更新日:2018年6月1日
目黒区では5月25日(金曜日)から、熱中症予防のための「涼み処」を開放している。
この「涼み処」は、高齢者の熱中症対策事業の一環として区の施設を開放して実施するもの。
老人いこいの家で行われていたカラオケサークル
気温が高くなる梅雨明けや夏は、高温・多湿・無風状況となり、熱中症が起こりやすくなる。特に熱中症患者の半数以上が高齢者である。年齢が高くなると体の調整機能が低下して、暑さやのどの渇きを感じにくくなり、体内の水分量も少なくなるため脱水状態になりやすい。
「涼み処」で用意されている麦茶
そのため、高齢者センター(1か所)と老人いこいの家(24か所)を「涼み処」として開放し、エアコンや扇風機を稼動させると共に水分補給のための麦茶を常時用意している。また、施設の入り口には「涼み処」ののぼりを立て、通りすがりのかたなど、より多くのかたの利用を促す。
「涼み処」でくつろぐカラオケサークルの方々
本日老人いこいの家を利用していたかたがたも、用意された麦茶を飲みながら会話を交わし、くつろぎの時間を過ごしていた。
老人いこいの家担当者は「涼み処はどなたでも利用できるので、高齢のかただけでなく小さなお子さんを連れたお母さんなども大歓迎です。」と「涼み処」の活用を呼びかけている。
「涼み処」の目印ののぼり旗
なお、高齢者センターと老人いこいの家は60歳以上のかたが利用することのできる施設であるため、施設利用にあたっては利用登録申請を経て利用証の提示が必要であるが、「涼み処」については利用証の提示は不要。緊急避難的に60歳未満のかたの一時利用もできる(孫を連れての利用などを想定)。
この記事の問い合わせ先
健康福祉部高齢福祉課いきがい支援係 電話番号 03-5722-9837
