学芸大学駅周辺地区交通バリアフリー整備計画 目 黒 区 平成21年3月 目 次 はじめに: 1ページ 1.学芸大学駅周辺地区の現状と課題: 2ページ 2.地区別方針: 5ページ 3.主要施設・主要経路の選定、推進地区の設定: 6ページ 4.主要事業の選定: 10ページ 5.主要事業の整備プログラム: 14ページ  1ページ はじめに 平成 12年 11月に『高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化に関する法律(交通バリアフリー法)』が施行されたのを受けて、平成 15年度に、区は 3駅周辺(中目黒駅・都立大学駅・自由が丘駅)を重点的に整備する“交通バリアフリー推進地区”とし、他の 10駅周辺(駒場東大前・池尻大橋駅・祐天寺駅・学芸大学駅・目黒 駅・武蔵小山駅・西小山駅・洗足駅・大岡山駅・緑が丘駅)を福祉のまちづくり推進地区とした、「目黒区交通バリアフリー推進基本構想(平成 16年 3月策定)」を取りまとめました。    福祉のまちづくり推進地区の学芸大学駅周辺地区においては、平成 18年度に策定した「学芸大学駅周辺地区整備構想」で掲げた地区の“将来の目指す姿”を実現するため、地区全体の整備の計画である「学芸大学駅周辺地区整備計画」(以下、「地区整備計画」という。)づくりと併せて、地元の皆さんの意見をお聞きするとともに、関係機関との協議を行 いながら計画づくりに取り組んできました。  「学芸大学駅周辺地区交通バリアフリー整備計画」(以下、「バリアフリー整備計画」という。)は、“「地区整備計画」と連動しながら高齢者や障害者等、誰もが安全に移動等ができる交通バリアフリーネットワークの形成を目指す具体的な計画”として位置づけ、地元住民、事業者、関係機関、目黒区等との連携や協力を図りながら、計画の実現に取り組ん でいきます。  [位置づけ]分野別の計画である『目黒区交通バリアフリー推進基本構想』での位置づけ(「福祉のまちづくり推進地区」)を念頭に置きつつ、「学芸大学駅周辺地区整備構想」で掲げた地区の“目指す将来の姿”の実現に向け、「地区整備計画」と連動して“高齢者や障害者等、誰もが安全に移動等ができる交通バリアフリーネットワークの形成”を目指す具体的な計画です。  [役割]「地区整備計画」で示す“高齢者や障害者等、誰もが安全に移動等ができる交通バリアフリーネットワークの形成”に関する全体の整備の考え方に基づき、主に短期間で一部の主要な事業を進めるための指針となる計画。駅や碑文谷公園等の主要施設については、「地区整備計画」で示す拠点としての整備の考え方に基づくとともに、主要経路については、短期間で進める事業を対象としつつ、「地区整備計画」で示す“長期的な交通規制”等と連動した取組みについても方向性を示すものです。  [期間] 概ね 5年間を対象とした主な事業を設定しますが、5年を超える事業についても、検討・取組みの方向性を示していくこととします。長期的に取組む整備メニューは、「地区整備計画」との整合を図り、整備の方向性を示していきます。  2ページ  1.学芸大学駅周辺地区の現状と課題  学芸大学駅周辺地区内は、殆どの道路で歩道が整備されておらず、また主要な歩行者動線と主要な自動車動線が交差する危険な交差点もあるなど、誰もが安心して歩ける空間が確保されていません。 今後は、「地区整備計画」の取組みと併せて、以下に示すバリアフリー上の問題点を解決することが必要となっています。  @鉄道駅及び鉄道高架下施設等のバリアフリー上の問題(課題1)  ○駅コンコース及び広場  ・放置自転車の問題  ・出入口部のバリケードの問題(形状、歩行者・ベビーカー・押している自転車の安全・快適な通行阻害、車椅子用の出入口に人のほか走行自転車等も集中)  ・コンコースの舗装の問題(凸凹、誘導ブロックと間違う)  ・誘導ブロックの問題(スムーズではない動線)  ・券売機の車椅子対応の問題  ・案内板の問題  ○鉄道高架下  ・旧百味街及び旧百味街脇通路出入口部の段差等の問題(段差、誘導ブロック)  ・バス通りの鉄道高架脇横断箇所の安全面の問題(押しボタン式信号であることの表示、信号の押しボタン(位置や大きさ等)、横断待ち滞留スペース確保、誘導ブロック等)  ・鮫洲・大山線の鉄道高架下横断箇所の安全面の問題(信号・横断歩道なし、交差点内の急傾斜・段差、横断待ち滞留スペース確保、誘導ブロック等)  ・鉄道高架の耐震化工事と併せた東急ストアや高架下駐輪場のバリアフリー化  ・高架下トイレの問題(トイレの場所の視認性、出入口通路幅等)  A碑文谷公園内施設のバリアフリー上の問題(課題2)  ○出入口及び出入口周辺  ・出入口部の段差等の問題(段差、レールの溝、道路への飛び出し、出入口の分かりにくさ、各出入口の区別、進入防止柵の間隔[大型電動車椅子の出入り]等)  ・南北連絡出入通路の問題(子供の飛び出し、車のスピード、視認性)  ○園路  ・舗装の問題(凸凹、水みち化、泥沼化)  ・誘導(案内)の問題(出入口への誘導、ベンチへの誘導、散策ルートへの誘導)  ・雨水マスのグレーチングの問題(溝の幅)  ○トイレ等の施設  ・トイレの問題(電気のスイッチの位置の分かりにくさ、鍵のかかりにくさ、緊急時の対応−緊急ボタンの位置など)  ・トイレやベンチの見つけにくさ  3ページ  ○碑文谷体育館内  ・誘導の問題(体育館への誘導、館内移動困難)  ・エレベータを含むストレッチャー対応等  B鷹番小学校及び鷹番住区センターなど、主要な施設のバリアフリー上の問題(課題3)  ○施設出入口及び出入口周辺  ・住区センター前誘導ブロックの視認性  ・鷹番小学校出入口部の段差等の問題  ・旧六中跡地出入口部の段差等の問題(段差、グレーチングの幅)  C交差点(主要な施設周辺、主要な道路の横断環境の整備)のバリアフリー上の問題(課題4)  ○地区内の骨格道路(碑文谷公園通り、鷹番通り、バス通り、唐ヶ崎通り等)の横断  ・東西商店街と主要な車の通り(「歩行者優先ゾーン」外周道路)との交差点の安全面の問題(スピードの出ている車との交差、動線からずれた横断歩道、放置自転車等)  ・駅と主要な施設を結ぶ経路、緑の散歩道など、主要な歩行者経路上の道路横断箇所の安全面の問題(横断環境−信号、横断歩道等)  ・鷹番住区センター、碑文谷公園前交差点における安全面の問題(信号なし、車多し、横断歩道の設置箇所等)  ○将来における補助 26号線の横断  ・今後の補助 26号線の整備と併せた横断環境整備の問題  D主要な道路の歩行空間等のバリアフリー上の問題(課題5)  ○東西商店街等  ・歩行の障害物の問題(電柱、放置自転車、お店の看板、商品、店舗前出入口の段差等)  ○地区内の骨格道路(碑文谷公園通り、鷹番通り、バス通り、唐ヶ崎通り)  ・交通量のある道での歩行者の安全面の問題(歩行空間の有効幅員(電柱、看板、植栽等による歩行阻害)、歩行空間の視認性、安全施設、荷捌き車両の路上駐車等)  ○その他主要な生活道路(歩道設置箇所及びその他)  ・スクールゾーン内の安全面の問題(車の進入防止等交通規制の分かりづらさ)  ・鷹番小学校通学路(歩道設置箇所)の段差等の問題(交差点のすりつけ勾配・すり付け方向、段差、個人宅への斜路、誘導ブロック、歩道の有効幅員、障害物(放置自転車、壁掛けの消火器、電柱等)  ・鷹番小学校出入口前の交差点(整備済みマウントアップ方式の歩道への出入阻害)  ・交通安全施設による有効幅員の縮小(ガードレールによる)  ○補助 26号線  ・今後の補助 26号線の整備と併せた歩道環境整備の問題  ○バス停  ・待ち合いスペースの問題(スペース、快適性)  Eその他施設のバリアフリー上の問題(課題6)  ○児童遊園  ・児童遊園出入口部のバリケードの問題(形状、歩行者・ベビーカー・車椅子の通行阻害)  ・出入口部・園内の段差等の問題(段差、道路への飛び出し、トイレの標識等)  4ページ 学芸大学駅周辺地区福祉のまちづくり推進地区 課題(地図)は、TXT版では省略させていただいています。  5ページ  2.