更新日:2018年12月14日
どんな家にしようかな、気分は一級建築士
12月8日(土曜日)、目黒区総合庁舎2階大会議室において、親子で楽しむことができ毎年人気のイベントとなっている「お菓子の家づくり教室」が開催された。今年で13回目の開催を迎えたこのイベントには、51組の親子が参加し、お菓子の家づくりにチャレンジした。
開会後、どんなお菓子の家にするのかを考え、設計図(スケッチ)を作成するところから始まった。東京建築士会目黒支部(通称「MAG」)の建築士からお菓子の家設計図の説明を受けた後、アドバイスを受けながら、思い思いに設計図を作成した。設計図が出来上がると、設計図の確認申請を行うためMAGの建築士に提出し、MAG会長の確認印が設計図に押され、「これなら大丈夫!」と認められると、子どもたちは待ちに待ったお菓子を使った家づくりにとりかかった。
「これなら大丈夫」建築確認済みの設計図
まず、講師の建築士からビスケットを使った屋根の組み方、アイシングの使い方、カッターの使い方など、お菓子の家づくりの基本について説明を受けた。子どもたちは、時折建築資材の味見をしながら、お菓子の形やアイシングの色に悩みながら煙突を作ったり、屋根や壁を飾りつけたりしていた。また、子どもよりもお父さんやお母さんのほうが熱心に家づくりに取組む様子も見られた。時間がたつにつれ、子どもたちの夢がいっぱい詰まったオリジナルデザインのお菓子の家が出来上がっていった。
夢あふれる家を建築中
最初に屋根を作りました
青木英二目黒区長による完了検査
それぞれの家が完成すると、目黒区長と目黒区住宅課長がお菓子の家の完了検査を行い、完了印が押された家から、お菓子の街に設けられた街区の番地に並べられ「お菓子の街」が完成した。家の土台にはLEDライトが取り付けられ、カラフルで甘い匂いのするお菓子の街を一層華やかに彩っていた。
完了検査にも立ち会った目黒区長は、「家は一人の力では建ちません。みんなで協力することが必要です。学校やおうちで過ごすときも協力することが大切です」という言葉を「お菓子建築士認定書」とともに小さな建築士たちに贈っていた。
参加した子どもは、「お菓子の家づくり教室は去年に続いて2回目の参加です。今年は2階建ての家に挑戦してみて、難しかったけど楽しかったです。去年のお菓子の家は、家に帰ってすぐ食べたけど、今年はどうしようかな・・・」と感想を話してくれた。
夢とアイデアいっぱいの家がたくさん建ちました
お菓子の街をライトアップして記念撮影
この記事の問い合わせ先
都市整備部 住宅課 居住支援係 電話番号 03-5722-9878
