目黒区障害者計画策定に関する調査報告書 令和5年3月 第1章 調査の目的と概要 1 調査の目的 この調査は、令和3年3月に策定した「目黒区障害者計画(令和6年3月まで)」の改定を行うにあたり、障害に関する手帳をお持ちの方及び難病患者の方、発達に関する不安や障害のあるお子さまの保護者の方の生活の様子や将来の希望などを把握し、計画改定のための基礎資料を得ることを目的として実施した。 2 調査の方法と回収状況 ・身体障害者、知的障害者、精神障害者及び難病患者、児童の保護者について、無作為抽出(50%)した対象者に調査票を郵送した。 ・調査票については「身体障害者用」「視覚障害者用(音声コード付き)」「知的障害者用」「精神障害者用」「難病患者用」及び「児童の保護者用」の6種類を作成した。 ・郵送またはインターネットにより回収した。 調査地域 目黒区内(施設入所者含む) 調査方法 郵送配布・回収及びインターネット 調査機関 令和4年9月〜10月 調査対象(a)身体1,408名、知的371名、精神768名、難病319名、児童の保護者426名 有効回収数(b)身体735名、知的218名、精神342名、難病178名、児童の保護者213名 有効回収率(bわるa)身体52.2%、知的58.8%、精神44.5%、難病55.8%、児童の保護者50.0% 3 報告書を見る際の注意事項 ・調査結果(表中)の比率は、その設問への回答者数を基数として、小数点以下第2位を四捨五入して算出し、小数点以下第1位までを表示している。したがって、回答者比率の合計は必ずしも100%にならない場合がある。 ・複数回答形式の設問については、その設問の回答数を基数として算出している。したがって、すべての回答比率の合計が100%を超えることがある。 ・選択肢の語句が長い場合、本文や図表中では省略した表現を用いている場合がある。 ・身体・知的・精神障害及び難病の方については、総計をグラフとして表示している。 ・「前回(令和元年度)、前々回(平成28年度)に実施した設問については、グラフに結果(総計)を表示しているが、今回の調査で選択肢の増加や削除、選択肢の表現の変更を行っている場合がある。 4 標本誤差について この調査の結果を見る場合に、考慮すべき統計上の誤差がある。考慮すべき誤差(標本誤差)の大きさは、「回答者数(標本数)が少ないほど大きく」、また「回答比率が低いほど大きく」なる。この標本誤差は統計学的に、以下の式によって算出できる。 b イコール プラスマイナス2ルート p(1マイナスp)わるn 例えば、「お答えいただくのは、どなたですか」という質問に、1,416人が答えており、そのうち83.7%が「宛名のご本人(代筆を含む)」と回答した。それぞれの数値を公式に代入すると、次の誤差が算出される。 b イコール プラスマイナス2ルート 0.837(1マイナス0.837)わる1.416 ニアリーイコール 0.0196 したがって、プラスマイナス1.96%が誤差の範囲内になる。つまり、この質問に対する目黒区の真の値は、81.74%〜85.66%の間にあると考えられるということになる。 基数(n)が1,416のとき 比率が95%または5%のとき、誤差はプラスマイナス1.16% 比率が90%または5%のとき、誤差はプラスマイナス1.60% 比率が80%または5%のとき、誤差はプラスマイナス2.13% 比率が70%または5%のとき、誤差はプラスマイナス2.44% 比率が60%または5%のとき、誤差はプラスマイナス2.60% 比率が50%のとき、誤差はプラスマイナス2.66% 第2章 調査結果 1 障害者向けアンケート あなたのことについて(問1〜問7) 問1 お答えいただくのは、どなたですか。(1つにまる) ・「あて名のご本人(ご本人が意思表示した内容の代筆を含みます。)」の割合が83.7%と最も高く、次いで「ご本人の家族」の割合が15.7%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「ご本人の家族」、精神障害・難病で「あて名のご本人(ご本人が意思表示した内容の代筆を含みます。)」の割合が高くなっている。 問2 あなたの性別と令和4年9月1日現在の年代をお答えください。(1つにまる) ・「男性」の割合が50.7%、「女性」の割合が48.8%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「男性」、難病で「女性」の割合が高くなっている。 ・「40歳〜64歳」の割合が41.8%と最も高く、次いで「65歳〜74歳」の割合が22.9%、「18歳〜39歳」の割合が19.5%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「65歳〜74歳」、知的障害で「18歳〜39歳」、精神障害で「40歳〜64歳」の割合が高くなっている。 ★年代が40歳以上の方にお聞きします。 問2−A あなたは、介護保険において「要支援・要介護」と認定されていますか。 (1つにまる) ・「現在、認定されていない」の割合が68.0%と最も高く、次いで「現在、要支援・要介護と認定されている」の割合が23.5%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「現在、要支援・要介護と認定されている」、精神障害・難病で「現在、認定されていない」の割合が高くなっている。 ★現在、「要支援・要介護」と認定されている方にお聞きします。 問2−B どのような介護保険サービスを利用していますか。 (あてはまるものすべてにまる) ・「家庭を訪問してもらうサービス(ホームヘルプ、入浴、看護、リハビリ)」の割合が48.6%と最も高く、次いで「介護サービスの利用についての相談、ケアプランの作成」の割合が46.7%、「福祉用具や住宅改修に関するサービス」の割合が37.1%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「施設で生活しながら受けるサービス(ショートステイ、老人福祉施設、グループホーム)」、難病で「施設に通うサービス(デイサービス、デイケア)」の割合が高くなっている。 ★現在、40歳以上で「要支援・要介護」と認定されているが、介護保険サービスを利用していない方にお聞きします。 問2−C 介護保険サービスを利用していない理由は何ですか。 (あてはまるものすべてにまる) ・「まだ介護保険サービスを使わなくてもやっていける」の割合が56.1%と最も高くなっている。 ・その他としては、主に「手続きに手間がかかりそう」という趣旨の内容が記載されている。 問3−1 あなたの障害や現在お持ちの手帳、障害の程度等について、あてはまるものすべてにまるをつけてください。 ・「身体障害者手帳」の割合が56.2%と最も高く、次いで「精神障害者保健福祉手帳」の割合が23.6%、「難病(まる都医療券)」の割合が17.2%となっている。 ・重複障害をお持ちの方については、身体障害で「難病」をお持ちの方が10.0%、知的障害で「身体障害者手帳」をお持ちの方が24.9%、精神障害で「発達障害」をお持ちの方が9.7%、難病で「身体障害者手帳」をお持ちの方が6.4%となっている。 問3−2 身体障害者手帳の級数(知的障害の方、精神障害の方、難病の方は、重複して身体障害者手帳を保有している場合の身体障害者手帳の級数) ・「1級」の割合が37.6%と最も高く、次いで「4級」の割合が22.4%、「2級」の割合が17.3%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「1級」、精神障害で「2級」の割合が高くなっている。 問3−3 愛の手帳の度数(身体障害の方、精神障害の方、難病の方は、重複して愛の手帳を保有している場合の愛の手帳の度数) ・「4度」の割合が36.1%と最も高く、次いで「2度」の割合が34.2%、「3度」の割合が25.7%となっている。 問3−4 精神障害者保健福祉手帳の級数(身体障害の方、知的障害の方、難病の方は、重複して精神障害者保健福祉手帳を保有している場合の精神障害者保健福祉手帳の級数) ・「2級」の割合が52.1%と最も高く、次いで「3級」の割合が43.1%となっている。 ★身体障害者手帳をお持ちの方にお聞きします。 問3−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「肢体不自由(上肢・下肢・体幹機能)」の割合が48.6%と最も高く、次いで「内部障害(心臓、呼吸器、じん臓、肝臓、ぼうこう、直腸、小腸、免疫機能)」の割合が37.9%となっている。 問4 障害者手帳をはじめて交付されたのはいつですか。(1つにまる) ・「40歳以上から64歳までの時期」の割合が41.6%と最も高く、次いで「小学校入学後から39歳までの時期」の割合が33.3%、「65歳以上になってから」の割合が14.6%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「40歳以上から64歳までの時期」、知的障害で「乳幼児期から小学校入学前までの時期」、精神障害で「小学校入学後から39歳までの時期」の割合が高くなっている。 