地区別方針  「目黒区交通バリアフリー推進基本構想(平成 16年 3月策定)」の地区別構想では学芸大学駅周辺地区では、「地区別方針」が設定されています。「学芸大学駅周辺地区整備構想」(平成 18年度策定)や旧六中跡地利用計画の策定など、策定後の状況変化を踏まえて、「地区別方針」の見直しを行いました。  【見直し後の地区別方針】  学芸大学駅、駅周辺商店街、碑文谷公園などのバリアフリー化をはじめ、これらを結ぶ“高齢者や障害者等、誰もがわかりやすく安全に移動等ができる交通バリアフリーネットワーク”を形成します。  6ページ  3.主要施設・主要経路の選定、推進地区の設定 (1)基本構想における主要施設・主要経路、推進地区設定の考え方  「目黒区交通バリアフリー推進基本構想(平成 16年 3月策定)」では、主要施設等の設定の考え方を以下のように示しています。  【主要施設】  徒歩による利用が多い官公庁施設、福祉施設、商業施設、その他の施設  【主要経路】  特定経路(「交通バリアフリー推進地区(中目黒駅・都立大学駅・自由が丘駅)」におけ る駅と特定施設を結ぶ有効幅員2m以上の歩行空間が、連続して確保される経路)を補完 して、回遊性を形成する経路で、徒歩で主要施設に至る経路、または区民の暮らしを支え る商店街などの経路  【推進地区】  福祉のまちづくり推進地区は、中心となる駅、「主要施設」、「主要経路」とその沿道を取り囲む範囲  学芸大学駅周辺地区の地区別方針では、これに基づき「主要施設」として、“碑文谷公園”“鷹番住区センター”を、「主要経路」として、東西商店街、バス通り(一部)、鷹番通り(一部)、唐ヶ崎通り(碑文谷公園付近の一部)、鉄道高架脇西側の通り、碑文谷公園通り(碑文谷公園以北)、鮫洲・大山線(バス通りから駒沢通り)、補助 26号線(駒沢通り以北)、駅周辺の南北の通り 4本を設定しています。 (2)主要施設の選定  「学芸大学駅周辺地区整備構想(平成 18年度策定)」において、街の拠点として位置づけた施設を基本として主要施設を選定します。  @碑文谷公園  緑の拠点として、周辺住民をはじめ、多くの区民が利用する施設であることから、引き続き主要施設として選定するものとします。  A鷹番住区センター  地域コミュニティ拠点として、多くの利用者があることから、引き続き主要施設として選定するものとします。  7ページ  B旧六中跡地(計画中)  障害福祉機能等の導入が予定されていることから、新たに主要施設に設定するものとします。  C鷹番小学校  地域コミュニティ拠点として、多くの利用者があることから、新たに主要施設に設定するものとします。  D中央緑地公園  拠点や近隣の公園などを結ぶ散策を楽しむことができる「みどりの散歩道」上に位置し、多くの利用者があることから、新たに主要施設に設定するものとします。 (3)主要経路の選定  「学芸大学駅周辺地区整備構想(平成 18年度策定)」において、“主要歩行者ルート”や“みどりの散歩道”と位置づけた路線を基本とし、幹線道路の一部等を加えて主要経路を選定します。  選定にあたっては、徒歩で主要施設に至る人通りのある分かりやすい表通りを選定し、高齢者や障害者等をはじめ、誰もが安全で快適に歩ける空間を確保していくこととします。  主要歩行者ルート:交流拠点周辺をはじめ、みどりの拠点や学校前など、街の拠点を結び歩行者が安全・安心・快適に歩ける主要な歩行者ルート  みどりの散歩道:拠点や近隣の公園などを結ぶ散策を楽しむことができる道  ◇駅と主要施設を結ぶ経路、駅周辺商店街を含む経路  @東西商店街  区民の暮らしを支え、多くの人が利用している商店街であり、主要な通勤・通学路でもあることから、引き続き主要経路として位置づけるものとします。  A鉄道高架脇道路  駅周辺商業・福祉施設や碑文谷公園利用者等が多く利用する主な経路として、引き続き主要経路として位置づけるものとします。  Bバス通り  駅と目黒郵便局を結ぶとともに、バス利用者や沿道商店街利用者等が利用する東西方向の主要な経路として、主要経路の区間を目黒通りまで延伸するものとします。  