更新日:2011年4月1日
「文化縁」を通した芸術文化の振興に向けて
目黒区では芸術文化振興条例(平成14年度制定)に基づき、平成17年11月に「めぐろ芸術文化振興プラン」を作成しました。今後、このプランに沿い、区民の皆さんのご協力のもと、目黒区の芸術文化をより豊かなものにしていきます。
めぐろ芸術文化振興プランの目的
芸術文化振興プランは、区民の皆さんの主体的な芸術文化活動の充実に向け、芸術文化振興に向けた施策の総合的かつ計画的な推進を図ることを目的に策定するものです。
目黒区芸術文化振興計画策定懇話会報告を踏まえて
芸術文化振興プランの策定に先立ち、芸術文化の専門家や区民の方などで構成される目黒区芸術文化振興計画策定懇話会を設け、目黒区の芸術文化の基本的方向や課題について検討をしていただきました。芸術文化振興プランは、その検討を尊重し策定するものです。
芸術文化振興の目的と目標
人々が主体的に芸術文化活動を行う中で、互いに共感し、感動しあい、人々の間に芸術文化をきっかけとした新しいつながり(「文化縁」と名づけます。)が生まれます。この文化縁は、人々の芸術文化活動をさらに活発化させ、ひいては、区民の皆さんの豊かな生活と活力ある地域社会の実現にもつながっていきます。このような認識のもとに「文化縁」の形成を通した芸術文化の振興を図ることを芸術文化振興の目的とします。
そして、この目的は、次のの三つの目標の密接な関わりを持った展開により達成していきます。
- 1.芸術文化に親しむきっかけづくり
- 2.活発な芸術文化活動の展開
- 3.文化縁の形成
芸術文化振興の担い手
芸術文化の振興は、区民・団体、芸術文化の専門家・専門団体、教育機関、企業等の皆さんと行政がそれぞれの特色を発揮し活動するとともに、お互いに認め合い、連携・協力していくことにより進んでいきます。
行政は、情報や場・機会、制度面等の充実を図り、多くの人が芸術文化に親しむことができる基礎条件を整備していきます。また、区立芸術文化施設(目黒区文化ホール、目黒区美術館)の使命をより明確にして運営を行っていきます。
芸術文化施策の推進
次の3つの視点から芸術文化施策を推進していきます。
- 1.これまで以上に区民や団体の皆さんとの連携・協力を推進していく協働の視点
- 2.区民・団体の皆さんの活動を支援していく視点
- 3.区民の皆さんの参画のもと施策の実施状況の評価・公表を行い、新たな施策の展開に生かしていく評価の視点
リーディングプログラムの推進
芸術文化振興の目的の達成に向けて先導して行う仕組みをリーディング(先導)プログラムと位置付け、先行して重点的に行っていきます。リーディングプログラムは次の3つからなります。
- 1.区立芸術文化施設の機能を高めていく仕組み(芸術文化活動サポートセンター設置プログラム)
- 2.子どもの芸術文化活動を支援する仕組み(子どもへの芸術文化振興プログラム)
- 3.新進芸術家や目黒区にゆかりのある芸術家の活動を紹介・支援していく仕組み(芸術家発掘プログラム)
めぐろ芸術文化振興プラン全文
第1章 計画の策定にあたって
- 1 計画策定の経緯
- 2 芸術文化振興プラン策定の前提
- 3 芸術文化振興プラン策定の目的
- 4 芸術文化振興プランの位置づけ
- 5 計画期間
- 6 芸術文化振興プランの構成
第2章 芸術文化をめぐる状況
- 1 社会的背景
- 2 目黒区をめぐる状況
第3章 芸術文化振興の基本的な考え方
- 1 芸術文化振興の目的
- 2 芸術文化振興の3つの目標
第4章 芸術文化の担い手
- 1 区民(個人)
- 2 団体
- 3 芸術文化の専門家・専門団体
- 4 教育機関
- 5 企業
- 6 行政(目黒区)
第5章 芸術文化振興施策推進の基本的な視点等
- 1 施策推進の視点
- 2 リーディングプログラムの推進
第6章 芸術文化振興にむけた施策の推進
1 施策の体系
第6章 芸術文化振興にむけた施策の推進
2 芸術文化振興の施策
目標1 芸術文化振興に親しむきっかけづくり (PDF:28KB)
目標2 子どもへの芸術文化振興プラグラム (PDF:41KB)
第7章 リーディリングプログラム
- 1 芸術文化活動センター設置プログラム
- 2 子どもへの芸術文化振興プラグラム
- 3 芸術家発掘プログラム
- 1 目黒区芸術文化振興条例
- 2 第35回目黒区世論調査より
- 3 目黒区文化ホール、目黒区美術館自主事業来館者状況
- 4 プラン策定の経過
- 5 プランの検討組織と検討の内容
- 6 目黒区芸術文化振興計画策定懇話会設置要綱
- 7 目黒区芸術文化振興計画策定検討会設置要領
- 言葉の説明
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