更新日:2018年12月27日
12月8日(土曜日)、目黒区中小企業センターにて「カルタDEめぐろ」の制作に協力した生徒・教員を招いてカルタのお披露目会が開催された。「カルタDEめぐろ」はカルタで遊びながら目黒区の魅力を知ってもらうことをコンセプトに、区内の中高生が中心となって、中高生が感じる目黒区の魅力、見所をカルタにまとめたもので、平成28年の制作開始から多くの関係者の協力により、約2年をかけて平成30年12月に完成した。
制作にあたっては、読み札の案を区内の児童館に来館する中高生や第九中学校、東山中学校、目黒中央中学校、大鳥中学校が協力して作成し、区内の一部中学校及び児童館に来館する中高生を対象に投票が行われ、持ち寄られた多数の案の中から最終的な読み札が決定された。また、決定した読み札に合わせて、第九中学校、東山中学校、目黒中央中学校、大鳥中学校の美術部生徒、私立目黒学院中学校・高等学校の生徒会生徒の協力により絵札の作成が行われ、私立八雲学園中学校・高等学校の書道部生徒の協力により読み札の文字が毛筆で記載された。カルタの製造は下目黒福祉工房により行われ、印刷された読み札、絵札のシールは手作業で1枚1枚、札に貼り付けられた。
今回のお披露目会では、制作に協力した生徒にカルタの完成品が初めてお披露目され、カルタを手渡された生徒達は読み札と絵札を照らしあわせながら嬉しそうに確認していた。また、実際に拡大印刷したカルタを使ってお披露目会に参加した生徒全員で遊んでみる時間が用意され、学校や学年の違う参加者に初めは遠慮気味に絵札を取っていた生徒たちも次第に熱中し、自分が作成した札は必ず取ろうと絵札に飛びつき、大きな盛り上がりを見せた。
「カルタDEめぐろ」の制作事業は、カルタの制作をとおして中高生に目黒区をより知ってもらうこと及びカルタの制作をとおして区内の公私立中学・高校と区が連携を図り、中高生事業を活性化することを目的としている。今回のお披露目会に参加した生徒で、絵札の作成に協力した中学生生徒は「自分が描いた絵がカルタという形になって嬉しいです。このカルタの制作をとおして、目黒の魅力について深く知ることができました。たくさんの人に使ってもらい、目黒の魅力について知ってもらいたいです。」と語ってくれた。また、制作に協力してくれた生徒が通う学校の教員は「1枚1枚から作った人の思いが伝わってくる、見ていて笑顔になるカルタになったと思います。生徒たちが楽しそうに交流する様子が何より嬉しかったです。」と語ってくれた。
この記事の問い合わせ先
子育て支援部子育て支援課東山児童館 電話番号 03-3791-4613
