更新日:2018年9月6日
期間中のパーシモンホールはバレエ一色
目黒区を拠点に世界で活躍を続ける東京バレエ団が、めぐろパーシモンホールからバレエの魅力を発信するお祭り。バレエをはじめとした舞台芸術の普及や、芸術を介した地域住民の交流や地域の活性化を図ることを目的として行う。
内容は東京バレエ団による公演や、レッスン・リハーサルの見学会、バレエ初心者から参加できるレベル別のワークショップ、ミニトゥシューズのデコレーションやティアラの制作体験などが行われた。また今年は、恒例の「スーパーバレエMIX BON踊り」がパワーアップ。元ベジャールバレエ団の小林十市氏を振付・指導にむかえ、プロジェクションマッピングで花火を投影し夏祭りの雰囲気を盛り上げた。
真剣な表情でレッスンを受ける子どもたち
基本の動きはみんなバッチリ
23日(金曜日)に行われた、今よりもっと上達したいバレエ経験者のためのレッスン「もっと上手に」では、東京バレエ学校教師の坂井直子氏の指導を受けるため、バレエ歴1年以上の小学校1年生から3年生が集まった。密度の濃い指導に、児童たちも真剣な表情で取り組んでおり、参加した児童は「いつものレッスンより難しかったけど楽しかった!頑張ってつま先を伸ばしたら痛くなっちゃった。」と話してくれた。
職人の技を間近で見学
また、プロの職人がトゥシューズ製作を実演する「トゥシューズを知ろう!」は恒例の大人気企画。会場には約90人の参加者が集まり、一からトゥシューズを作る工程を学んだ。トゥシューズのつま先部分は何でできているかや、工程を見たからこそ分かるケアの仕方などを教わると、子どもたちは一生懸命にメモを取っていた。
素敵なティアラが完成!
細かい作業に真剣なまなざし
「ティアラをつくろう!」のワークショップでは、参加した子どもたちが自分でデコレーションしたティアラを頭に付け、嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
そのほかにも、バレエが好きな人はもちろん、体験したい人、観劇したい人、親子で楽しみたい人など、経験や男女を問わず、子どもから大人まで様々な人がバレエを楽しめる、内容盛りだくさんのイベントとなっており、期間中のめぐろパーシモンホールはバレエ一色となった。
この記事の問い合わせ先
公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 めぐろパーシモンホール 電話 03-5701-2913
