更新日:2018年12月21日
12月16日(日曜日)、目黒区民センターホールほかにおいて、「ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2018」が開催された。
この催しは、目黒区在住、在学の中学生・高校生が主体となり企画から開催までを実行委員会形式でおこなうイベント。大人たちと世代を超えて連携を図り、中高生の社会参加と地域の活性化を目的として実施されるものである。
第9回目を迎える今回は、「10代ハンパないって。平成最後の冬の祭典」をスローガンに、バンド演奏、ダンス発表、Nゲージ操作体験、「カルタDEでめぐろ」お披露目会、募金活動などを始めとした様々な催しが開催される。当日は運営スタッフとして中高生が地域住民や協力団体関係者と協力し合いながら開催された。
オープニングを飾った都立国際高校JapaneseStyle部の演奏
オープニングでは、この度完成した「カルタDEでめぐろ」が青木英二目黒区長に贈呈された。「カルタDEでめぐろ」はカルタで遊びながら目黒区の魅力を知ってもらうことをコンセプトに、区内の中高生が中心となって、中高生が感じる目黒区の魅力、見所をカルタにまとめたもので、平成28年の制作開始から多くの関係者の協力により、約2年をかけて完成したもの。贈呈を受けた青木区長は、「このカルタには、目黒区の花(ハギ)・木(シイ)・鳥(シジュウカラ)がしっかりうたわれている、とても素敵なカルタです。皆さんの若い視点で作られたカルタを、今後の街づくりにもいかしていきたいと思います。」と、お礼を述べた。
「カルタDEめぐろ」を受け取る青木英二目黒区長
続いて行われたオープニングイベントでは、「都立国際高校Japanese Style部」による和楽器演奏(太鼓・琴・三味線・篠笛)が披露され、華やかで勇壮なオープニングとなった。ホール会場では、和楽器演奏のほか、バンド演奏、ダンス発表等が行われ、10代のエネルギーが炸裂していた。
10代のエネルギー炸裂のバンド演奏
催しの会場は、目黒区民センターホール、ホール前中庭、第1・2集会室、体育館と4つに分かれ、販売、地域連携、地域防災、東日本大震災復興支援、カルタ遊び、バスケットボール大会等、内容に応じて分類された10の各部門で様々な催しが行われた。
みんながフェスタを楽しんだ
未成年飲酒防止活動のブース
ホール前中庭会場では、サッポロホールディングス株式会社との共同企画である、パッチテストによるアルコールの耐性診断や専用のゴーグルを装着した疑似酔っ払い体験等の未成年飲酒防止活動が行われ、お酒との付き合い方について、親子で学ぶ来場者の姿も見られた。
第1・2集会室会場では、Nゲージ(ジオラマ)の操作体験、ポップコーン、カナッペなどの販売コーナーのほか、「カルタDEめぐろ」の実物を使用した「カルタ遊び」が行われた。カルタ遊びに参加した人たちからは、「ずっと目黒に住んでいますが、カルタで目黒の魅力を再発見することができて良かったです。」「久しぶりにカルタで遊んで楽しかった。目黒の知らないところを知ることができました。(読み札を)読んでくれた人たちが作ったって知って、すごいと思いました。」「みんなで遊びながら目黒のことを知れて楽しかったです。」と感想を話してくれた。また、会場を訪れた方は、「図書館の帰りにふらっと遊びに来ました。中学生も高校生も積極的で感心しました。カルタの取り組みもとても良く出来ていて、この子たちがどんな大人になるのか将来が楽しみですね。」と嬉しそうに話してくれた。
カルタで目黒区を再発見
カルタって、楽しい!
この記事の問い合わせ先
子育て支援課 東山児童館 電話 03-3791-4613