将来の交通規制も視野に入れて誰もが安全で快適に歩ける空間を確保していくことを念頭に、主要経路として位置づけることとします。  C鷹番通り(バス通りから目黒通り)  鷹番郵便局利用者や碑文谷の田向公園利用者等、多くの人が利用する南北方向の主要な経路として、主要経路の区間を目黒通りまで延伸するものとします。  一部の区間は、交通規制(一方通行化など)と併せて、誰もが安全で快適に歩ける空間を確保していくことを念頭に、主要経路として位置づけることとします。  8ページ  D鮫洲・大山線(バス通り以北)  鷹番通りと連続し、バス利用者や沿道商店街利用者等が利用する主な経路として、引き続き主要経路として位置づけるものとします。  E鷹番通り西側南北通り(バス通りから目黒通り)  バス利用者をはじめ、碑文谷の商業施設利用者等が利用する主な経路として、主要経路を目黒通りまで延伸するものとします。  F唐ヶ崎通り  鷹番小学校と碑文谷公園を結び、バス通り、鷹番通り、碑文谷公園通り等との交通バリアフリーネットワークを形成する東西方向の主要な経路として、主要経路の区間を目黒通りまで延伸するものとします。  G碑文谷公園通り  鷹番住区センター、碑文谷公園利用者等、多くの人が利用する南北方向の主要な経路として、主要経路の区間を目黒通りまで延伸するものとします。  H碑文谷公園通り東側南北通り(バス通りから唐ヶ崎通り)  南北の碑文谷公園通り、鉄道高架脇通りを補完し、幼稚園や駅周辺商業施設利用者等が利用する主な経路として、引き続き主要経路として位置づけるものとします。  ◇「鷹番小学校」「旧六中跡地」周辺生活道路  I鷹番小学校通学路  鷹番住区センター利用者や鷹番小学校利用者等が利用する主な経路として、主要経路の区間を鷹番小学校まで延伸するものとします。  J鷹番小学校前南北通り(補助 26号線から唐ヶ崎通り)  鷹番小学校利用者等が利用し、他の経路と連動して交通バリアフリーネットワークを形成する経路として、新たに主要経路として位置づけるものとします。  K旧六中跡地南通り  旧六中跡地施設利用者や中央緑地公園利用者等が利用する主な経路として、新たに主要経路として位置づけるものとします。  ◇「碑文谷公園」周辺生活道路  L碑文谷公園前東西通り  碑文谷公園利用者等が利用する主な経路として、新たに主要経路として位置づけるものとします。  M碑文谷公園通り西側南北通り  碑文谷公園利用者をはじめ、みどりの散歩道利用者が利用する主な経路として、新たに主要経路として新たに位置づけるものとします。  N目黒通りと碑文谷公園通りを結ぶ道路  碑文谷公園利用者や碑文谷の商業施設利用者等が多く利用し、碑文谷公園通りや目黒通りとの交通バリアフリーネットワークを形成する主な経路として、新たに主要経路として位置づけることとします。  9ページ  ◇地区外周幹線道路  O目黒通りの一部  目黒郵便局や碑文谷の商業施設利用者等が多く利用する主な経路として、新たに主要経路として位置づけることとします。  P駒沢通り  バス利用者や商業施設利用者等が利用する主な経路として、新たに主要経路として位置づけることとします。  Q補助 26号線  補助 26号線(駒沢通り以北)は、隣接する「祐天寺駅周辺地区」の主要経路である補助 26号線とつながる経路として、引き続き主要経路として位置づけるものとします。  現在事業中である補助 26号線(目黒通りと駒沢通りの間)は、旧六中跡地や中央緑地公園利用者等も利用する経路として、新たに主要経路として位置づけるものとします。  (4)推進地区の設定  中心となる駅、新たに選定した「主要施設」、「主要経路」とその沿道を取り囲む範囲を学芸大学駅周辺地区の福祉のまちづくり推進地区と設定します。  推進地区面積:約69ha  主要経路の延長:約11km  10ページ  4.