更新日:2018年4月20日
4月15日(日曜日)、目黒区総合庁舎大会議室で「WE LOVE めぐろ(講話会)」が開催された。「WE LOVE めぐろ」は、目黒の街を清潔で魅力あるまちとして守っていく運動の一環として、東京目黒ロータリークラブが毎年実施する清掃イベントで、昨年度は少年サッカーチーム、ボーイスカウトや町会・自治会などの区民団体、事業者のほか、目黒区役所、目黒警察署、目黒消防署も含め、約1,000人(約40団体)ものボランティアが参加した。
講話会には約200人の方が参加
10回目を迎える今回も、参加者たちが区内12カ所にそれぞれ集合し、メイン会場の中目黒公園を目指して19のコースに分かれて清掃活動を行う予定であったが、当日はあいにくの雨に見舞われたため、目黒区総合庁舎大会議室で講話会として開催され、約200人の方が参加した。
東京目黒ロータリークラブ羽田会長あいさつ
初めに、主催者である東京目黒ロータリークラブの羽田会長からあいさつがあり、「今回のWE LOVE めぐろのテーマは「ごみを出さない工夫をしよう」です。ちょっとした工夫で、少しずつでもごみを減らしていただければと思います。みなさん自分の大切にしているものは綺麗にされていると思います。その心を目黒にまで広げていただいて、ぜひ目黒を綺麗にしていこう、大事にしていこうという気持ちを育てていただきたいと思います。」と語られた。
青木英二目黒区長あいさつ
東京商工会議所目黒支部相馬会長あいさつ
青木英二目黒区長及び東京商工会議所目黒支部相馬会長からもあいさつがあり、青木区長からは、「目黒区の環境基本計画では、区のリサイクル率を平成37年度までに約32パーセントまで引き上げることを大きな目標に掲げています。また、区民の方にMGR100(M(目黒)・G(ごみ)・R(リデュース)100)ということで、1人1日100グラムのごみ減量をお願いしています。このような機会を通じて、運動が進むことをお願いしたいと思います。」とあいさつが行われた。
目黒区清掃リサイクル課長による講話
講話会では、目黒区清掃リサイクル課長から「資源とごみの分け方」をテーマに、区の年間の資源とごみの排出量、資源ごみとは何かについて説明があり、「排出される、燃やすごみ・燃やさないごみの中にも資源が含まれているため、資源については資源として回収しリサイクルすることで、全体のごみ量も減らすことが出来ます。燃やすごみについては、古紙を資源として分別する、生ごみは水分を切ってから捨てるなどを意識して排出いただければと思います。」と話があった。またMGR100について、区民から寄せられた「ごみ減量アイデア」の紹介と、1人1日100グラムのごみ減量について講話会参加者への協力の呼びかけが行われた。
資源とごみの分け方をテーマに講話が行われた
区の取組みMGR100についても紹介
続いて、目黒区サッカー協会少年の部の島田代表からは、「地域に少年サッカーの活動を知ってもらい、また、地域の方たちと繋がりを持って、地域に根差した活動をしていくことを大切にしています。このWE LOVE めぐろは、子ども達にごみ拾いに参加してもらうことで、将来ごみを捨てない大人に育ってもらうという東京目黒ロータリークラブの願いが込められた活動です。初回より参加させていただいて、大変子ども達のためにもなっております。これからも地域の皆さんと一緒になって活動していきますので宜しくお願いします。」と語られた。講話会終了後には、各参加者にお弁当と飲み物、そして「WE LOVE めぐろ」のロゴが入ったフェイスタオルが配られた。
目黒区サッカー協会少年の部島田代表による講話
この記事の問い合わせ先
東京目黒ロータリークラブ事務局 電話番号 03-3492-1350
