更新日:2018年6月29日
6月23日(土曜日)10時から、目黒区内5カ所および世田谷区1カ所の農園でじゃがいも掘りが行われ、たくさんの親子連れが参加し、じゃがいもを収穫を体験した。
「じゃがいも掘り」ののぼりが目印
このイベントは、農地を都市における貴重なオープンスペースとして保全していくことの重要性を、収穫体験を通じて近隣住民や区民に感じてもらう機会として、区内農業者の所有する農地(区内5カ所、世田谷区1カ所)で行われているもの。事前に申請された株数に応じて、じゃがいもを堀り起こし、自ら掘ったじゃがいもを購入することが出来る(5株800円)。毎年多くの応募が寄せられる人気のイベント。
親子連れなどでにぎわう農園
人気のイベントとあって、今回も農園は開園すぐに参加者でいっぱいとなり、子どもたちの声で包まれた。子どもたちは、農園のかたや親に掘り方を教わりながら、手を土まみれにして懸命に土を掘っていた。参加者は写真を撮ったり、土や葉、じゃがいもをじっくり観察したりして、貴重な体験を思い思いに楽しんでいた。
親子で協力して掘ります
大きなじゃがいもが採れました
参加した子どもたちは出てくるじゃがいもに「大きなじゃがいもが採れた!」と大歓声。普段、触れることの少ない、畑の土を恐る恐るかき分けていた子どもも、掘るたびにどんどん出てくるじゃがいもに「こっちにもまだあるよ!もっと掘ってみよう」と笑顔を見せていた。
たくさん採れました
大きなじゃがいもと笑顔
今回、初めて参加したという親子連れは、「目黒区の中にじゃがいもが採れるところがあるのは驚いた。さっそく今晩の夕食に使いたい」と語ってくれた。また、農園のかたに「来週のきゃべつの収穫体験も来ます」と話して帰る参加者も多かった。
採れたての「きたあかり」
また、農園のかたは「今日は暑くならなかったので、収穫体験をしてもらいやすくてよかった。このじゃがいもの品種は「きたあかり」。採れたてなら刃を入れなくても皮がむけて食べやすく、そのまま蒸かしても、どんな料理にしてもおいしい。しっかり保存すれば秋までもつので、たくさん採っていってほしい」と語ってくれた。
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