更新日:2015年7月4日

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目黒区環境基本計画(平成24年3月改定)

環境基本条例に基づき、平成14年7月、環境基本計画を策定し、環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図ってきました。策定から5年後の平成19年7月に改定を行いましたが、その後、温室効果ガス削減の取り組みを強化するため「エネルギー使用の合理化に関する法律」等の改正や「生物多様性基本法」の制定など、この間、環境行政を取り巻く状況は大きく変化してきました。

加えて、平成23年3月の東日本大震災の発生により、安全安心への区民の関心が高まるとともに、放射性物質対策や節電への啓発、再生可能エネルギーの普及など、環境負荷低減への取り組みが求められています。

このような社会経済状況の変化や新たな課題に的確に対応していくため、環境審議会からの答申を踏まえて、平成24年度を初年度とする目黒区環境基本計画に改定しました。

今後、「目黒区環境基本計画」の実現に向けて、区民、事業者等の環境配慮行動につながる施策を展開するとともに、区民、事業者等と協力・連携して環境への負荷の少ない社会づくりを進めていきます。

改定の主なポイント

  • 重点プロジェクトの見直しを行いました。
  • メリハリのある施策の展開と区民や事業者等との協働により計画を推進していきます。
  • 計画の進捗状況を示す環境指標に加え、区民の満足度を示す体感的な指標を導入しました。

基本目標

「地域と地球の環境を守りはぐくむまち」を実現するため、次の3つの基本目標を掲げ計画を推進していきます。

1 良好な生活環境を守りはぐくむ

生活環境や生物多様性を含めた都市環境の保全を通じて、区の環境そのものの質を高める施策を展開していきます。

2 ライフスタイルの転換で環境を守りはぐくむ

ごみの減量やリサイクル、地球温暖化やヒートアイランド現象といった、私たち一人ひとりがもたらす環境への負荷が少ないライフスタイルへの転換を図ります。

3 環境を守りはぐくむ人づくり(継続)

地域で活動している人々や団体と連携しながら、人づくり・組織づくりの実現を支える横断的な施策を展開していきます。

重点プロジェクト

区の地域特性や環境の課題などを踏まえ、本計画の目標を達成する上で、優先して展開する重点プロジェクトのテーマを設定し、推進します。

テーマ1 地形・地勢を意識した風とみどりと生き物のネットワークづくり

核となる大規模なみどりの保全や目黒川の水質改善、小さなみどりや水場など生き物が生息できる場所(ビオトープ的な地点)の創出を図ります。生き物の生息環境向上を通じて、拠点から面へ風と生き物が行きかう環境を形成します。

テーマ2 節電からはじめるライフスタイルの転換

環境にやさしい行動を賢く選択する暮らし方を「めぐろスマートライフ」と名付け、「目黒ブランド」として確立することを目指し、区民、事業者等へ新しいライフスタイルを提案する仕組み・場をつくります。

テーマ3 地球温暖化対策の推進

中長期を見据えて地球温暖化対策地域推進計画の見直しを図り、住環境整備や取組の見える化により、未来へ広がる目黒の低炭素社会の実現を目指します。

目黒区環境基本計画 全文

目黒区環境基本計画の冊子をご覧になれる場所


環境基本計画の冊子の表紙

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環境保全課

ファクス:03-5722-9401