問5 あなたは、現在医療的ケアを受けていますか。(1つにまる) ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「受けていない」の割合が高くなっている。 ★問5で「1.受けている」と回答した方におたずねします。 問5−A あなたが現在受けている医療的ケアをお答えください。(あてはまるものすべてにまる) ・「服薬管理」の割合が62.5%と最も高くなっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「透析」、精神障害・難病で「服薬管理」の割合が高くなっている。 ・その他としては、主に「ペースメーカー」等が記載されている。 問6 現在、あなたが暮らしているところはどこですか。(1つにまる) ・「自宅(持ち家、賃貸、社宅など)」の割合が92.8%と最も高くなっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「グループホーム、福祉ホーム(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)」、難病で「自宅(持ち家、賃貸、社宅など)」の割合が高くなっている。 ★問6で「1.自宅」「2.グループホーム、福祉ホーム」「3.障害者向け住宅」「4.その他」と回答された方にお聞きします。 問6−A あなたと一緒に暮らしている方はどなたですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「配偶者(夫・妻)」の割合が38.9%と最も高く、次いで「母親」の割合が24.8%、「ひとり暮らし」の割合が24.3%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ身体障害・難病で「配偶者」、知的障害・精神障害で「母親」の割合が高くなっている。 ・なお、今回調査の「3父親 4母親 5祖父 6祖母」については、前々回調査において「親・祖父母」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 問7 あなたの介護や支援をしている方はどなたですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「配偶者(夫・妻)」の割合が29.2%と最も高く、次いで「母親」の割合が24.7%、「介護や支援は必要ない」の割合が22.2%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「配偶者」、知的障害で「父親」「母親」、難病で「介護や支援は必要ない」の割合が高くなっている。 ・なお、今回調査の「2父親3母親4祖父5祖母」については、前々回調査において「親・祖父母」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 問7−A 問7で回答した中で、主に介護や支援をしている方 ・「配偶者(夫・妻)」の割合が33.9%と最も高く、次いで「母親」の割合が26.9%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害・難病で「配偶者(夫・妻)」、知的障害で「母親」の割合が高くなっている。 ・なお 、今回調査の「2 父親 3 母親 4 祖父 5 祖母」については、前々回調査において「親・祖父母」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 問7−B 問7−Aの「主に介護や支援をしている人」の年齢はいくつですか。(1つにまる) ・「40歳〜64歳」の割合が43.3%と最も高く、次いで「65歳〜74歳」の割合が26.2%、「75歳以上」の割合が19.5%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「40歳〜64歳」、精神障害で「23歳〜39歳」、難病で「65歳〜74歳」の割合が高くなっている。 日頃の活動のことについて(問8〜問12) 問8 あなたは、外出するとき、どなたと一緒に出かけていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「ひとりで出かける」の割合が70.0%と最も高く、次いで「家族」の割合が50.8%、「友人」の割合が16.3%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「家族」、精神障害・難病で「ひとりで出かける」の割合が高くなっている。 問9 あなたは、平日の日中、主にどのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家でくつろいでいる」の割合が43.2%と最も高く、次いで「家事をしている」の割合が32.8%、「企業などで働いている(常勤、非常勤、アルバイト、パートなど)」の割合が29.8%となっている。 ・前回と比較すると、「病院、デイケアなどに通っている」の割合が減少している。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「仕事が中心の施設に通っている(就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援)」「生活リズム・日常生活習慣の維持、創作活動や作業などを行う通所施設に通っている(生活介護)」、精神障害で「家でくつろいでいる」、難病で「企業などで働いている(常勤、非常勤、アルバイト、パートなど)」の割合が高くなっている。 ★問9で、「14.外出したいが、出かけられず家にいる」と回答した方にお聞きします。 問9−A 出かけられない理由は何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「参加するための体力がない・体調管理が難しい」の割合が49.1%と最も高くなっている。 ・前回と比較すると、「介護や支援をしてくれる人がいない」「参加するための体力がない・体調管理が難しい」の割合が減少している。 ・障害別にみると、他に比べ、精神障害で「障害に対する理解が乏しい」「参加するための体力がない・体調管理が難しい」の割合が高くなっている。 ・その他としては、主に「心身の具合が悪いため」という趣旨の内容が記載されている。 問10 あなたは、平日の夕方から夜(学校・通所施設・企業等からの帰宅後)や休日はどのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家の中でくつろいで過ごす」の割合が83.7%と最も高く、次いで「散歩や買い物、食事などに出かける」の割合が43.4%、「読書やゲームなど、家の中でできる趣味で過ごす」の割合が41.8%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「散歩や買い物、食事などに出かける」、精神障害で「読書やゲームなど、家の中でできる趣味で過ごす」、難病で「家事や仕事をする」の割合が高くなっている。 問11 あなたは、平日の夕方から夜(学校・施設・企業等からの帰宅後)や休日はどのような過ごし方を望んでいますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家の中でくつろいで過ごしたい(リラックスや身体を休めることを含む)」の割合が75.3%と最も高く、次いで「散歩や買い物、食事などに出かけたい」の割合が47.3%、「音楽を聴いたり読書やゲームなど、家の中でできる趣味を楽しみたい」の割合が45.4%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、精神障害で「音楽を聴いたり読書やゲームなど、家の中でできる趣味を楽しみたい」、難病で「友人と過ごしたい」「旅行に行きたい」の割合が高くなっている。 問12 新型コロナウイルス感染症の影響により、日常生活で特に困っていることはどのようなことですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「外出の制限」の割合が45.7%と最も高く、次いで「特にない」の割合が27.0%、「支出の増加」の割合が19.9%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「特に無い」、精神障害で「支出の増加」、難病で「外出の制限」の割合が高くなっている。 地域の活動への参加について(問13) 問13 あなたは、地域での活動に参加していますか。(1つにまる) ・「よく参加する」と「ときどき参加する」をあわせた「参加する」の割合が11.4%、「ほとんど参加しない」の割合が88.6%と最も高くなっている。 ・障害別にみると、大きな差はみられない。 ★問13で「1.よく参加する」「2.ときどき参加する」と回答した方にお聞きします。 問13−A どのような活動に参加していますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「ボランティア活動」「地域の活性化のための活動」の割合が22.1%と最も高く、次いで「障害者を対象とした活動」の割合が20.8%となっている。 ・障害別にみると、他と比べ、身体障害で「高齢者を対象とした活動」、知的障害で「障害者を対象とした活動」、精神障害で「ボランティア活動」の割合が高くなっている。 将来の暮らしについて(問14) 問14 あなたは、将来、どのような暮らし方をしたいですか。(1つにまる) ・「現在の自宅で暮らし続けたい」の割合が62.4%と最も高くなっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害・難病で「現在の自宅で暮らし続けたい」、知的障害で「グループホーム、福祉ホームのようなところ(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で暮らしたい」の割合が高くなっている。 医療について(問15) 問15 あなたは、医療について困っていることはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「特に困っていることはない」の割合が48.0%と最も高く、次いで「医療費の自己負担が大変」の割合が17.8%、「医師や看護師に病気(症状・状態・疑問点など)が上手く伝えられない」の割合が16.0%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「入院時のコミュニケーションが心配」「医師や看護師に病気(症状・状態・疑問点など)が上手く伝えられない」、難病で「医療費の自己負担が大変」の割合が高くなっている。 (精神・難病のみ) あなたは、現在、精神の症状・病気、難病として特定された疾病により治療を受けていますか。(1つにまる) 現在、「治療を受けている」人は約92% 就労について(問16〜問17) 問16 あなたは、現在、働いていますか。(1つにまる) 「働いていない」が約54% ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「働いている」の割合が高くなっている。 ★問16で、「1.働いている」と回答した方にお聞きします。 問16−A 働いている場所はどこですか。(1つにまる) ・「目黒区外にある企業などで正社員、正職員、契約社員として働いている」の割合が37.7%と最も高く、次いで「在宅勤務、自営業など、自宅で働いている」の割合が17.4%、「仕事を中心とする通所施設(就労継続支援A型・B型)で働いている」の割合が12.5%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「在宅勤務、自営業など、自宅で働いている」、知的障害で「仕事を中心とする通所施設(就労継続支援A型・B型)で働いている」、難病で「目黒区外にある企業などで臨時、アルバイト、パートとして働いている」の割合が高くなっている。 ★問16で、「1.働いている」と回答した方にお聞きします。 問16−B 働いて得る収入(給料や工賃など)はどれくらいですか。差し支えない範囲でお答えください。(1つにまる) ・「20万円以上」の割合が34.1%と最も高く、次いで「10万円以上〜20万円未満」の割合が27.4%、「5万円以上〜10万円未満」の割合が14.2%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害・難病で「20万円以上」、知的障害で「1万以上〜2万未満」の割合が高くなっている。 問17 あなたは、障害のある方が企業などで働くために重要と思うことはどれですか。現在働いていない方や再就職を考えている方もお答えください。(あてはまるものすべてにまる) ・「企業、上司、同僚の理解」の割合が46.7%と最も高く、次いで「就業の日数や時間、場所などについて多様な就労の形が認められていること」の割合が37.4%、「給料が充実していること」の割合が34.6%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、精神障害で「就職に向けた相談」「就労初期段階での支援(就労移行支援)」「企業、上司、同僚の理解」の割合が高くなっている。 コミュニケーションや情報の入手方法について(問18〜問20) 問18 コミュニケーションに支障を感じることがありますか。(1つにまる) コミュニケーションに支障を感じることが「ない」が約61% ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「ある」、精神障害で「時々ある」、難病で「ない」の割合が高くなっている。 ★問18で「1.ある」「2.時々ある」と回答した方におたずねします。 問18−A あなたが他人とのコミュニケーションを確保するに当たり、支障となっていることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「障害に対する周囲の理解不足」の割合が44.2%と最も高くなっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「聴覚に障害がある」、知的障害で「文字等の記号の認識ができない」、精神障害で「障害に対する周囲の理解不足」の割合が高くなっている。 ・その他としては、主に「うまく伝えられない」「人と話すことが苦手(怖い)」という趣旨の内容が記載されている。 問19 情報発信や情報取得に当たり、あなたに適した方法は何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「パソコン・スマートフォン」の割合が69.6%と最も高くなっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「絵図・写真(コミュニケーションボードなど)」、精神障害・難病で「パソコン・スマートフォン」の割合が高くなっている。 ・その他としては、主に「会話・ゆっくり分かるような説明」「介助者を通じて」という趣旨の内容が記載されている。 問20 あなたは、症状や障害のこと、自分が使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「区報や区のリーフレット」の割合が27.4%と最も高く、次いで「障害者福祉のしおり」の割合が26.8%、「医療機関を通じて」の割合が25.7%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「相談支援事業所を通じて」「家族や友人・知人を通じて」、難病で「医療機関を通じて」の割合が高くなっている。 福祉サービスについて(問21〜問22) 問21 あなたは、福祉サービスを利用するときに困ったことがありましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「特に困ったことはない」の割合が45.9%と最も高く、次いで「どんな福祉サービスがあるのか知らない」の割合が26.1%、「どの事業者が良いのかわからない(事業者情報が不十分)」の割合が11.7%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「必要な日や必要な時間に使いたいサービスが使えなかった」「サービス提供事業所や人員の不足によりサービスが使えなかった」、精神障害で「どんな福祉サービスがあるのか知らない」の割合が高くなっている。 問22 あなたは、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「福祉サービスを必要としていない」の割合が31.1%と最も高く、次いで「介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券・自動車燃料費の助成」の割合が30.7%、「ガイドヘルパーによる移動支援や同行援護」の割合が11.9%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「短期入所」「ガイドヘルパーによる移動支援や同行援護」、精神障害で「一般就労に向けた支援(障害者就労支援センター、就労移行支援等)、就労定着支援及び就労継続支援」の割合が高くなっている。 福祉のまちづくりについて(問23) 問23 あなたが外出する時に困ったり不便に感じたりすることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「特に困ったことはない」の割合が32.3%と最も高く、次いで「歩道、道路、出入口に段差がある」の割合が25.2%、「階段の昇降が困難である」の割合が24.2%となっている。 ・障害別でみると、他に比べ、身体障害で「歩道、道路、出入口に段差がある」、知的障害で「自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい」、精神障害で「障害があることや症状について理解されにくい」の割合が高くなっている。 