更新日:2018年4月9日
4月5日(木曜日)、目黒区総合庁舎2階大会議室において、平昌2018パラリンピック冬季競技大会のパラアイスホッケー競技日本代表として出場した目黒区出身の堀江 航選手の帰国報告会が開催された。
青木区長の挨拶
帰国報告会では、初めに目黒区を代表して青木英二目黒区長から「今回の平昌2018冬季大会では、ランキングでは上位の各国と対戦されたため、戦績は厳しい結果となりましたが、練習場の確保もままならず、スケート場がクローズした深夜に練習をされていたという報道もありました。また、ソチ大会の時は代表選手でしたが、残念ながら予選突破ならずパラリンピックに出られなかったということで、そういうことを考えれば今回の出場は大変すばらしい結果だったと私は思っております。2022年北京の冬季のパラリンピックでは、普段通り是非頑張っていただきたいと思います。4年後に大いに期待したいと思います。」と挨拶があった。
堀江選手による帰国報告の様子
帰国報告の概要
堀江選手からは「結果としては、世界と戦うことの厳しさを痛感した大会でした。出場8チーム中8位と言うことで皆様の期待に沿うことができなかったことは残念でしたが、大きな会場で、日本の方々も来ていただいて、良い環境の中で試合をできたということは凄く嬉しく思いました。世界と戦う中で、優勝したアメリカ戦では10対0で、完膚なきまで叩きのめされ世界の壁を感じました。環境のせいにしたくないですが、世界と戦うためにどのように取組んでいかないといけないか、体制を変えていかないといけないところはあるかなと痛感しました。幸いなことにテレビやニュースなどで取り上げていただきましたので、ぜひ障害を持った若い方が興味を持っていただいて、この競技をやりたいなと思ってくれる選手が集まってくれたらと思います。そして、選手層を厚くするというのがこの競技の第一の目標だと思っていますので、そのためにもこの素晴らしい大会を経験した私が情報を発信して、メッセージを伝えられる何かをしていければと思います。」と報告があった。
恩師等からのメッセージの様子
続いて、リオ2016パラリンピックで入賞した大西選手(目黒区職員)から堀江選手への質問タイムがあり、更に恩師等からのメッセージが贈られた。
スティックを使用して説明する堀江選手
堀江選手を囲んで記念撮影
最後に、堀江選手を囲んで関係者による記念撮影を行い、帰国報告会は終了となった。
平昌2018冬季パラリンピック パラアイスホッケー試合結果
3月10日(予選) 韓国対日本(4対1)
3月11日(予選) アメリカ対日本(10対0)
3月13日(予選) チェコ対日本(3対0)
3月15日(5位から8位予備選) ノルウェー対日本(6対1)
3月16日(7位から8位決定選) スウェーデン対日本(5対1)
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