。 相談について(問27から問29まで) 問27 あなたは、お子さんのことで悩みや困ったことがありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 お子さんの育児や教育のこと 2 現在お子さんが受けている医療やリハビリのこと 3 現在お子さんが受けている援助(支援・療育)のこと 4 医療費など経済的なこと 5 交通機関が使いづらいなど、外出が困難なこと 6 かかりつけの病院や歯科診療所がないこと 7 子育てや障害について必要な情報を得られない、得るのが難しいこと 8 お子さんを強く叱責してしまったり、手をあげたりしてしまうこと 9 お子さんに友達や相談相手がいないこと 10 お子さんの発達の不安や障害及び必要な配慮について、周囲に理解が得られないこと 11 保育園や幼稚園及び学校でのトラブル 12 親の病気や緊急時に預ける先が見つからないこと 13 兄弟姉妹の学校行事や冠婚葬祭時などに預け先が見つからないこと 14 近くに理解のある医療機関や理髪店などが見つからないこと 15 その他 16 悩みや困ったことはない 分析 お子さんのことで現在の悩みや困ったことについては、お子さんの育児や教育のことが約80%に上り前回調査と比較しても18%増加しています。次いで、現在お子さんが受けている援助(支援・療育)のこと、親の病気や緊急時に預ける先が見つからないことが約38%となっています。 問28 お子さんのことで悩んだり困っているときに相談する相手は誰(どこ)ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族・親戚 2 同じ悩みや障害のある子の保護者 3 保育園・幼稚園・学校の教職員 4 医療機関 5 児童発達支援・放課後等デイサービスの職員 6 公的機関(区、保健所、児童相談所など)の職員 7 民生委員・児童委員 8 相談支援事業所の相談支援専門員 9 児童発達支援センター 10 サービスを供給している事業者 11 ボランティア等 12 子ども家庭支援センター(ほねっと) 13 めぐろ学校サポートセンター 14 社会福祉協議会 15 地域包括支援センター 16 発達障害支援拠点(ぽると) 17 インターネット(SNSを含む)を通じて知り合った人、インターネットの相談サイトや掲示板 18 相談する相手がいない・相談するところがない 19 相談できるところがわからない 20その他 分析 お子さんのことで悩んでいるとき相談する相手は、同じ悩みや障害のある子の保護者が約76%となっており、次いで、家族・親戚が約74%となっています。 問29 問28で回答した相談先に相談することで、悩みや困ったことは解決できていますか。(1つにまる) 1 解決できている 2 解決できない場合がある 3 わからない 分析 相談することによる悩みや困ったことの解決状況については、解決できているが約32%、解決できない場合があるが57%となっています。 保護者・家族への支援について(問30) 問30 保護者や家族への支援は必要ですか。(1つにまる) 1 現在必要である 2 今後必要になる 3 必要ない 4 わからない 分析 保護者や家族への支援については、現在必要であるが約36%、今後必要になるが約32%となっていますがいずれも減少し、必要ないが約11%と、約8%の増加となっています。 問30で、「現在必要である」または「今後必要になる」と回答したかたにお聞きします。 問30のA どのような支援が必要ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 専門家による障害児や発達に関する不安のあるお子さんの子育て相談 2 ペアレント・メンター(発達に関する不安や障害のあるお子さんの子育てを経験し、相談支援についてのトレーニングを受けた親)によるサポートや情報提供 3 発達障害児や発達に不安のあるお子さんの教育経験者の体験談や情報提供 4 保護者への心理的ケアやカウンセリング 5 兄弟姉妹の心理的ケアやカウンセリング 6 レスパイト(在宅での介護を一時的に代替し、介護者の負担軽減・休養を図るサービス) 7 障害特性に関する情報提供 8 その他 分析 必要な保護者への支援については、専門家による障害児や発達に関する不安のあるお子さんの子育て相談が約57%、次いで、発達障害児や発達に不安のあるお子さんの教育経験者の体験談や情報提供が約43%となっていますが、いずれも減少しています。 その他、ペアレント・メンターによるサポートや情報提供や保護者への心理的ケアやカウンセリングは減少していますが、レスパイトなどは増加しています。 防災について(問31から問32まで) 問31 災害に備えて準備しているものはありますか。(あてはまるものすべまる) 1 水や食料(医療食) 2 衣類やタオルなどの生活用品 3 薬や紙おむつなどの医療用品 4 杖や車いすなどの福祉用具 5 非常用発電機など必要な機器の動力 6 家具への転倒防止器具の取り付け 7 ヘルプカード・防災手帳 8 防災・救急医療情報キット 9 避難行動要支援者名簿に登録している 10 近隣の人等に手助けを頼んでいる 11 避難場所と避難の手段や手順をハザードマップなどで確認している 12 家族や親戚、支援者等との連絡かた法や待ち合わせ場所などを確認している 13 通院先や主治医等の連絡先などの医療情報を確認している 14 避難訓練や防災訓練に参加している 15 その他 16 特に何もしていない 分析 災害に備えて準備しているものは、水や食料(医療食)が約71%となっています。 