防災について(問24〜問26) 問24 あなたは、災害が起きたときに備えて準備しているものはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「水や食料(医療食)」の割合が56.6%と最も高く、次いで「特に何もしていない」の割合が27.0%、「衣類やタオルなどの生活用品」の割合が26.9%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「避難行動要支援者名簿に登録している」「避難訓練や防災訓練に参加している」、精神障害で「特に何もしていない」の割合が高くなっている。 問25 あなたは、一人で避難所に避難できますか。(1つにまる) ・「避難所の場所を知っており、一人で避難できる」の割合が45.5%と最も高く、次いで「避難所を知らない」の割合が21.1%、「避難所は知っているが、一人で避難できない」の割合が16.5%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「避難所を知らない、かつ一人で避難できない」、精神障害で「避難所を知らない」、難病で「避難所の場所を知っており、一人で避難できる」の割合が高くなっている。 問26 あなたは、災害発生時や避難所での生活においてどのような支援が必要ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「自分に合った食事や必要な薬を入手するための支援」の割合が52.3%と最も高く、次いで「避難先の設備(トイレや浴室、ベッドなど)を利用するための支援」の割合が38.8%、「安否確認を行う」の割合が38.0%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「避難先の設備(トイレや浴室、ベッドなど)を利用するための支援」、知的障害で「避難所までの移動支援」「障害や症状について他の避難者の理解を得るための支援」の割合が高くなっている。 相談について(問27〜問29) 問27 あなたは、生活の中で悩みや困ったことがありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「老後の生活」の割合が38.9%と最も高く、次いで「経済的なこと」の割合が33.7%、「将来の援助(支援・介護)のこと」の割合が32.1%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「将来の援助(支援・介護)のこと」、精神障害で「経済的なこと」「働くこと」の割合が高くなっている。 問28 あなたは、生活していく上で、悩みや困ったことは誰またはどのようなところに相談していますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家族・親戚」の割合が70.7%と最も高く、次いで「病院(医師・ソーシャルワーカー・看護師など)」の割合が33.2%、「知人・友人・同じ病気や障害のある仲間」の割合が27.8%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「相談支援事業所の相談支援専門員」「福祉施設や福祉サービス事業者、地域活動支援センターの職員」、精神障害で「病院(医師・ソーシャルワーカー・看護師など)」の割合が高くなっている。 問29 問28で回答した相談先に相談することで、悩みや困ったことは解決できていますか。(1つにまる) 「解決できている」が約44% ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「解決できている」、精神障害で「解決できない場合がある」の割合が高くなっている。 権利擁護について(問30〜問34) 問30 あなたは、この3年間に虐待をされたと感じたことはありますか。(1つにまる) 「されたことはない」が約86% ・障害別にみると、他に比べ、身体障害・難病で「されたことはない」、精神障害で「されたことがある」の割合が高くなっている。 ★問30で、「1.されたことがある」と回答した方にお聞きします。 問30−A 虐待をされたとき、誰またはどのようなところに相談しましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家族」の割合が29.0%と最も高く、次いで「医療関係者」の割合が24.6%、「誰にも相談できなかった」の割合が17.4%となっている。 ・前回と比較すると、「医療関係者」の割合が増加している。一方、「家族」の割合が減少している。 ・障害別にみると、他に比べ、精神障害で「医療関係者」の割合が高くなっている。 問31 あなたは、「障害者虐待防止センター」に相談や通報ができることを知っていますか。(1つにまる) 「知らない」が約83% ・障害別にみると、大きな差はみられない。 問32 あなたは、この3年間に差別をされたと感じたことはありますか。(1つにまる) 「されたことはない」が約66% ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「わからない」、精神障害で「されたことがある」、難病で「されたことはない」の割合が高くなっている。 ★問32で、「1.されたことがある」と回答した方にお聞きします。 問32−A 「どこで」差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「職場」の割合が30.3%と最も高く、次いで「交通機関」の割合が26.5%、「お店」の割合が21.6%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「公共施設」の割合が高くなっている。 ★問32で、「1.されたことがある」と回答した方にお聞きします。 問32−A 「誰から」差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「店員等従業員」の割合が29.3%と最も高く、次いで「勤務先の経営者・同僚」の割合が25.4%、「知らない人」の割合が24.9%となっている。 ・障害別にみると、大きな差はみられない。 ★問32で、「1.されたことがある」と回答した方にお聞きします。 問32−A 「どのような」差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「いやな気持ちになる発言・暴言」の割合が76.0%と最も高く、次いで「後回し・別扱い」の割合が36.1%、「入れてもらえない・対応してもらえない」の割合が29.5%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「後回し・別扱い」、精神障害で「いやな気持ちになる発言・暴言」の割合が高くなっている。 ★問32で、「1.されたことがある」と回答した方にお聞きします。 問32−B 差別をされたとき、誰またはどのようなところに相談しましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「誰にも相談できなかった」の割合が33.5%と最も高く、次いで「家族」の割合が32.4%、「友人・知人」の割合が18.7%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害で「友人・知人」、精神障害で「医療関係者」の割合が高くなっている。 問33 あなたは、「障害者差別解消法」を知っていますか。(1つにまる) ・「法律名も内容も知らない」の割合が75.2%と最も高く、次いで「法律名は知っているが、内容は知らない」の割合が15.8%となっている。 ・障害別にみると、大きな差はみられない。 問34 障害や高齢化などにより、自分ひとりで判断することが難しい方の権利を守る「成年後見制度」を知っていますか。または、利用したいですか。(1つにまる) ・「どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はない」の割合が43.2%と最も高く、次いで「どのような制度か知らない」の割合が41.8%、「どのような制度か知っており、今後、制度を利用したい」の割合が12.3%となっている。 ・障害別にみると、他に比べ、身体障害・難病で「どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はない」、知的障害で「どのような制度か知っており、今後、制度を利用したい」、精神障害で「どのような制度か知らない」の割合が高くなっている。 障害がある人のための取り組みについて(問35) 問35 あなたは、障害のある方が、必要な支援を受けながら地域で自立した生活を送るために、重要と思う取り組みは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「相談支援の充実」の割合が59.6%と最も高く、次いで「情報保障(必要な情報の取得や円滑な意思疎通のための取組)の充実」の割合が40.9%、「障害や病気に対する理解や障害者差別解消法の周知・啓発」の割合が36.2%となっている。 ・前回と比較すると、「住宅情報の提供や障害者向け住宅の充実」の割合が減少している。 ・障害別にみると、他に比べ、知的障害で「短期入所の充実」「グループホームなど地域での生活の場の整備」、精神障害で「障害や病気に対する理解や障害者差別解消法の周知・啓発」、難病で「医療的ケアを必要とする人への支援の充実」の割合が高くなっている。 ・なお、今回調査の「1相談支援の充実 2情報保障(必要な情報の取得や円滑な意思疎通のための取組)の充実」については、前回・前回調査において「相談支援や情報保障の充実」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 2 児童の保護者向けアンケート 保護者の方について(問1〜問2) 問1 お答えいただくのは、どなたですか。(1つにまる) ・「母親」の割合が78.3%と最も高く、次いで「父親」の割合が21.2%となっている。 問2 お子さんのご家族の就労状況をお聞きします。(あてはまるものすべてにまる) ・「父親がフルタイム勤務」の割合が85.4%と最も高く、次いで「母親が就労していない」の割合が37.7%、「母親がフルタイム勤務」の割合が29.2%となっている。 お子さんのことについて(問3〜問10) 問3 発達に関する不安をお持ちのお子さん、障害のあるお子さんの性別と令和4年9月1日現在の年齢をお答えください。(2人以上のお子さんがいらっしゃる場合はそれぞれにお書きください。)  ・「男性」の割合が73.1%、「女性」の割合が38.7%となっている。 ・「6〜10歳」の割合が45.3%と最も高く、次いで「0〜5歳」の割合が41.5%、「11〜15歳」の割合が20.3%となっている。 問4 お子さんの発達に関する不安や障害、現在お持ちの手帳、障害の程度等について、あてはまるものすべてにまるをつけてください。 ・「発達障害」の割合が49.3%と最も高く、次いで「言語発達に関する不安」の割合が41.2%、「対人関係等コミュニケーションに関する不安」の割合が38.4%となっている。 問4―1 身体障害者手帳の級数(知的障害の方、精神障害の方、難病の方は、重複して身体障害者手帳を保有している場合の身体障害者手帳の級数) ・「1級」の割合が55.0%と最も高く、次いで「2級」の割合が20.0%、「3級」「6級」の割合が10.0%となっている。 問4−2 愛の手帳の度数(身体障害の方、精神障害の方、難病の方は、重複して愛の手帳を保有している場合の愛の手帳の度数) ・「2度」の割合が35.9%と最も高く、次いで「4度」の割合が33.3%、「3度」の割合が26.9%となっている。 問4−3 精神障害者保健福祉手帳の級数(身体障害の方、知的障害の方、難病の方は、重複して精神障害者保健福祉手帳を保有している場合の精神障害者保健福祉手帳の級数) ・「2級」が60.0%、「3級」が40.0%となっている。 ★身体障害者手帳をお持ちの場合にお聞きします。 問4−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「肢体不自由(上肢・下肢・体幹機能)」の割合が65.1%と最も高く、次いで「内部障害(心臓、呼吸器、じん臓、肝臓、ぼうこう、直腸、小腸、免疫機能)」の割合が20.9%、「聴覚・平衡機能」の割合が16.3%となっている。 問5 障害者手帳をはじめて交付されたのはいつですか。(1つにまる) ・「乳幼児期から小学校入学前まで」の割合が76.6%と最も高く、次いで「小学校入学後から小学校卒業まで」の割合が11.7%、「生まれたとき」の割合が10.6%となっている。 問6 お子さんは、現在医療的ケアを受けていますか。(1つにまる) ・「受けている」の割合が18.8%、「受けていない」の割合が81.3%となっている。 ★問6で「1 受けている」と回答した方におたずねします。 問6−A お子さんが現在受けている医療的ケアをお答えください。(あてはまるものすべてにまる) ・「服薬管理」の割合が42.9%と最も高く、次いで「吸引」の割合が34.3%となっている。 問7 お子さんは、どなたと一緒に暮らしていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「母親」の割合が97.6%と最も高く、次いで「父親」の割合が88.0%、「兄弟姉妹」の割合が56.3%となっている。 ・なお、今回調査の「1父親2母親3祖父4祖母」については、前々回調査において「親・祖父母」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 問8 お子さんの介護や支援をしている方はどなたですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「母親」の割合が95.2%と最も高く、次いで「父親」の割合が73.4%、「児童発達支援・放課後等デイサービス事業所の職員」の割合が61.8%となっている。 ・前回と比較すると、「祖母」「相談支援事業所の相談支援専門員」の割合が減少している。 ・なお、今回調査の「1父親2母親3祖父4祖母」については、前々回調査において「親・祖父母」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 問8−A 問8で回答した中で、主に介護や支援をしている方 ・「母親」の割合が89.9%と最も高くなっている。 ・なお、今回調査の「1 父親 2 母親 3 祖父 4 祖母」については、前々回調査において「親・祖父母」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 問8−B 問8−Aの「主に介護や支援をしている人」の年齢はいくつですか。(1つにまる) ・「40歳〜64歳」の割合が72.7%と最も高く、次いで「23歳〜39歳」の割合が23.7%となっている。  問9 お子さんは、平日の日中、どのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「幼稚園・保育園に通っている」の割合が39.6%と最も高く、次いで「児童発達支援事業所等に通っている」の割合が30.7%、「特別支援学校に通っている(訪問学級を含む)」の割合が19.3%となっている。 ・前回と比較すると、「幼稚園・保育園に通っている」の割合が増加している。 問10 新型コロナウイルス感染症によるお子さんの日常生活への影響で、あなたが特に困っていることはどのようなことですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「お子さんの勉強する機会や友人等との交流機会の減少」の割合が60.7%と最も高く、次いで「外出の制限」の割合が51.2%、「お子さんの運動・スポーツの機会の減少」の割合が49.8%となっている。 発達の不安や障害に気づいたときについて(問11〜問13) 問11 お子さんの発達の不安や障害に気づいたきっかけは何ですか。(1つにまる) ・「家族が気づいた」の割合が39.1%と最も高く、次いで「定期健診(乳幼児健康診査)を受けたとき」の割合が20.8%となっている。 ・その他としては、主に「生まれたとき」という趣旨の内容が記載されている。 問11−A 発達の不安や障害に気付いたときのお子さんの年齢 ・「1歳〜3歳」の割合が57.8%と最も高く、次いで「1歳未満」の割合が27.9%、「4歳〜6歳」の割合が10.8%となっている。 問12 お子さんの発達の不安や障害に気づいたとき、主に誰(どこ)に相談しましたか。(1つにまる) ・「主治医・かかりつけの病院」の割合が33.3%と最も高く、次いで「児童発達支援センター(すくすくのびのび園)」の割合が31.7%となっている。 ・前回と比較すると、「児童発達支援センター(すくすくのびのび園)」の割合が増加している。 問13 発達に関する不安や障害のあるお子さんが、早期に適切な支援を受けるために必要なことは何だと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「専門家による相談体制を充実させる」の割合が88.2%と最も高く、次いで「関連するサービスについての情報提供を充実させる」の割合が58.3%、「乳幼児の健康診断を充実させる」の割合が37.0%となっている。 お子さんの教育・療育について(問14〜問18) ★就学前のお子さんについてお聞きします。 問14 お子さんが受けている療育や支援について充実させるべきだと思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「会話などコミュニケーションに対する支援」の割合が63.0%と最も高く、次いで「友達など、人との関わり方に対する支援」の割合が56.5%、「保護者への支援」の割合が55.2%となっている。 ・前回と比較すると、「トイレや食事など日常生活に対する支援」、「療育を行う施設の増設」の割合が減少している。 ★就学中のお子さんについてお聞きします。 問15 お子さんが受けている教育や学校生活について充実させるべきだと思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「学習指導」「教職員の理解・支援」の割合が57.8%と最も高く、次いで「友人との関係づくり」の割合が47.7%となっている。 ・前回と比較すると、「学校や施設の整備」の割合が増加している。一方、「周囲の保護者の理解」「クラブ・部活動などの課外活動」の割合が減少している。 ★就学中のお子さんについてお聞きします。 問16 お子さんは、放課後や夏休みなどの長期休業中は、どのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「自宅で家族と過ごす」の割合が82.9%と最も高く、次いで「放課後等デイサービスや地域活動支援センターを利用する」の割合が71.2%、「家族と旅行や普段行けないところへ出かける」の割合が63.1%となっている。 ・前回と比較すると、「友達と遊ぶ」の割合が減少している。 ★就学中のお子さんについてお聞きします。 問17 放課後や夏休みなどの長期休業中に、お子さんをどのように過ごさせたいと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家族と旅行や普段行けないところへ出かけたい」の割合が83.8%と最も高く、次いで「同世代の子どもと遊ばせたい」の割合が64.9%、「放課後等デイサービスを利用させたい」の割合が57.7%となっている。 ★就学中のお子さんについてお聞きします。 問18 お子さんが受けている療育や支援について、充実させるべきだと思う点はありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「学習に対する支援」の割合が65.8%と最も高く、次いで「会話などコミュニケーションに対する支援」の割合が63.1%、「療育を行う施設の増設」の割合が54.1%となっている。 ・前回と比較すると、「保護者への支援」の割合が増加している。一方、「放課後や長期休暇の過ごし方に対する支援」の割合が減少している。 お子さんの将来のことについて(問19〜問22) 問19 お子さんには、将来どのように暮らしてほしいですか。(1つにまる) ・「自立してアパートやマンションを借りるなどして暮らしてほしい」の割合が51.2%と最も高く、次いで「グループホームのようなところ(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で暮らしてほしい」の割合が19.7%、「自宅で家族と暮らしてほしい」の割合が18.2%となっている。 ・前回と比較すると、「自立してアパートやマンションを借りるなどして暮らしてほしい」の割合が増加している。一方、「わからない」の割合が減少している。 問20 お子さんの将来のことで、不安に思うことはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「本人なりに充実した生活が送れるか」の割合が71.0%と最も高く、次いで「お子さんの就職のこと」の割合が68.1%、「お子さんの進学のこと」の割合が64.8%となっている。 ・前回と比較すると、「将来、家族と離れて自立した生活ができるか」「本人の権利擁護や金銭管理を任せられる人が見つかるか」「緊急時や困った時に助けを求められるか」の割合が減少している。 問21 お子さんが、将来、地域で自立して生活するために、どのようなことが必要だと思いますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「就労の場」の割合が70.9%と最も高く、次いで「身近な相談相手」の割合が66.0%、「地域の理解」の割合が62.1%となっている。 ・前回と比較すると、「住居の支援」「家族や支援者(ホームヘルパーなど)」の割合が減少している。 問22 お子さんが将来仕事に就くために重要だと思われることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「就労に必要なコミュニケーション技術等の習得」の割合が69.5%と最も高く、次いで「就職に必要な知識・技術等の習得」の割合が67.0%、「企業、上司、同僚の理解」の割合が65.0%となっている。 ・前回と比較すると、「障害特性に配慮した職場環境の整備」の割合が減少している。 お子さんとの外出について(問23〜問24) 問23 お子さんと一緒に、またはお子さんがひとりで外出するときに、困ったり不便を感じたりすることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい」の割合が40.8%と最も高く、次いで「障害があることや症状について理解されにくい」の割合が40.3%、「周りの目が気になる」の割合が26.2%となっている。 ・前回と比較すると、「自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい」の割合が減少している。 問24 お子さんとの外出時に、どのような支援やサービスがあると良いと思いますか。 (あてはまるものすべてにまる) ・「イベントや遊ぶことのできる場所についての情報」の割合が63.2%と最も高く、次いで「電車やバス、タクシー運賃の補助」の割合が42.2%、「施設の入園料・入場料の補助や割引」の割合が38.2%となっている。 ・前回と比較すると、「イベントや遊ぶことのできる場所についての情報」の割合が増加している。 福祉サービスについて(問25〜問27) 問25 お子さんは、以下の福祉サービスを利用していますか(利用したことがありますか)。(あてはまるものすべてにまる) ・「児童発達支援(未就学児向けの集団療育、個別療育)」の割合が60.5%と最も高く、次いで「放課後等デイサービス」の割合が48.3%、「訪問看護」の割合が18.0%となっている。 ・前回と比較すると、「ガイドヘルパーによる移動支援」の割合が減少している。 ★問25の福祉サービスを利用しているお子さんについてお聞きします。 問26 福祉サービスを利用するときに何か困ったことはありましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「どの事業者が良いのかわからない(事業者情報が不十分)」の割合が41.5%と最も高く、次いで「必要な日や時間に使いたい福祉サービスが使えなかった」の割合が37.7%、「サービス提供事業所や人員の不足によりサービスが使えなかった」の割合が28.4%となっている。 問27 今後、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「放課後等デイサービス」の割合が57.2%と最も高く、次いで「児童発達支援(未就学児向けの集団療育、個別療育)」の割合が31.3%、「ガイドヘルパーによる移動支援」の割合が21.9%となっている。 ・前回と比較すると、「ガイドヘルパーによる移動支援」の割合が減少している。 コミュニケーションや情報の入手方法について(問28〜問30) 問28 お子さんが他人とのコミュニケーションに制限を受けていると思うことがありますか。(1つにまる) ・「ない」の割合が38.2%と最も高く、次いで「ある」の割合が33.8%、「時々ある」の割合が28.0%となっている。 ★問28で「1.ある」「2.時々ある」と回答した方におたずねします。 問28−A お子さんが他人とのコミュニケーションを確保するに当たり支障となっていることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「読み取り、発語に時間がかかる」の割合が53.9%と最も高く、次いで「障害に対する周囲の理解不足」の割合が39.1%、「文字等の記号の認識ができない」の割合が28.1%となっている。 問29 情報発信や情報取得に当たり、お子さんに適した方法は何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「絵図・写真(コミュニケーションボードなど)」の割合が59.4%と最も高く、次いで「パソコン・スマートフォン」の割合が45.9%、「音声による読み上げ(Uni−voiceコードなど)」の割合が15.9%となっている。 ・その他としては、主に「保護者や友人等によるサポートを通じて」という趣旨の内容が記載されている。 問30 発達に関する不安や障害等のことやお子さんが使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「児童発達支援・放課後等デイサービス事業所を通じて」の割合が48.6%と最も高く、次いで「相談支援事業所を通じて」の割合が41.3%、「同じ病気や障害のある仲間を通じて」の割合が36.5%となっている。 ・前回と比較すると、「区報や区のリーフレット」の割合が増加している。一方、「同じ病気や障害のある仲間を通じて」の割合が減少している。 相談について(問31〜問33) 問31 お子さんのことで悩みや困ったことがありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「お子さんの育児や教育のこと」の割合が72.2%と最も高く、次いで「現在お子さんが受けている援助(支援・療育)のこと」の割合が39.2%、「親の病気や緊急時に預ける先が見つからないこと」の割合が33.0%となっている。 ・前回と比較すると、「お子さんの発達の不安や障害及び必要な配慮について、周囲に理解が得られないこと」の割合が減少している。 問32 お子さんのことで悩んだり困っているときに相談する相手は誰(どこ)ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家族・親戚」の割合が70.3%と最も高く、次いで「児童発達支援・放課後等デイサービスの職員」の割合が56.1%、「同じ悩みや障害のある子の保護者」の割合が49.5%となっている。 ・前回と比較すると、「児童発達支援センター(すくすくのびのび園)」の割合が増加している。一方、「同じ悩みや障害のある子の保護者」「相談支援事業所の相談支援専門員」の割合が減少している。 問33 問32で回答した相談先に相談することで、悩みや困ったことは解決できていますか。(1つにまる) ・「解決できない場合がある」の割合が58.4%と最も高く、次いで「解決できている」の割合が29.7%、「わからない」の割合が12.0%となっている。 保護者・家族への支援について(問34) 問34 保護者や家族への支援は必要ですか。(1つにまる) ・「現在必要である」の割合が37.7%と最も高く、次いで「わからない」の割合が23.1%、「今後必要になる」の割合が22.6%となっている。 ★問34で、「1.現在必要である」または「2.今後必要になる」と回答した方にお聞きします。 問34−A どのような支援が必要ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「専門家による障害児や発達に関する不安のあるお子さんの子育て相談」の割合が64.8%と最も高く、次いで「発達障害児や発達に不安のあるお子さんの教育経験者の体験談や情報提供」の割合が50.0%、「ペアレント・メンターによるサポートや情報提供」「保護者への心理的ケアやカウンセリング」の割合が41.4%となっている。 防災について(問35〜問36) 問35 災害に備えて準備しているものはありますか。(あてはまるものすべてにまる) ・「水や食料(医療食)」の割合が78.6%と最も高く、次いで「薬や紙おむつなどの医療用品」の割合が36.7%、「衣類やタオルなどの生活用品」の割合が34.3%となっている。 問36 災害等により避難所で生活することになった場合、どのような支援が必要ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「障害や症状について他の避難者の理解を得るための支援」の割合が46.9%と最も高く、次いで「お子さんに合った食事や必要な薬を入手するための支援」の割合が36.7%、「避難先で必要な情報を得るための支援」の割合が30.0%となっている。 ・前回と比較すると、「避難所までの移動支援」の割合が増加している。 権利擁護について(問37〜問40) 問37 お子さんに関して、この3年間に差別をされたと感じたことはありますか。(1つにまる) 「感じたことはない」約44% ・前回と比較すると、「感じたことがある」の割合が減少している。一方、「感じたことはない」の割合が増加している。 ★問37で、「1.感じたことがある」と回答した方にお聞きします。 問37−A 「どこで」差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「保育園や幼稚園・学校」の割合が51.3%と最も高く、次いで「公共施設」の割合が28.9%、「お店」「交通機関」の割合が27.6%となっている。 ・前回と比較すると、「お店」の割合が増加している。 ★問37で、「1.感じたことがある」と回答した方にお聞きします。 問37−A 「誰から」差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「知らない人」の割合が37.2%と最も高く、次いで「学校や施設の教職員」の割合が30.8%、「ほかの客・利用者」の割合が24.4%となっている。 ・前回と比較すると、「ほかの客・利用者」の割合が減少している。 ★問37で、「1.感じたことがある」と回答した方にお聞きします。 問37−A 「どのような」差別を受けましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「いやな気持ちになる発言・暴言」の割合が78.5%と最も高く、次いで「入れてもらえない・対応してもらえない」の割合が41.8%、「後回し・別扱い」の割合が24.1%となっている。 ★問37で、「1.感じたことがある」と回答した方にお聞きします。 問37−B 差別をされたとき、誰またはどのようなところに相談しましたか。(あてはまるものすべてにまる) ・「家族」の割合が55.8%と最も高く、次いで「誰にも相談できなかった」の割合が29.9%、「友人・知人」の割合が26.0%となっている。 ・前回と比較すると、「友人・知人」「相談支援事業所の相談支援専門員」の割合が減少している。 問38 あなたは、「障害者差別解消法」を知っていますか。(1つにまる) 「法律名も内容も知らない」が59% ・前回と比較すると、「法律名も内容も知らない」の割合が増加している。一方、「法律名も内容も知っている」の割合が減少している。 問39 障害や高齢化などにより、自分ひとりで判断することが難しい方の権利を守る「成年後見制度」を知っていますか。または、利用したいですか。(1つにまる) ・「どのような制度か知らない」の割合が40.4%と最も高く、次いで「どのような制度か知っているが、今後、制度を利用する予定はない」の割合が30.8%、「どのような制度か知っており、今後、制度を利用したい」の割合が27.9%となっている。 問40 あなたは、「障害者虐待防止センター」に相談や通報ができることを知っていますか。(1つにまる) 「知らない」が約72% ・前回と比較すると、「知らない」の割合が増加している。一方、「知っている」の割合が減少している。 障害がある人のための取り組みについて(問41) 問41 あなたは、障害のある方が、必要な支援を受けながら地域で自立した生活を送るために、重要と思う取り組みは何ですか。(あてはまるものすべてにまる) ・「相談支援の充実」の割合が76.0%と最も高く、次いで「障害特性にあった適切な保育、教育の充実」の割合が72.1%、「障害への理解を促進する教育や交流の促進」の割合が56.3%となっている。 ・前回と比較すると、「ユニバーサルデザインによる暮らしやすいまちづくりや利用しやすい交通機関等の整備」の割合が増加している。一方、「緊急時や災害時の対策促進」の割合が減少している。 ・なお、今回調査の「1相談支援の充実 2情報保障(必要な情報の取得や円滑な意思疎通のための取組)の充実」については、前回調査において「相談支援や情報保障の充実」として選択肢を合わせていたたため、参考データとして示している。 第3章 クロス集計 注)設問の<SA>(Single Answer(シングル アンサー)の略)は「択一回答」(まる1つ)、<MA>(Multi Answe(マルチ アンサー)の略)は「複数回答」を表します。 1 クロス集計(障害者) 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問7−A 問7で回答した中で「主に介護や支援をしている方」<SA> ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「母親」、65歳〜74歳、75歳以上で「配偶者(夫・妻)」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問7−B 問7−Aの「主に介護や支援をしている人」の年齢はいくつですか。(1つにまる)<SA>  ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「40歳〜64歳」、65歳〜74歳で「65歳〜74歳」、75歳以上で「75歳以上」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問12 新型コロナウイルス感染症の影響により、日常生活で特に困っていることはどのようなことですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>  ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「運動・スポーツの機会の減少」の割合が高くなっています。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問14 あなたは、将来、どのような暮らし方をしたいですか。(1つにまる)<SA>  ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「アパートやマンションを借りて暮らしたい」、65歳〜74歳、75歳以上で「現在の自宅で暮らし続けたい」の割合が高くなっている。 問6 現在、あなたが暮らしているところはどこですか。(1つにまる)<SA> と 問14 あなたは、将来、どのような暮らし方をしたいですか。