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目黒川でアユ捕獲!「いきもの発見隊」開催(令和元年6月2日)

更新日:2019年6月12日

6月2日(日曜日)、目黒川船入場で「いきもの発見隊」が開催された。
このイベントは、区内在住、在学、在勤者を対象に、普段は入ることのできない目黒川に入り、川にいるいきものたちを捕獲、観察してもらい、身近な自然に対する理解を深めてもらうことを目的に開催しているもので、平成9年度からスタートし、今年度で23年目を迎える。毎年好評のイベントで、今回は294名の参加希望があり、親子連れを中心に、抽選に当たった80名が参加した。

生き物発見隊ののぼり旗と目黒川船入場の様子
目黒川船入場でいきもの探し

長靴を履き、たも網を手に持った参加者は、講師(魚類研究者)の君塚 芳輝きみづか よしてる氏から、いきもの捕獲のアドバイスと川に入るうえでの注意点について説明を受けた後、いきものが沢山いそうなポイントめがけて思い思いに川に足を踏み入れた

川底には藻などが生えており、油断をすると滑って転びそうになるが、最初こそ慎重に歩いていた参加者もすぐにいきもの探しに夢中になった。開始早々、「捕まえた!」と声が上がり、駆け寄ってみるとアメリカザリガニが網に入っており、捕まえた子どもは嬉しそうにアメリカザリガニを手に取って見せてくれた。川は濁りなく、天候にも恵まれたが、本日はなかなか魚の姿が見当たらず苦戦している様子が見られた。「端の方にいるよ」「あっちにいるかな」と親子や子ども同士で協力し合いながらいきものを捕まえる姿があちこちで見られた。

川から上がった参加者は、日除けテントの下で、区の職員から区内の自然や環境について座学を受けた。目黒川の透明度については、長いシリンダーに目黒川の水を入れて子ども達に上から覗き込んでもらい、捕まえた川のいきものがどんな環境で生きているかを感覚的に理解してもらった。参加者は説明を聞きながら、普段身近にある区内の自然について再確認している様子だった。

透明度を観察するためシリンダーを覗きこむ様子
目黒川の水質について学習した

その後、川で捕獲したいきものの観察会が行われ、いきものは種類ごとに水槽に分けられ、子ども達はその姿を熱心にスケッチし、描き終えた後もしばらくその姿をじっと眺めていた。

今回のいきもの発見隊では参加者とスタッフにより9種類のいきもの(ドジョウ、マルタ、アユ、ボラ、スミウキゴリ、マハゼ、アメリカザリガニ、ヌカエビ、ゴカイ)が捕獲され、川の魚と東京湾から上がってくる魚の両方が確認された。兄弟で参加した参加者は「ザリガニの赤ちゃんがすばしっこかった。楽しかった!」と声をそろえて答えてくれた。「目黒川に入ってみたいと思っていたので嬉しいです!」という参加者の声も聞けた。

目黒川で観察された様々ないきものたち
本日観察された様々ないきものたち、左上はドジョウ、左下はアユ、右上はボラ、右下はスミウキゴリ

かつては水質汚濁がひどかった目黒川だが、平成7年以降、東京都によって清流復活事業(落合下水処理場から高度処理水を目黒川に流し、きれいな水の流れを取り戻す事業)が行われると、水質が改善され、東京湾からアユやハゼなどの魚が上ってくるようになり、現在では多くの種類のいきものが観察出来るようになっている。

投げ網を使った調査
投網を使った調査の様子

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