また、特に何もしていないは約16%と、前回調査から4%減少しています。 問32 災害等により避難所で生活することになった場合、不安に思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) 1 避難所までの移動手段がない 2 介助者・介護者がいない 3 お子さんに合った食事や必要な薬の入手 4 医療機器の充電や管理 5 避難先の設備(トイレや浴室、ベッドなど)が使えるか 6 避難先で配給などの細かい情報を伝えてくれる人がいるか 7 他の避難者が障害や症状について理解してくれるか 8 他の避難者に迷惑をかけてしまわないか 9 環境の変化に対応できるか(パニックにならないか) 10 その他 11 避難所では過ごせないと思う 分析 災害等により避難所で生活する場合に不安に思うことについては、環境の変化に対応できるか(パニックにならないか)が約60%、次いで「他の避難者が障害について理解してくれるか、他の避難者に迷惑をかけてしまわないかが約55%で同数となっています。 権利擁護について(問33から問37まで) 問33 あなたは、この3年間に差別をされたと感じたことはありますか。(1つにまる) 1 感じたことがある 2 感じたことはない 3 わからない 分析 障害や発達の不安を理由とした差別の経験については、感じたことがあるが約53%、感じたことはないが約32%となっています。 問33のA 感じたことがあると回答したかたは、どこで差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) 分析 差別をされた場所については、保育園や幼稚園・学校が約57%と最も多く、次いで、公共施設が約33%となっています。 問33のA 感じたことがあると回答したかたは、誰から差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) 分析 差別された相手については、学校や施設の教職員が約40%と最も多く、次いで、ほかの客・利用者が約39%となっています。 問33のA 感じたことがあると回答したかたは、どのような差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) 分析 差別の内容については、いやな気持ちになる発言・暴言が75%と最も多く、次いで、入れてもらえない・対応してもらえないが約45%となっています。 問33のB 感じたことがあると回答したかたは、差別をされたと感じたとき、誰、またはどこに相談しましたか。(あてはまるものすべてにまる) 1 家族 2 親戚 3 友人・知人 4 近所の人 5 保育園や幼稚園、学校などの教職員 6 公的機関の職員(区、保健所、児童相談所など) 7 民生委員・児童委員 8 ボランティア・NPO職員 9 相談支援事業所の相談支援専門員 10 福祉サービス事業者 11 障害者団体 12 医療関係者 13 児童発達支援・放課後等デイサービスの職員 14 その他 15 誰にも相談できなかった 分析 差別されたときの相談先については、家族が約51%と最も多く、次いで、友人・知人が約39%となっています。いっぽう、誰にも相談できなかったが約33%に上り、前回調査から約10%増加しています。 問34 あなたは、障害者差別解消法を知っていますか。(1つにまる) 1 法律名も内容も知っている 2 法律名は知っているが、内容は知らない 3 法律名も内容も知らない 分析 障害者差別解消法の周知については、約48%が法律名も内容も知らないと回答しています。 問35 あなたは、東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例(平成30年10月1日施行)を知っていますか。(1つにまる) 1 条例の名前も内容も知っている 2 条例の名前は知っているが、内容は知らない 3 名前も内容も知らない 分析 東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例の周知については、約69%が名前も内容も知らないと回答しています。 問36 障害や高齢化などにより、自分ひとりで判断することが難しいかたの権利を守る、せいねんこうけんせいどを知っていますか。または利用したいですか。(1つにまる) 1 せいねんこうけんせいどをすでに利用している 2 どのような制度か知っており、今後、制度を利用したい 3 どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はない 4 どのような制度か知らない 分析 せいねんこうけんせいどの周知については、どのような制度か知らないが40%、どのような制度か知っており、今後、制度を利用したい、どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はないが、それぞれ30%となっています。 問37 あなたは、障害者虐待防止センターに相談や通報ができることを知っていますか。(1つにまる) 1 知っている 2 知らない 分析 障害者虐待防止センターに相談や通知ができることの周知については、知らないが約62%、知っているが約38%となっています。 