(1つにまる)<SA>   ・現在暮らしているところ別にみると、グループホーム、福祉ホーム(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で「グループホーム、福祉ホームのようなところ(介護や支援、見守りがある少人数の共同生活の場)で暮らしたい」、障害者(児)の入所の福祉施設で「障害者や高齢者向けの入所施設に入りたい(入所を続けたい)」、病院に入院中で「病院に入りたい(入院を続けたい)」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問15 あなたは、医療について困っていることはありますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「入院時のコミュニケーションが心配」「医師や看護師に病気(症状・状態・疑問点など)が上手く伝えられない」、75歳以上で「特に困っていることはない」の割合が高くなっている。 問16−A 働いている場所はどこですか。(1つにまる)<SA> と 問16−B 働いて得る収入(給料や工賃など)はどれくらいですか。(1つにまる)<SA>   ・働いている場所別にみると、他に比べ、目黒区内にある企業などで臨時、アルバイト、パートとして働いているで「5万円以上〜10万円未満」、仕事を中心とする通所施設(就労継続支援A型・B型)で働いているで「1万円未満」「1万円以上〜2万円未満」の割合が高くなっている。 問3−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> と 問18 コミュニケーションに支障を感じることがありますか。(1つに〇)<SA> ・身体障害の部位別にみると、他に比べ、聴覚・平衡機能、音声・言語・そしゃく機能で「ある」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問19 情報発信や情報取得に当たり、あなたに適した方法は何ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「絵図・写真(コミュニケーションボードなど)」、40歳〜64歳で「パソコン・スマートフォン」、75歳以上で「拡大鏡・拡大文字」の割合が高くなっている。 問3−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> と 問19 情報発信や情報取得に当たり、あなたに適した方法は何ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> ・身体障害の部位別にみると、他に比べ、視覚で「音声による読み上げ(Uni-voiceコードなど)」、聴覚・平衡機能、音声・言語・そしゃく機能で「筆談」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問20 あなたは、症状や障害のこと、自分が使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「相談支援事業所を通じて」「家族や友人・知人を通じて」、75歳以上で「区報や区のリーフレット」の割合が高くなっている。 問3−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> と 問20 あなたは、症状や障害のこと、自分が使えるサービスのことについて、どのように(どこで)情報を得ていますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・身体障害の部位別にみると、他に比べ、音声・言語・そしゃく機能で「相談支援事業所を通じて」「福祉サービス事業者を通じて」「家族や友人・知人を通じて」、内部障害で「医療機関を通じて」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問21 あなたは、福祉サービスを利用するときに困ったことがありましたか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「必要な日や必要な時間に使いたいサービスが使えなかった」「サービス提供事業所や人員の不足によりサービスが使えなかった」、75歳以上で「特に困ったことはない」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問22 あなたは、以下の福祉サービスの中で利用したいサービスはありますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「ガイドヘルパーによる移動支援や同行援護」「一般就労に向けた支援(障害者就労支援センター、就労移行支援等)、就労定着支援及び就労継続支援」、65歳〜74歳で「介護タクシー利用補助券、福祉タクシー利用券・自動車燃料費の助成」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問23 あなたが外出する時に困ったり不便に感じたりすることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい」、65歳〜74歳、75歳以上で「階段の昇降が困難である」の割合が高くなっている。 問3−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> と 問23 あなたが外出する時に困ったり不便に感じたりすることは何ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・身体障害の部位別にみると、他に比べ、視覚で「歩道、道路、出入口に段差がある」「路上に障害物がある」、音声・言語・そしゃく機能で「自分の意思を伝えたり、コミュニケーションをとることが難しい」の割合が高くなっている。 問3−A 主な障害の部位は次のうちどれですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> と 問26 あなたは、災害発生時や避難所での生活においてどのような支援が必要ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・身体障害の部位別にみると、他に比べ、視覚、音声・言語・そしゃく機能で「避難所までの移動支援」、視覚で「災害発生の連絡や避難所での情報を得るための支援」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問27 あなたは、生活の中で悩みや困ったことがありますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「働くこと」「友達や相談相手を持つこと」、75歳以上で「現在特に悩みはない」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問28 あなたは、生活していく上で、悩みや困ったことは誰またはどのようなところに相談していますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳で「家族・親戚」「福祉施設や福祉サービス事業者、地域活動支援センターの職員」の割合が高くなっている。 問2 宛て名のご本人の年代(令和4年9月1日現在)(1つにまる)<SA> と 問35 あなたは、障害のある方が、必要な支援を受けながら地域で自立した生活を送るために、重要と思う取り組みは何ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・年代別にみると、他に比べ、18歳〜39歳「企業などでの就労に向けた支援や雇用環境の整備」「障害への理解を促進する教育や交流の促進」、75歳以上で「ホームヘルプサービスや訪問看護、重症心身障害者(児)在宅レスパイト、入浴サービスなどの在宅生活に必要なサービスの充実」の割合が高くなっている。 2 クロス集計(障害児) 問6 お子さんは、現在医療的ケアを受けていますか。(1つにまる)<SA> と 問34−A どのような支援が必要ですか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・医療的ケアを受けているで「レスパイト(在宅での介護を一時的に代替し、介護者の負担軽減・休養を図るサービス)」「障害特性に関する情報提供」の割合が高くなっている。 問9 お子さんは、平日の日中、どのように過ごしていますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA> と 問31 お子さんのことで悩みや困ったことがありますか。(あてはまるものすべてにまる)<MA>   ・他に比べ、区立小中学校の通常学級に通いながら、特別支援教室を利用しているで「お子さんに友達や相談相手がいないこと」、特別支援学校に通っている(訪問学級を含む)で「親の病気や緊急時に預ける先が見つからないこと」の割合が高くなっている。 アップロード可能 アップロード可能 アップロード可能 アップロード可能 アップロード可能 アップロード可能