主要事業の選定  主要事業1 鉄道駅及び鉄道高架下施設等のバリアフリー化  【整備方針】  ・誰もが安心して快適に利用できる駅及び交流広場の形成  ・鉄道高架下交差点のバリアフリー化  ・鉄道高架下のバリアフリー化  【事業内容】  ・車椅子やベビーカー使用者等が安全にスムーズに出入りできるコンコース広場の形成に向けた取組み(東西駅前広場との一体化に配慮した駅コンコース出入口部のバリケードの改良等)  ・駅コンコース内の歩行環境の整備(東西駅前広場との一体化に配慮した駅コンコース内舗装の凹凸補修、誘導ブロックの改良等視覚障害者(駅改札利用・通過)の円滑な移動経路の確保)  ・車椅子使用者等が支障なく利用できる券売機への改良  ・東急ストア店舗出入口(段差解消、誘導ブロックの敷設、出入りの安全性確保)  ・高架下自転車駐輪場利用者の安全・快適な出入りの確保(荷捌き車両と交差しない出入口、出入口付近の歩行者等との交錯の危険回避)  ・旧百味街通路出入口のバリアフリー化(段差解消、誘導ブロックの敷設、有効幅員・滞留スペース等の確保)  ・バス通りの鉄道高架脇横断箇所における信号機の押しボタンの改良・押しボタン式の表示の明確化、バリアフリー対応信号機への改良、横断待ち滞留スペース確保、誘導ブロック敷設の検討  ・鮫洲・大山線の鉄道高架下横断箇所における横断歩道等の設置  ・高架下トイレの案内サインの明確化、バリアフリー化  主要事業2 碑文谷公園内施設のバリアフリー化  【整備方針】  ・碑文谷体育館の改修及び耐震化工事と併せたバリアフリー化及び碑文谷公園のバリアフリー化  【事業内容】  ・公園出入口部及び園路の段差の解消等の推進(段差の解消、出入口部の視認性確保、進入防止柵の改良、案内施設の設置)  ・公園南北連絡出入通路横断部の車のスピード抑制・飛び出し防止対策等  ・公園出入口及び公園内施設への案内・誘導の検討  ・碑文谷体育館出入口部における誘導ブロックの敷設  ・碑文谷体育館内のバリアフリー化   11ページ  主要事業3 鷹番小学校及び鷹番住区センターなど、主要な施設のバリアフリー化  【整備方針】  ・誰もが安全に安心して利用できる教育、福祉施設等の形成  【事業内容】  ・鷹番小学校出入口部等の段差等の解消  ・鷹番住区センターの施設出入口部の誘導ブロックの視認性の確保  ・旧六中跡地の整備と併せた、施設のバリアフリー化及び、施設出入口部の段差等の解消(段差の解消、グレーチング幅の改良、誘導ブロックの整備)  ・児童遊園出入口部及び園内段差等の解消、出入口車止めの改良の検討  主要事業4 東西商店街等の歩行環境等の改善  【整備方針】  ・東西商店街をはじめとする商店街における歩行環境、道路横断環境の改善  【事業内容】  ・東西商店街と主要な車の通り(「歩行者優先ゾーン」外周道路(碑文谷公園通り、鷹番通り))との交差点部への車のスピード抑制施設の設置  ・東・西商店街等の道路上の放置自転車や看板類、コード、商品の撤去及び撤去に向けた地域ルールの作成  ・各店舗出入口部のバリアフリー対応の検討  ・東西商店街における電線類の地中化に向けた検討  ・自転車利用ルールの導入や徒歩への転換促進  主要事業5 交差点部の横断環境の改善  【整備方針】  ・主要経路上における道路横断環境の改善  【事業内容】  ・鷹番住区センター、碑文谷公園前、旧六中跡地南バス通り交差点等、主要経路上の、車の交通量の多い道路横断箇所における信号機(押しボタン式)等の設置検討  ・補助26号線が整備された場合の横断環境整備に向けた検討  12ページ  主要事業6 主要経路の歩行空間等の改善  【整備方針】  ・主要経路上における“安全・安心・快適な歩行ネットワークの形成”に向けた「学芸大学駅周辺地区整備計画」と連動した歩行環境等の改善  【事業内容】  ・主要経路上における歩行者空間のカラー舗装整備・改良の段階的取り組み  ・鷹番通りなどの交通規制と連動させた歩行空間の拡幅や交通安全施設等の整備  ・鷹番小学校通学路(歩道設置箇所)マウントアップ方式歩道のすり付け段差や横断勾配の改良、歩道幅員の改善  ・設置済みガードレールの改良等による歩道幅員の確保の検討  ・目黒通りや駒沢通り歩道のバリアフリー化  ・補助 26号線が整備された場合の歩道のバリアフリー化に向けた検討  ・スクールゾーンの進入防止標示の明確化  ・主要経路上における荷捌き車両対策の検討  ・バス停における安全・快適な待ち合いスペースの確保の検討  主要事業7 放置自転車対策  【整備方針】  ・駐輪場の整備、既存駐輪場の利用促進、取締り強化等の実施  【事業内容】  ・鉄道高架下駐輪場の整備  ・新設駐輪場の整備検討(店舗敷地内含む)  ・放置自転車禁止区域の検討、取り締まりの強化  ・短時間駐輪への対応を視野に入れた既存駐輪場及び新設駐輪場等の有効利用促進  主要事業8 バリアフリー対応の案内施設の整備  【整備方針】  ・駅および主要経路上における誘導・案内施設の整備  【事業内容】  ・鉄道駅における、ユニバーサルデザインに配慮した総合案内施設の整備検討  ・主要施設や駐輪場への誘導・案内表示の整備検討  ・分かりやすく、かつ統一された案内表示板や路面表示の設置検討  13ページ 学芸大学駅周辺地区福祉のまちづくり推進地区(地図)は、TXT版では省略させていただいています。  14ページ  5.主要事業の整備プログラム  「4.主要事業の選定」で示した事業内容について、「主要事業区分」、「事業者(事業を行う主体)」、「目標年次(年度)」を示していきます。(※主要事業区分とは、整備箇所にかかる区分を示したものです。)  今後は、この「整備プログラム」をもとに、事業を行うものが主体となり具体的な取組みを進めていきますが、この取組みの実施においては、個別に関係者(当事者となる高齢者や障害者等)や地元の皆さんの意見をお聞きするとともに、関係機関との協議を行いながら進めていくことを基本とします。     *事業内容のうち、○はハード施策、◇はソフト施策を示しています。  主要事業1 鉄道駅及び鉄道高架下施設等のバリアフリー化  鉄道高架の耐震化工事を機に、関係者の協力を得ながら、誰もが安心して快適に利用できる駅及び交流広場を形成します。  鉄道高架の耐震化工事と一体的に、鉄道高架下や交差点のバリアフリー化を、関係者と協議・検討し、取組みます。 ◇車椅子やベビーカー使用者等が安全にスムーズに出入りできるコンコース広場の形成に向けた取組み(東西駅前広場との一体化に配慮した駅コンコース出入口部のバリケードの改良等)  主要事業区分:公共交通  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:22年度以降継続して ○駅コンコース内の歩行環境の整備(東西駅前広場との一体化に配慮した駅コンコース内舗装の凹凸補修、誘導ブロックの改良等視覚障害者(駅改札利用・通過)の円滑な移動経路の確保)  主要事業区分:公共交通、その他  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:21年度以降継続して ○車椅子使用者等が支障なく利用できる券売機への改良  主要事業区分:公共交通  事業者:東急電鉄  目標年次:25年度以降継続して ○東急ストア店舗出入口(段差解消、誘導ブロックの敷設、出入りの安全性確保)  主要事業区分:その他  事業者:東急電鉄  目標年次:21年度から23年度まで ○高架下自転車駐輪場利用者の安全・快適な出入りの確保(荷捌き車両と交差しない出入口、出入口付近の歩行者等との交錯の危険回避)  主要事業区分:公共交通  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:21年度から23年度まで ○旧百味街通路出入口のバリアフリー化(段差解消、誘導ブロックの敷設有効幅員・滞留スペース等の確保)  主要事業区分:道路、その他  事業者:東急電鉄  目標年次:21年度から23年度まで ◇バス通りの鉄道高架脇横断箇所における信号機の押しボタンの改良・押しボタン式の表示の明確化、バリアフリー対応信号機への改良、横断待ち滞留スペース確保、誘導ブロック敷設の検討  主要事業区分:道路、その他  