更新日:2018年12月5日
目黒区内の保育園において、細菌性赤痢の集団発生の事例がありました。
感染拡大防止のため、園では登園の自粛をお願いしたほか、10月27日から29日の期間で休園し、その間に目黒区保健所は園とともに、再度保育園の徹底した消毒を行いました。
感染者全ての陰性確認が終了してから2週間が経過したこと、11月5日以降新たな発生届の提出がなく30日間経過したことから、本日、終息と判断しました。
1 概要
- 目黒区内の保育園(1園)に通園中の園児が下痢、血便を呈し、受診の結果、10月12日に細菌性赤痢と診断され、同日医療機関より発生届が提出されました。
- 10月23日の時点で感染者数は21名でしたが、その後、同じ園の園児等に感染が広がり、11月4日までに、園児28名、職員4名、保護者4名、合計36名の発生届が提出されました。重症の方はいませんでした。
- 11月20日に提出された検便検査で、感染者の陰性確認は全て終了しました。
2 終息の判断
感染症専門医、目黒区医師会、東京都からいただいた意見を踏まえ、細菌性赤痢の潜伏期間等を考慮して、次の2つの要件により、終息を判断することとしました。
- 新たな感染者が確認されずに30日間経過すること
- 菌の陰性確認が終了してから2週間経過すること
12月4日までに新たな発生届の提出がなく、また、11月20日から2週間が経過したことから、本日終息と判断いたしました。
この記事の問い合わせ先
健康推進部 保健予防課 電話 03-5722-9896