障害のある人のための取り組みについて(問38) 問38 あなたは、障害者が地域で自立して生活を送るために、重要と思う取り組みは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) 1 相談窓口や情報提供の充実 2 機能回復や地域生活に必要な訓練の充実 3 創作的活動や生活習慣習得などができる場の整備 4 ホームヘルプサービスなどの在宅サービスの充実 5 日常生活に必要な移動支援の充実 6 住宅情報の提供 7 障害者向け住宅の充実 8 グループホームなど地域での生活の場の整備 9 短期入所サービスの充実 10 入所施設の整備 11 障害の早期発見、早期療育体制の充実 12 障害特性にあった適切な保育、教育の充実 13 企業などでの就労に向けた支援や雇用環境の整備 14 ボランティア活動などの地域活動の促進 15 ユニバーサルデザインによる公共施設、交通機関等の整備 16 障害への理解を促進する教育や交流の促進 17 障害や病気に対する理解や障害者差別解消法の周知・啓発 18 人権を守る仕組みの充実 19 緊急時や災害時の対策促進 20 その他 21 特にない 分析 障害者が地域で自立して生活を送るために重要な取り組みについては、障害特性にあった適切な保育、教育の充実が約76%と最も多くなっています。次いで、障害への理解を促進する教育や交流の促進が約62%となっています。 第3章 クロス集計 1 クロス集計(障害者) 問2 年代と問10 あなたは、平日の日中、主にどのように過ごしていますか。のクロス集計 集計結果 へいじつにっちゅう、18歳未満は幼稚園、保育園、児童発達支援事業所で過ごし、18歳から39歳及び40歳から64歳は企業などで働いている、65歳から74歳及び75歳以上は、家でくつろいでいるが最も多くなっています。 また、65歳以上のかたについては、家事をしている、病院などに通っているの回答も多くなっています。 問2 年代 と問12 あなたは、平日の夕方から夜(学校、通所施設、企業等からの帰宅後)どのように過ごしていますか。 のクロス集計 集計結果 へいじつ夕方から夜の過ごしかたと年代のクロス集計では、すべての年代で、家の中でくつろいで過ごすが最も多くなっています。 問2 年代 と問13 あなたは、平日の夕方から夜(学校・通所施設・企業等からの帰宅後)や休日はどのように過ごしたいですか。のクロス集計 集計結果 へいじつ夕方から夜の過ごしかたの希望と年代のクロス集計では、すべての年代で、家の中でくつろいで過ごしたいが最も多くなっています。 問2 年代 と問16 あなたは将来、どのような暮らしかたをしたいですか。のクロス集計 集計結果 将来の暮らしかたと年代のクロス集計では、すべての年代で、現在の自宅で暮らし続けたいの割合が多く、75歳以上では75%を超えています。 問6 現在、あなたが暮らしているところはどこですか。と問16 あなたは将来、どのような暮らしかたをしたいですか。のクロス集計 集計結果 将来の暮らしかたの希望と現在暮らしている場所のクロス集計では、自宅(持ち家、賃貸、社宅など)では約63%が、現在の自宅で暮らし続けたいと考えています。 問2 年代と問17 あなたは、医療について困っていることはありますか。のクロス集計 集計結果 医療について困っていることと年代のクロス集計では、18歳未満及び18歳から39歳では、医師や看護師に病気の状況がうまく伝えられない、40歳から64歳、65歳から74歳及び75歳以上では、特に困っていることはないが最も多くなっています。 問18のA 働いている場所はどこですか。と問18のB 働いて得る収入(給料や工賃など)はどれくらいですか。のクロス集計 集計結果 収入と働いている場所のクロス集計では、正社員、正職員、契約社員として働いているかたの収入は、目黒区外にある企業などで約61%、目黒区内にある企業などで約52%が20万円以上となっています。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。と問19 あなたは、障害のあるかたが企業などで働くために重要と思うことはどれですか。 のクロス集計 集計結果 企業などで働くために重要と思うことと主な障害の部位のクロス集計では、視覚、聴覚・平衡機能、肢体不自由、内部障害のかたは、企業、上司、同僚の理解、音声・言語・そしゃく機能のかたは、身体の状態や年齢により働くことが難しいが最も多くなっています。 問2 年代と問20 あなたは、症状や障害のこと、自分が使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。のクロス集計 集計結果 情報の入手先と年代のクロス集計では、18歳未満では相談支援事業所を通じてや家族や友人・知人を通じて、18歳から39歳では家族や友人・知人を通じて、40歳から64歳では医療機関を通じて、65歳から74歳では、区報や区のリーフレット、75歳以上では、障害者のしおりが最も多くなっています。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。と問20 あなたは症状や障害のこと、自分が使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。