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更新日:2023年6月1日

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「区政の透明性向上のための3制度」の運用状況の公表

区では、透明性の高い区政を着実に推進するため、「職員倫理条例」、「公益通報者保護条例」及び「契約及び許認可等の業務に対する働きかけに関する取扱要綱」を定め、平成18年4月から運用を開始しました。

この3つの制度の令和3年度運用状況を公表します。今後も、制度の適切な運用を図り、透明で公正な区政の実現に努めます。

1 職員倫理制度(職員倫理条例)

目黒区職員としての行動規範を明確にし、公正な職務遂行の確保を図る制度です。公正な職務遂行を損なう行為の要求があったときは拒否するとともに、職員倫理審査会(弁護士等で構成)に報告し、審議結果を踏まえて区民への公表など必要な措置を行います。また、職員が事業者等などから贈与を受けたときも職員倫理審査会に報告します。

令和4年度の実績

職員倫理審査会への報告はありませんでした。

問合せ先

人事課人事係 電話:03-5722-9650

2 公益通報者保護制度(公益通報者保護条例)

区政における不正行為を予防し、発見・是正するため、身近で把握できる区職員などが第三者機関に通報する際の条件整備を図るもので、通報したことで不利益を受けることがないよう公益通報者を保護する制度です。この通報を受け調査に当たるのは公益通報者保護委員(弁護士)です。

令和4年度の実績

通報件数 1件
通報年月日 令和4年12月26日
通報内容
  • (1)コロナワクチン接種会場で、期限切れのワクチンが用いられた。
  • (2)コロナワクチン接種会場で、ワクチンが冷凍庫の上に置かれ、保管方法として不適切である。
  • (3)通報者が通報内容(1)(2)を進言したところ、接種会場での勤務を応募できない状況となった。
調査結果
  • (1)通報内容(1)について
    期限切れのワクチンが用いられたとの事実は確認できず、用いられているワクチンはいずれも期限内のものと判断される。
  • (2)通報内容(2)について
    冷凍庫の上にワクチンが置かれていたという事実は認められたが、通報者の指摘以降改善された。
  • (3)通報内容(3)について
    通報者に対する応募拒否は、期限切れワクチンの使用等の現場スタッフへの進言が契機となった可能性がある。
区の対応
  • (1)コロナワクチンの接種に際しては、ワクチンの使用期限を遵守しており、引き続き適正な運用を行っていく。
  • (2)コロナワクチンについては、細心の注意をもって保管することを心がけており、引き続き適正な保管に努めていく。
  • (3)委員の報告では、公益通報者が不利益な取扱いを受けたとまでは断言していないことから、医療社団法人及び人材紹介会社に対し、公益通報による不利益な取扱いは制度上認められない旨を所管課を通じて口頭で申し入れを行った。

問合せ先

総務課総務係 電話:03-5722-9205

3 要望記録制度(契約及び許認可等の業務に対する働きかけに関する取扱要綱)

契約及び許認可等の業務に対し、特定の者への利益の付与を目的とした、公平・公正を欠く働きかけがあったときは、その内容等を記録し、組織として適切な対応を行うことで意思決定過程の透明性を確保する制度です。

令和4年度の実績

要望等の記録はありませんでした。

問合せ先

区民の声課区民の声係 電話:03-5722-9416

お問い合わせ

総務課 総務係

ファクス:03-5722-9409