更新日:2018年12月11日
11月26日(月曜日)、区立緑ヶ丘小学校(校長:若林研司)において、未来のオリンピアンとの交流学習が行われた。
目黒区とケニア共和国大使館は、東京2020大会への機運醸成の一つとして、昨年11月にホストタウン事業にかかる覚書を調印しており、この度、未来のオリンピアンを緑ヶ丘小学校に迎えて、全校生徒(生徒数220人)と交流学習の授業が行われた。迎えた選手は、ケニア共和国出身の「ローレンス・グレ」さん。グレ選手は札幌学院大学の1年生で、出雲駅伝(1区)や全日本大学駅伝(2区)に出場するなど実力のある選手。未来のオリンピアンとして期待されている選手と直接コミュニケーションを取ることで、競技をより身近に感じてもらい、より主体的にオリンピック・パラリンピックに参画する意識を醸成していくことを目的として行われた。
校庭で行われた交流学習の様子
交流学習は第1部(1から3年生)と第2部(4から6年生)の2部構成で行われ、グレ選手が現れると「
児童(1から3年生)と楽しく走るグレ選手
質問タイムに続いて、グレ選手と一緒にかけっこが行われた。前回はあいにくの雨天であったため、体育館でのかけっことなったが、今回は青空のもと、思いっきり走ることができた。かけっこの後グレ選手は、「みんな走るのが早くて少し驚きました。これから陸上の練習と勉強を一生懸命がんばったら、きっと活躍できる選手になると思います。」と感想を話してくれた。一緒に走った児童からは、「一緒に走れてうれしかった。」「思いっきり走ったけど、グレ選手は本当に速くて追いつけなくてびっくりした。」と感想を述べていた。
児童(4から6年生)と気持ちよく走るグレ選手
交流学習に続いて、グレ選手は4年生の児童たちと一緒に給食タイムを過ごした。今日の給食はグレ選手の母国である「ケニア共和国」のメニューで歓迎。「ガーリックピラウ(コメを使ったケニアの郷土料理)、ギゼリ(豆のトマト煮込み)、サモサ(揚げ餃子)、チャイゼリー(紅茶と牛乳とシナモンで作ったゼリー)、牛乳」と、心づくしの献立となっていた。児童と一緒に給食を味わったグレ選手は、「ふるさとケニアの味がして、とてもおいしかった。」と話してくれた。
給食を受け取るグレ選手
4年生の児童たちと給食を楽しんだ
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