のクロス集計 集計結果 情報の入手先と主な障害の部位のクロス集計では、視覚のかたは、障害福祉課、高齢福祉課、福祉総合課等を通じて、音声・言語・そしゃく機能のかたは家族や友人・知人を通じて、聴覚・平衡機能、肢体不自由、及び内部障害のかたは、障害者のしおりが多くなっています。 問2 年代と問21 あなたは、福祉サービスを利用するときに困ったことがありましたか。のクロス集計 集計結果 福祉サービスを利用するときに困ったことと年代のクロス集計では、18歳未満では必要な日や必要な時間に使いたいサービスが使えなかった、18歳から39歳では、どんな福祉サービスがあるのか知らない、40歳から64歳、65歳から74歳、及び75歳以上では、特に困ったことはないが最も多くなっています。 問2 年代と問22 あなたは、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。のクロス集計 集計結果 利用したい福祉サービスと年代のクロス集計では、18歳未満では児童発達支援や放課後等デイサービス、18歳から39歳、40歳から64歳、65歳から74歳、及び75歳以上では、介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券、自動車燃料費の助成が最も多くなっています。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。と問22 あなたは、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。のクロス集計 集計結果 利用したい福祉サービスと主な障害の部位のクロス集計では、視覚、音声・言語・そしゃく機能、肢体不自由、及び内部障害のかたは、介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券・自動車燃料費の助成が最も多くなっています。また、聴覚・平衡機能のかたは、補装具・日常生活用具の利用が最も多くなっています。 問2 年代 と問23 あなたが外出する時に困ったり不便に感じたりすることは何ですか。のクロス集計 集計結果 外出時に困ったり不便に感じることと年代のクロス集計では、18歳未満では自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい、18歳から39歳、及び40歳から64歳では、障害があることや症状について理解されにくい、65歳から74歳、及び75歳以上では、歩道、道路、出入口に段差があるが最も多くなっています。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。と問23 あなたが外出する時に困ったり不便に感じたりすることは何ですか。のクロス集計 集計結果 外出時に困ったり不便に感じることと、主な障害の部位のクロス集計では、視覚、音声・言語・そしゃく機能、及び肢体不自由のかたは、歩道、道路、出入口に段差がある、聴覚・平衡機能のかたは障害があることや症状について理解されにくい、内部障害のかたは、その他が最も多くなっています。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。と問25 あなたは、ひとりで避難所に避難できますか。のクロス集計 集計結果 避難所への避難と主な障害の部位のクロス集計では、聴覚・平衡機能、肢体不自由、内部障害のかたは、避難所の場所を知っており、一人で避難できる、視覚、及び音声・言語・そしゃく機能のかたは、避難所は知っているが、一人で避難できないが最も多くなっています。 問4のA 主な障害の部位は次のうちどれですか。と問26 あなたは、災害発生時や避難所での生活で不安に思うことはありますか。のクロス集計 集計結果 避難所の生活で不安に思うことと主な障害の部位のクロス集計では、視覚のかたは、避難所までの移動、聴覚・平衡機能のかたは、災害発生の連絡や避難所での情報を伝えてくれる人がいるかと他の避難者が障害や症状について理解してくれるかが同数、音声・言語・そしゃく機能、及び肢体不自由のかたは、避難先の設備が使えるか、内部障害のかたは自分に合った食事や必要な薬の入手が最も多くなっています。 問2 年代と問27 あなたは、生活の中で悩みや困ったことがありますか。のクロス集計 集計結果 生活の中での悩みや困ったことと年代のクロス集計では、18歳未満では教育・学習のこと、18歳から39歳、40歳から64歳、及び65歳から74歳では老後の生活、75歳以上では、現在特に悩みはないが最も多くなっています。 問28 あなたは、生活していく上で、悩みや困ったことは誰に相談していますか。 と問29 問28で回答した相談先に相談することで、悩みや困ったことは解決できていますか。のクロス集計 集計結果 悩みや困ったことは解決できているかと悩みや困ったことの相談先では、解決できているが最も多いのは家族・親戚で約46%となっており、解決できない場合があるが最も多いのは、相談できるところがないは59%となっています。 問2 年代と問36 あなたは障害のあるかたが必要な支援を受けながら地域で自立した生活を送るために重要と思う取り組みは何ですか。 のクロス集計 集計結果 自立した生活を送るために重要と思う取り組みと年代のクロス集計では、18歳未満では、障害特性にあった適切な保育、教育の充実が約69%と最も多くなっています。また、18歳以上では、相談支援や情報保障の充実が最も多くなっています。