更新日:2018年12月4日
11月25日(日曜日)、第3回目黒シティラン(健康マラソン大会)を開催した。
本大会は、「区民のための、区民がつくる、来街者を巻き込んだ誰もが楽しめるスポーツイベント」をテーマに、区内の主要幹線道路(駒沢通り・自由通り・目黒通り・山手通り)を走るマラソン大会として平成28年度から開催しているもので、メインコースである10キロメートルのマラソンコースの他に、2.5キロメートルミニマラソンや1キロメートルウォーキングも開催し、区内外や年齢を問わず多くのランナーが参加した。
大会の開催にあたり、大会組織委員会会長である青木英二目黒区長は「この素晴らしい天候のもと、目黒のメインストリートを駆け抜けてください!」とあいさつを行った。続いて、本大会でスターターを務める読売巨人軍監督の原辰徳氏は「目黒シティランは読売巨人軍と同じくらい大切に思っております。どうか頑張ってください。」と語り、スタートを控えたランナー達から大きな拍手があがった。また、第1回大会から引き続き、スペシャルゲストとして10キロメートルコースのランナーとして参加する君原健二氏(1968年メキシコオリンピックマラソン銀メダリスト)からは「もう77歳になり、10キロメートル走るのも中々大変になってきていますが、今日も完走を目指して頑張ります!」とあいさつがあった。
開会式で挨拶する青木英二目黒区長とスペシャルゲストの君原健二氏
8時30分、10キロメートルコースでは原辰徳氏による号砲とともに、約3000人のランナーが3回に分けてのウェーブスタート方式により、目黒区総合庁舎前をスタートし、再びフィニッシュ地点となる目黒区総合庁舎前を目指し、1周10キロメートルの主要幹線道路を駆け抜けた。
10キロメートルコーススタートの様子
昨年に引き続き、スタートの号砲は原辰徳氏が担当
給水所前を駆け抜けるランナー
目黒通りを駆け抜けるランナー
爽やかな秋風とともに都心のメインストリートを駆けたランナー達は、ゴール直前の「けこぼ坂」でラストスパートをかけ、それぞれに充実した面持ちでゴールを果たした。「チーム気仙沼」と書かれたユニフォームを着ていたランナーは「今年気仙沼市に災害派遣されていたメンバーで参加しました。いつも走ってはいますが、アップダウンがきつかったです。目標のタイムは切ることが出来たのでよかったです!」とマラソンを終えた感想を語ってくれた。
3人とも見事完走のチーム気仙沼
スマにゃんと一緒に完走の記念撮影
8時48分より開催された2.5キロメートルミニマラソンでは、親子ペアの部、小学生の部、中学生以上の部として、計約850人のランナーが参加し、その後、9時9分からは1キロメートルウォーキングも行われた。日常的にマラソンに親しんでいるランナーもそうでないランナーも、思い思いにマラソンに参加し、いずれのコースにおいても、自分にあったペースで楽しそうに走っている姿が印象的であった。10キロメートルコース沿道6カ所では、トキワ松学園中学校高等学校ダンス部、八雲学園ドリル部など、複数のグループがダンスや太鼓演奏等による応援を行い、中目黒小学校会場には、ホイップるんやスマにゃんをはじめとする区内のゆるキャラ達が大集合し、イベントを盛り上げた。
ランナーを応援するゆるキャラ達
10時10分から、目黒区総合庁舎会場において表彰式が行われ、10キロメートルコース総合男子、総合女子の1位から5位までの選手がそれぞれ表彰された。総合男子の部では、32分34秒のタイムで齋藤 拓也さんが1位に輝き、総合女子の部では、38分16秒のタイムで森田 光希さんが1位に輝いた。
10キロメートルの部上位入賞者によるフォトセッション
マラソンを終えたランナー達からは達成感から笑顔がこぼれ、「のぼり坂がきつかったけど最後までなんとか走れた。」、「目標のタイムを切れた!」等の声があがっていた。
この記事の問い合わせ先
目黒シティラン実行委員会事務局(目黒区オリンピック・パラリンピック推進課内) 電話番号 03-5722-9361
