更新日:2018年8月9日
7月27日(金曜日)、めぐろパーシモンホール小ホールにて「子どものためのワークショップ2018 ダンスワークショップ発表会」が行われた。公募で集まった小学4年生から中学3年生までのメンバー32名が7月24日(火曜日)から26日(木曜日)に行われたワークショップ(練習)の内容を発表した。
ワークショップの様子(写真提供:めぐろパーシモンホール)
本講座では、講師に「コンドルズ( NHK「サラリーマンNEO」、「からだであそぼ」でお馴染み、世界で活躍するダンスカンパニー)」を主宰する、近藤良平氏とメンバーのスズキ拓朗氏を迎え、ダンスの枠にとどまらない表現方法で、子どもたちの内に眠る可能性を引き出した。
息の合ったダンス
難しいバランスにチャレンジ
発表会の上演作品は「となりのガキはよくガキくうガキだ」。発表会では、子どもたちの魅力が最大限に発揮された作品がステージいっぱいに披露された。時には観客席の中まで入りこんでくる迫力や子どもならではのユーモアのある動き、斬新な組体操などに、訪れた観客・保護者などからは大きな拍手が送られた。また、その場で擬音のお題を出され、近藤氏のピアノ伴奏と共に子ども達が即興でお題にあわせたパフォーマンスを行った。子どもたちの動きを見てお題が何か答えるクイズも行われ、講師のスズキ氏の軽妙な進行とお題に合わせた近藤氏のピアノも相まって会場に一体感が生まれていた。
斬新な組体操
個人の見せ場もありました
昨年に引き続き参加したという渡邉心さんは「去年参加して楽しかったので、また参加しました。4日間で短くて不安だったし、始めはどうなるのかなと思う振付もありました。間違ったところもあったけど、振付は楽しかったです」語ってくれた。
また、今年初めて参加したという高尾芽衣さんは「お母さんが見つけてきてくれて、ダンスが好きなので参加しました。私は人見知りで不安だったけど、楽しくやっているうちにみんなと打ち解けて、だんだんみんなで作っているという意識になりました」と語ってくれた。2名とも「絶対また参加したいです」と次回の開催と参加を望んでいた。
終演後に記念撮影
講師を務めた近藤氏は「みんな暴れん坊で面白かったです。非常に元気なので、きっちりするのは最初からやめ、いい意味でのびのびとやりました。あっという間に仲が良くなって、あっという間に創作意欲が出たので、何も困らなかったです。こんな行き当たりばったりな感じでも、30分ぐらいの「本番」の時間ががあると、記憶にきゅっと残るんです。ただのワークショップだけだと経験になってしまうものが、今回のように発表までやり遂げたことで、子どもたちには「発表する面白さ」が残るかなと思います」と話してくれた。
この記事の問い合わせ先
めぐろパーシモンホール 事業課 電話番号 03-5701-2913
