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目黒区医療的ケア児支援関係機関協議会が発足(平成30年6月18日)

更新日:2018年6月30日

6月18日(月曜日)、目黒区総合庁舎大会議室において第1回目黒区医療的ケア児支援関係機関協議会が開催された。
「医療的ケア児」とは、日常的に経管栄養、たんの吸引や人工呼吸器等の医療的ケアを必要とする障害児のことで、こうした医療的ケア児が地域生活を継続するための支援の充実が求められている。目黒区では、医療的ケア児が心身の状況に応じて地域で適切な支援を受けられるよう、保健、医療、福祉、教育等の関係機関相互の連絡調整及び情報共有、地域ネットワーク及び連携体制の構築等を推進するため、医療的ケア児支援関係協議会を設置した。医療的ケア児支援に関して独立した協議会が設置されるのは23区初の取組。

協議会の開会にあたり青木英二目黒区長からは、「医療的ケアが必要なお子さんが、地域生活を継続していくためには、保健、医療、福祉その他の関係分野において、緊密な連携による支援が重要です。現状では、医療的ケアが必要なお子さんが、利用できるサービスは限られており、区外のサービス事業を利用している方も多くいます。こうした状況に対応し、医療的ケア児の支援が一層充実するよう、この協議会で活発な意見交換や情報共有がされ、ネットワークの構築や相互の連携、地域の理解が一層深まっていくことを期待します。」と挨拶を行った。

協議会の委員は、学識経験者、保健医療、障害福祉、障害者団体、医療的ケア児の家族、教育機関等の各分野の19名で構成され、委員の互選により、会長に狩野 晴子氏(相模女子大学人間社会学部准教授)、副会長に下川 和洋氏(特定非営利活動法人地域ケアさぽーと研究所理事)が選出された。

狩野会長により議事が進められ、医療的ケア児の当事者委員及び関係事業所から現状と課題等について報告が行われた。この中で、医療的ケア児である山田 萌々華やまだ ももかさん(10歳)さんから、「私は骨がとても弱いので寝たきりです。でも、みんなと一緒に笑うことやおしゃべりすることができます。困っている人がいたら声をかけることもできます。だけど学校に行けないので家にいます。人工呼吸器を使っている子は、お母さんと一緒でないと学校に行けません。大人は区別とかするけど私にはよくわかりません。お友達と一緒に勉強したり遊んだりしたいだけです。私はパパとよくサレジオ教会に行き、頑張って勉強しますので私を学校に行かせてくださいと神様にお願いします。」と医療的ケア児の現状を話してくれた

第1回の協議会を終えて狩野会長は、「現場でサービスに携わられている事業者の方とサービスを利用されている当事者の方の思いが伝わってきました。今日の議論を通して、医療的ケア児の方が普通の暮らしを実現するのがいかに大切なことか、また、その難しさについて考えさせられました。こうした当事者の声をベースにしながら今後の支援を考えていかなければいけないし、そのための連携の在り方を協議会で議論していきたいと思います。すぐに結論が出ることではありませんし、子どもたちが大きくなるにつれても問題も変わっていきます。常に新しい問題が出てくると思いますので、継続的な議論が必要と考えます。」と話してくれた。

この記事の問い合わせ先

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