事業者:目黒区、東急電鉄、公安委員会  目標年次:21年度以降継続して ○鮫洲・大山線の鉄道高架下横断箇所における横断歩道等の設置  主要事業区分:道路  事業者:東京都、公安委員会  目標年次:21年度から23年度まで ○高架下トイレの案内サインの明確化、バリアフリー化  主要事業区分:その他  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:21年度以降継続して  15ページ  主要事業2 碑文谷公園内施設のバリアフリー化  碑文谷体育館の改修及び耐震化工事と併せたバリアフリー化及び碑文谷公園のバリアフリー化を図ります。 ○公園出入口部及び園路の段差等の解消の推進(段差の解消、出入口部の視認性確保、進入防止柵の改良、出入口ごとにおける案内施設の設置)  主要事業区分:公園  事業者:目黒区  目標年次:21年度から23年度まで ○公園南北連絡出入通路横断部の車のスピード抑制・飛び出し防止対策等  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区、公安委員会  目標年次:21年度から24年度まで ◇公園出入口及び公園内施設への案内・誘導の検討  主要事業区分:公園  事業者:目黒区  目標年次:21年度以降継続して ○碑文谷体育館出入口部における誘導、ブロックの敷設  主要事業区分:公園  事業者:目黒区  目標年次:21年度から23年度まで ○碑文谷体育館内のバリアフリー化  主要事業区分:公園  事業者:目黒区  目標年次:21年度から23年度まで  主要事業3 鷹番小学校及び鷹番住区センターなど、主要な施設のバリアフリー化  誰もが安全に安心して利用できる教育、福祉施設等を形成します。 ○鷹番小学校出入口部等の段差等の解消  主要事業区分:その他  事業者:目黒区  目標年次:22年度から24年度まで ○鷹番住区センターの施設出入口部の誘導ブロックの視認性の確保  主要事業区分:その他  事業者:目黒区  目標年次:22年度から24年度まで ○旧六中跡地の整備と併せた、施設のバリアフリー化及び、施設出入口部の段差等の解消(段差の解消、グレーチング幅の改良、誘導ブロックの整備)  主要事業区分:その他  事業者:目黒区  目標年次:21年度 ◇児童遊園出入口部及び園内段差等の解消、出入口車止めの改良の検討  主要事業区分:公園  事業者:目黒区  目標年次:21年度以降継続して  16ページ  主要事業4 東西商店街等の歩行環境等の改善  商店街関係者等の協力を得ながら、東西商店街をはじめとする商店街における歩行環境、道路横断環境の改善を図ります。  ○東・西商店街と主要な車の通り(「歩行者優先ゾーン」外周道路(碑文谷公園通り、鷹番通り))との交差点部への車のスピード抑制施設の設置  主要事業区分:交通安全  事業者:目黒区、公安委員会  目標年次:21年度以降継続して  ◇東・西商店街等の道路上の放置自転車や看板類、コード、商品の撤去及び撤去に向けた地域ルールの作成  主要事業区分:その他  事業者:商店街、目黒区  目標年次:21年度から23年度まで  ◇各店舗出入口部のバリアフリー対応の検討  主要事業区分:その他  事業者:商店街、目黒区  目標年次:21年度以降継続して  ◇東西商店街における電線類の地中化に向けた検討  主要事業区分:その他  事業者:商店街、東京電力等、目黒区  目標年次:21年度以降継続して  ◇自転車利用ルールの導入や徒歩への転換促進  主要事業区分:その他  事業者:商店街、目黒区、東急電鉄  目標年次:21年度から23年度まで    主要事業5 交差点部の横断環境の改善  主要経路上における道路横断環境の改善を図ります。 ◇鷹番住区センター、碑文谷公園前、旧六中跡地南バス通り交差点等、主要経目黒区路上の、車の交通量の多い道路横断箇所における信号機(押しボタン式)等の設置検討  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区、東京都、公安委員会  目標年次:21年度以降継続して ◇補助 26号線が整備された場合の横断環境整備に向けた検討  主要事業区分:道路、その他  事業者:目黒区、東京都、公安委員会  目標年次:21年度以降継続して  17ページ  主要事業6 主要経路の歩行空間等の改善  主要経路上における“安全・安心・快適な歩行ネットワークの形成”に向けた「学芸大学駅周辺地区整備計画」と連動した歩行環境等の改善を図ります。 ○主要経路上における歩行者空間のカラー舗装整備・改良の段階的取り組み  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区、東京都  目標年次:22年度以降継続して ○鷹番通りなどの交通規制と連動させた歩行空間の拡幅や交通安全施設等の整備  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区、公安委員会  目標年次:22年度以降継続して ○鷹番小学校通学路(歩道設置箇所)マウントアップ方式歩道のすり付け段差や横断勾配の改良、歩道幅員の改善  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区  目標年次:25年度以降継続して ◇設置済みガードレールの改良等による歩道幅員の確保の検討 主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区  目標年次:22年度以降継続して ○目黒通りや駒沢通り歩道のバリアフリー化  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:東京都  目標年次:22年度以降継続して ◇補助 26号線が整備された場合の歩道のバリアフリー化に向けた検討  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区、東京都  目標年次:21年度以降継続して ○スクールゾーンの進入防止標示の明確化  主要事業区分:道路、交通安全  事業者:目黒区、公安委員会  目標年次:22年度以降継続して ◇主要経路上における荷捌き車両対策の検討  主要事業区分:その他  事業者:目黒区、商店街、公安委員会  目標年次:21年度以降継続して ◇バス停における安全・快適な待ち合い東急バススペースの確保の検討  主要事業区分:公共交通  事業者:東急バス、目黒区  目標年次:21年度以降継続して  主要事業7 放置自転車対策  駐輪場の整備、既存駐輪場の利用促進、取締り強化等を実施します。 ○鉄道高架下駐輪場の整備  主要事業区分:その他  事業者:東急電鉄  目標年次:21年度 ◇新設駐輪場の整備検討(店舗敷地内含む)  主要事業区分:その他  事業者:目黒区、商店街  目標年次:21年度以降継続して ◇放置自転車禁止区域の検討、取り締まり強化  主要事業区分:その他  事業者:目黒区  目標年次:21年度以降継続して ◇短時間駐輪への対応を視野に入れた既存駐輪場及び新設駐輪場等の有効利用促進  主要事業区分:その他  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:21年度から22年度まで  18ページ  主要事業8 バリアフリー対応の案内施設の整備  駅および主要経路上における誘導・案内施設の整備を進めます。 ◇鉄道駅における、ユニバーサルデザインに配慮した総合案内施設の整備検討  主要事業区分:公共交通  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:22年度以降継続して ◇主要施設や駐輪場への誘導・案内表示の整備検討  主要事業区分:その他  事業者:目黒区  目標年次:22年度以降継続して ◇分かりやすく、かつ統一された案内表示板や路面表示の設置検討  主要事業区分:その他  事業者:目黒区、東急電鉄  目標年次:22年度以降継続して 以上